読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『はがぬけたらどうするの? せかいのこどもたちのはなし』(小2に読んだ本)

2018年03月13日 | 世界に目を向ける本
小学生は、乳歯が抜けかわる時期ですね。
日本では、上の歯が抜けたら縁の下に投げ、下の歯が抜けたら屋根の上に放り投げますが、他の国はどうなのでしょうか。

そこで、先週の小2国語クラスでは、こちらの本を読みました。
はがぬけたらどうするの?―せかいのこどもたちのはなし
セルビー・ビーラー 文 ブライアン・カラス 絵 こだまともこ 訳
フレーベル館

この絵本では、タイトル通り、世界中の子どもたちが歯が抜けた時にどうするのかということが紹介されています。
授業の読み聞かせの時間で全部読むのは難しそうだったので、クラスでは、お子さんに気になる地域を選んでもらいました。
読んだのは…
・北アメリカ
・アメリカ大陸先住民
・南アメリカ
・中央アフリカと南アフリカ
・東ヨーロッパ 北アジアと中央アジア
・東アジア

アメリカやカナダでは、抜けた歯を枕の下に置いておくと、寝ている間に「歯の妖精」がやってきて、抜けた歯を持って行ってお金を置いていってくれます。そして、面白いのが、ネズミ(名前は色々。「エル・ラトン」が多い?)が歯を持って行ってくれてお金を置いていってくれるという国も多いこと!

また、キルギスでは、抜けた歯をパンの中に丸め込んで動物に食べさせるそうです。一番いいのがネズミ(白くて丈夫でとがった歯をしていて、歯が生えるのもはやいから)。犬に食べさせたりしたら、犬の歯みたいに黄色くてみっともない歯が生えてくるからダメなのだそうです…。しかし!アメリカ大陸先住民のユピークは、抜けた歯を肉やパンの中にうめて、雌犬に食べさせるのだそうです!それが一般的な習慣なのだとか。

So many countries, so many customs.という英語の表現(日本語で言うと、「ところ変われば品変わる」といったところでしょうか。)がありますが、まさにその通り!
様々な習慣があり、興味深いです。

絵本の最後のページには、世界各国の習慣をどのように調査したかが書かれていますが、筆者の行動力にも脱帽です!

お子さんも、興味津々で聞いていました
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