ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

猿之助十八番の内「當世流小栗判官」千穐楽

2006-03-27 00:41:02 | 歌舞伎
一部は観ることが出来なかったのですが、
二部には間に合い楽の観劇を致しました。

未見の人には、芝居そのものより気になる?(笑)
カーテンコールのことなど。

常と同様、ドカ雪(笑)のあと一度幕が閉まりましたが、
拍手が鳴り止まず開きました!!
中央の右近さんが、猿之助さんが初のアメリカ公演のとき
ユルブリンナーのカテコを見てヒントを得た(笑)方式の
立ったまま、上手から下手、一階、二階、三階と睥睨した後、
同じように舞台に立っている切り口上メンバーを
右近さんが、促す形でひとりづつ紹介。一歩づつ前へ出て、礼。

その後、再度、座り直し、右近さんからご挨拶が。
猿之助十八番を国立でかけたのは初めてであること、
劇場、松竹など関係各所、師匠猿之助さんへの謝意
そして、客席、ファンへの謝意と今後の支援もよろしくといったような
シンプルといえばシンプルな内容ではあったのだけれど、
なんか、しみじみと胸に染み入り、泣けてしまった(/_;)

そして、これからもこういう機会(国立での猿之助十八番の上演)が
あることを願って、皆で一本締め。これは上手いな~と思いました。
鑑賞教室のときのように、何度も何度もカテコの拍手が
続くのを、ある意味防いでいた。
楽なので、搬出等もあるでしょうし^^;

二部の口上では、一部の概要を説明のあと、
猿之助さんの碁盤乗のパネルが降りてくるのです。
初日、ちょうど二部はセンターかぶりつき!と
いったあたりだったので、ホント、ビックリして涙腺決壊。
その後、何度か観た際には、ある程度心構えも出来てるし
大丈夫だったけれど、今日は、やっぱりここでも、
かなり、ぐっと来るものがありました。

毎回、このパネルを前にして「師匠の元で頑張ります。」という
文言ではあったけれど、今日楽は、特別な想いに包まれてしまい…

今日は客席もかなり埋まってました。
暖かな雰囲気の良い千穐楽でした。

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