今日は日曜日ですが、寺子屋でした。
高校生の定期テスト前なので、卒業生も何人かいらっしゃって、ほとんど満席でした!
7/7(土)の午後3時~5時にも寺子屋を開きますので、ご予約の上、ご利用ください
さて、先々週の小学生国語道場クラスで読んだ本のご紹介です。
こちらの本から、『まほうのナシの木』というお話を読みました。
こちらは『聊斎志異』という、中国のお話を集めた古い本に出てくる物語です。
昔々、中国のある町の道端で、ナシ売りがナシを売っていました。
そこへ、一人のおじいさんが通りかかりました。
肩に鍬を担いで、その先に包みを一つぶら下げていました。
おじいさんの顔はしわくちゃで、着物はぼろぼろです。
おじいさんは、ナシ売りの車の前に立ち止まって、丁寧にお辞儀をして言いました。
「私は、のどがかわいてなりません。どうかそのナシをたった一つだけ、めぐんでくださいませんか。」
でも、ナシ売りは
「冗談ではないよ。このナシは、ただでできたナシではない。たった一つだって、ただではやれないよ。」と、相手にしません。
おじいさんとナシ売りは、どちらも後に引きません。
それを見かねた見物人が、
「それほどお金が欲しいなら、これでこのじいさんに、ナシを一つ売ってくれ。」とナシ売りにお金を渡しました。
ナシ売りは、一番小さいナシをおじいさんに渡すのですが…
ここからの展開が物凄い!
まるでイリュージョンを見ているかのよう!
まるでイリュージョンを見ているかのよう!
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