ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

週刊朝日「市川亀治郎×林真理子」

2006-06-16 23:18:45 | 歌舞伎
6月13日発売だった、週刊朝日(6月23日号)本日購入。

決闘!高田馬場(林さん←というと最近アノ林さんを思い出してしまう(~o~)
は、チケット取れず未見だそう。)から、ロンドン公演の話(対談は遠征前)、
大河ドラマ、猿之助劇団のことに絡んで御曹司・梨園談義、結婚観まで、
多岐に渡る話題が出ましたが、ちょっと通り一遍な感じ?

まあ、紙面の都合があるので仕方ないと承服出来る範囲ではありますが、
立て板に水!な亀ちゃんのことだから、
ひとつづつ掘り下げていったら、もっともっと興味深い話が聞けそう~!!
雑誌一冊分語れそうですね。

猿之助さんのことを「伯父さん」ではなく、
「猿之助さん」と語るのを聞いて(読んで)、
また、どっきりしてしまう方もいるかもしれませんが(~_~;)
猿之助さんも、猿翁さんのことを「祖父、お祖父さん」と言ったり
「猿翁さん」と言ったりすることもあるので、とにかく、亀ちゃん
歌舞伎観をはじめとする物の見方や、調子が、いつもながら
猿之助節だから(いや、亀治郎節と言ってあげるべきか)
そんな、語り口なのも折り込みズミってことで!

林さんも、あとがきで亀ちゃんのこと文楽人形のように
整った綺麗なお顔立ちと賞賛してましたが、
ここ、2~3年、ぐっと大人の良い顔になりましたよね~

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ラブレターズ

2006-06-16 01:07:28 | その他の演劇
ラブレターズに市川段治郎さんご出演!

パルコ劇場、ラブレターズインフォメーショントップ
メタマクにかまけてて(~_~;)ちょっと、澤瀉情報おろそかになってました。
今日、締め切りだったので、あわてて昨夜、段ちゃんのFC会員の方に
チケットの手配を依頼。滑り込みセーフ!?
いえ、一般発売はこれからのようですけれどね。

段治郎さんの出演は、東京:パルコ劇場8月4日(金) 19:00

【前売開始】 2006年7月1日(土)

●イープラス http://eplus.jp/ (パソコン&ケイタイ)
●チケットぴあ 0570-02-9966(Pコード370-218)、
          0570-02-9999(音声認識)/9988(オペレーター)
●ローソンチケット 0570-08-4003(Lコード39916)
             0570-00-0407(オペレーター)
●CNプレイガイド 0570-08-9999

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りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ          第四弾「オセロー」情報

2006-06-16 00:17:04 | りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ
あらっ!先日ロムった時にはなかったけれど、
りゅーとぴあの公式サイトの「オセロー」公演案内
笑也さん、谷田さん、植本さんの画像がアップされています。

別に、掲載されている案内自体は変わっていないのですが(当然!)
こうして、主要な役者さんの画像が入るだけで、
なんだかワクワク度が高まります。拵えしてるワケでもないのに~。

原作の方はすでに、松岡版、福田版とも読破。
次は、マクベスの時は読まなかった、小田島版を読んでみようかな~
小田島訳も結構舞台にかかる事が(他の作品でも)多いようなので。

しかし、やっぱり福田版は、スーパー歌舞伎チックです。科白廻しが。
兵を「もののふ」と訳してあったり。
そして、マクベス読んだ時に、ふと福田さんの観劇経歴はどうなんだろう…
と思い浮べたのですが、やっぱり歌舞伎に造詣の深い方なんですね。
っていうか、福田さんのような知識階級にとっては、
基礎的な教養の範囲なのかもしれないけれど。
この本の解題で、オセローの事を「歌舞伎でいう辛抱立役」と記述していて
通勤車内で(←の時間を利用し読書)ひとりで大ウケしてしまいました。

確かに!!

そして、こんなに戦には長けた将軍なのに、
イアーゴの策略に、何故、こうもたやすく嵌ってしまうのか、オセロー。
戦術を立てる時のように、どうして裏の裏まで読むことをしないのかしらん…
(ま、そうでないとこの物語が成立しないのだけど(~_~;))
ちょっとプロットが甘いミステリーを読むような感じではあったけれど、
“王位を狙う”マクベスの話よりは
市井の一般人でも、さらに身近にというか身につまされる
愛と猜疑心に翻弄されるお話。

惚れた相手の浮気を疑っている段階って
実際、現場を目撃するより、辛いような気がする。
現実より妄想(想像)の方に、より苦しめられる…
誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
私も、「決着のつかない状態」というのがイチバン辛い(かな?)

谷田さんはオセローの雰囲気にピッタリだと思うし
前回、バンクォーの造形がとても素晴らしかったから、ホント楽しみです。
口跡も良いし、所作も綺麗な役者さん。
笑也さん演じる、ひたすら、純粋で一途(ある意味世間知らず)な
デズデモーナは、歌舞伎の娘役の類型のひとつにもありそうな役どころです。

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