小4国語教科書の最後には、『初雪のふる日』というお話が載っています。
そこで、2月の第2週の小学生国語クラスでは、そのお話の絵本を読みました。
秋の終わりの寒い日。
村の1本道に、小さな女の子がしゃがんでいます。
その道には、ろうせきでかかれた石けりの輪が、どこまでも続いていました。
女の子は、ろうせきの輪の中に、ぴょんととびこんでみました。
すると、女の子の体は、軽くなってゴムまりのようにはずんできて……
最初は楽しそうですが、だんだん不穏な雰囲気になってきます。
幻想的ですが、かなり怖いお話です。
お話の世界に、一気に引き込まれていきます。
クラスでも、生徒さんと一緒にドキドキしながら読みました。
安房直子さんの世界を楽しめる1冊です。
教科書に載っている作品を本で楽しむと、作品としての面白さが際立ってくるように思います。教科書で出合って気に入った作品があれば、改めて本で読んでみることをお勧めします。
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