3月末にシカゴで開かれる、Association for Asian Studies学会にて、パネルをもちます。(だいぶ前にも一度このブログでお知らせしたように思うのですが、近づいてきたので再度のお知らせ。)
"Gender-free backlash on the internet and beyond: national politics and feminism in the 21st century Japan"というパネルのタイトルです。いわゆる「ジェンダーフリー論争」を、インターネット、そしてリアルの政治現場の両方に視野をおきながら、様々な角度から検証してみるという内容。
パネリストは、ローレン・コーカーさん、荻上チキさん、小山エミさん、斉藤正美さんと私。そして司会とディスカッサントは、シカゴ大学教授の山口一男さんがご担当くださいます。
この企画、だいぶ前から実はあたためていたもので、いわば満を持してシカゴのAASを狙って提出したもの。「ジェンダーフリー論争」に関して、これ以上のメンバーはなかなか組めないだろう、、とオーガナイザーの私も自画自賛したい気分(笑)。なんといっても、chikiさん、macskaさんのリアルな場でのそろい踏みというのは、初めてのこと。記念すべき事態なわけです。
そして、このメンバーと山口一男さんという組み合わせはちょっと意外、と思われるかもしれませんが、国の男女共同参画、ワークライフバランス政策に関わりながら、JANJAN市民記者をされたりなど、ネットの動きもおさえている、すなわち、「ジェンダーフリー」「男女共同参画」とネットの動きと両方をおさえておられる北米ベースの研究者として、唯一といっていい存在であるのが山口一男さんでした。山口一男さんがご参加くださることで、最新の国の動きも射程にいれられるパネルになったと思います。地方の状況について発表をされる斉藤正美さんとの絡みも楽しみ。
学会サイトはこちら。
このSaturday をクリックして、2:45pm~の時間帯のところに掲載されているパネルです。
土曜の午後、というけっこういい時間帯をとれました。
ということで、AASご参加予定の方々はぜひご参加ください。
また、学会後に、レメ[トなどもブログなどの媒体にアップしていくことになるかと思います。
以下セッション情報貼付けます。
ーーー
SESSION 188. 2:45 P.M.–4:45 P.M.
Michigan B, Level 2
Gender-free Backlash on the Internet and Beyond: National Politics and Feminism in 21st Century Japan
Chaired by Kazuo Yamaguchi, University of Chicago
(Un)making Sense of “Gender-free” and “Backlash”
Tomomi Yamaguchi, Montana State University
Freedom from What? Definitions of “Gender” in the Gender-free Controversy
Lauren Kocher, Independent Scholar
Interrupting the “Gender-free” Backlash on the Internet: Political Implication of “Sociality of Connectedness” in Japanese Cyberspace
Chiki Ogiue, Independent Scholar
Convergence of Xenophobic Uprising and Feminism Online: Japanese Internet Users’ Responses to Mainichi Shimbun’s Denigrating Depictions of Japanese Women and Girls
Emi Koyama, Independent Scholar
Gender Equality Measures and the Politics of Implementation at the Local Level
Masami Saito, Toyama University
Discussant: Kazuo Yamaguchi, University of Chicago
アブストラクトは「グローカルフェミニズム研究会」ブログに貼付けましたので、ご参照ください。
"Gender-free backlash on the internet and beyond: national politics and feminism in the 21st century Japan"というパネルのタイトルです。いわゆる「ジェンダーフリー論争」を、インターネット、そしてリアルの政治現場の両方に視野をおきながら、様々な角度から検証してみるという内容。
パネリストは、ローレン・コーカーさん、荻上チキさん、小山エミさん、斉藤正美さんと私。そして司会とディスカッサントは、シカゴ大学教授の山口一男さんがご担当くださいます。
この企画、だいぶ前から実はあたためていたもので、いわば満を持してシカゴのAASを狙って提出したもの。「ジェンダーフリー論争」に関して、これ以上のメンバーはなかなか組めないだろう、、とオーガナイザーの私も自画自賛したい気分(笑)。なんといっても、chikiさん、macskaさんのリアルな場でのそろい踏みというのは、初めてのこと。記念すべき事態なわけです。
そして、このメンバーと山口一男さんという組み合わせはちょっと意外、と思われるかもしれませんが、国の男女共同参画、ワークライフバランス政策に関わりながら、JANJAN市民記者をされたりなど、ネットの動きもおさえている、すなわち、「ジェンダーフリー」「男女共同参画」とネットの動きと両方をおさえておられる北米ベースの研究者として、唯一といっていい存在であるのが山口一男さんでした。山口一男さんがご参加くださることで、最新の国の動きも射程にいれられるパネルになったと思います。地方の状況について発表をされる斉藤正美さんとの絡みも楽しみ。
学会サイトはこちら。
このSaturday をクリックして、2:45pm~の時間帯のところに掲載されているパネルです。
土曜の午後、というけっこういい時間帯をとれました。
ということで、AASご参加予定の方々はぜひご参加ください。
また、学会後に、レメ[トなどもブログなどの媒体にアップしていくことになるかと思います。
以下セッション情報貼付けます。
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SESSION 188. 2:45 P.M.–4:45 P.M.
Michigan B, Level 2
Gender-free Backlash on the Internet and Beyond: National Politics and Feminism in 21st Century Japan
Chaired by Kazuo Yamaguchi, University of Chicago
(Un)making Sense of “Gender-free” and “Backlash”
Tomomi Yamaguchi, Montana State University
Freedom from What? Definitions of “Gender” in the Gender-free Controversy
Lauren Kocher, Independent Scholar
Interrupting the “Gender-free” Backlash on the Internet: Political Implication of “Sociality of Connectedness” in Japanese Cyberspace
Chiki Ogiue, Independent Scholar
Convergence of Xenophobic Uprising and Feminism Online: Japanese Internet Users’ Responses to Mainichi Shimbun’s Denigrating Depictions of Japanese Women and Girls
Emi Koyama, Independent Scholar
Gender Equality Measures and the Politics of Implementation at the Local Level
Masami Saito, Toyama University
Discussant: Kazuo Yamaguchi, University of Chicago
アブストラクトは「グローカルフェミニズム研究会」ブログに貼付けましたので、ご参照ください。
http://www.shisokan.jp/hansei-joseigaku/tayosei/
ジェンダーチェックについては、『「ジェンダー」の危機を超える!―徹底討論!バックラッシュ』(青去ミ)で丹波雅代さんが言ってたり、斉藤正美さんも言ってましたが、不十分な批判のままになってますね。