読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『くにのはじまり』(小2に読んだ本)

2017年12月12日 | 童話・昔話・名作
小学生国語クラスでは、毎回「朝日小学生新聞」の記事を音読しています。
書評コーナーを読むこともあるのですが、その際は、お子さんと気になる本を一緒にチェックします。
12月第一週の小2国語クラスでは、以前、書評コーナーでチェックしたこちらの本を読みました。
日本の神話〈第1巻〉くにのはじまり
赤羽末吉・絵 舟崎克彦・文
あかね書房

こちらの絵本では、伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)の国造り、伊邪那岐が伊邪那美を探しに黄泉の国へ行く話、天照大御神・月読神・須佐之男の命が生まれる場面が描かれています。

小2クラスで使っている国語のテキストに、以前、天照大御神と須佐之男の命が登場するお話が読解教材として載っていたので、お子さんは「天照大御神のお話は、この間読んだね。」と興味津々の様子でした。

伊邪那岐が女鬼たちから逃げるシーンは恐ろしいのですが、伊邪那岐が女鬼たちに繰り出すアイテムが面白い!
山ぶどうの実を実らせたり、筍を生やしたり…。
そして、食べ物が目の前に現れるたびに、思わず食らいついてしまう女鬼たち…。
食い意地が物凄くて、ちょっと笑えます

この絵本は、日本の神話の重要部分を押さえながら、短く面白くまとめられています。
日本の神話を知る入り口として、おすすめの絵本です。
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