先週の小3オンライン国語クラスでは、長文読解問題で使用されていたこちらの本をご紹介しました。
サクラさんは、山の村の雑貨屋さんをきりもりするおばあさん。
そして、この雑貨屋さんには、カッパやキツネなど色々なお客様がやってきます。
この本には、この雑貨屋さんにまつわるお話が6話収録されています。それぞれ1話ずつ読んでももちろん楽しいのですが、第1話のエピソードが最終話につながるなど、全体の構成もとても面白いです。
春夏秋冬、それぞれの季節感が存分に味わえるお話で、どの登場人物(生物?)も優しく、心温まります。そして、雑貨屋さんで物の交換をしているのですが、お金は介していないのです!お金を介していないからこそ、相手から受け取ったものが、受け取った人の生活の中で生きてくる様子がリアルに立ち上がってきます。本当の豊かさとは、こんなことなのだろうなぁと思わされます。
読んでいる間は、時間の流れが、心なしかゆっくり感じられました。
国語の物語文などを解いていてお話の前後が気になるときは、もとの本を読んでみるのをお勧めします!読書の楽しさに目覚めるきっかけになるかもしれません。
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