同僚たちのオフィスをみていて、いつも不思議に思うことがある。オフィスの部屋には部屋全体用の蛍光灯がついているのにもかかわらず、それをつけずに、自ら持ち込んだと思われる電気スタンドのみをつけて、暗い中で仕事をしている人たちが妙に多いのだ。その持ち込み電気スタンドは、デスク用の場合もあれば、リビングのカウチ横におくようなタイプのもののときもあるが、共通する点は、すべて暗めの白熱灯であること。
私が使っている建物のオフィスは、窓はあるものの小さいので、昼間でも電気をつけないと暗いのだ。しかしながら、アメリカ人たちはあえて暗い中仕事をするのが好きなようなのだ。先日オフィスを訪問した、ほかの学部の教員も、部屋をあえて暗くして、持ち込んだちょうちん風デザイン(紙製の電気スタンドの傘)スタンドのみをつけて仕事をしていた。
もうひとつ不思議なのは、オフィスはリノリウム製の床なのだが、その上の一部分にひくラグをもちこんでいる人たちが多いこと。大学のお聡怩フ人は、リノリウム製の床部分しか聡怩オないと思うので、その絨毯部分の聡怩ヘどうなっているのか謎である。自ら聡恚@を持ち込んで聡怩オている人はみたことないし、かといって洗えるラグで、時々家に持ち帰って洗濯しているようにも見えない。結果、皆さんが持ち込んでいるラグ部分は、相当ほこりだらけで汚くなっているのではないか、それがたまりにたまっているのではないか、という気がしてならないのだ。もちろん、そのラグは土足で踏みまくっているわけだし。
昨日、のりさんさんとの電話の会話でこの話をしたら、のりさんさん大学でもやはり同じ現象がみられるとのことだった。のりさんさん大学では、電気スタンドすらつけず、暗い中でコンピュータの光だけで仕事をするという強者もいるらしい。
ということで、これは私の大学だけに限定された現象ではなさそうだ。モンタナ限定か、といえば、暗い部屋を好む人たちの出身地は全米にわたっているので、そうでもなさそうだ。(シカゴ大学の教員オフィスはもっと窓が大きかったように思うので、少なくとも昼間は明るく、気づかなかった。)
日本育ちの私は、「勉強するときや本を読むときは、部屋を明るくして、デスクスタンドもつけなさい」といわれて育ってきた。そして、勉強用の電気としては、蛍光灯のほうがベターとされてきたように思う。アメリカでも、「電気の節約にもなるし、目にもやさしい」と蛍光灯が店などでは宣伝されているのだが(フルスペクトラムライトが目にやさしい、と昨今けっこう宣伝をみる)、大学オフィス生息のアメリカ人たちは、蛍光灯があるにもかかわらず、あえてわざわざ家からもちこんだ白熱灯スタンドを使い、一部だけぼやーっと明るくした状況で、暗いオフィスで仕事をしているのだ。
オフィスを暗くし、白熱灯の黄色い光にこだわり(?)、ラグをひく、ということから、この人たちはオフィスを家と同じようにすることで、リラックスできる空間を作りたい、って思いでもあるのかなあーと想像する。たしかに、アメリカ人の家は妙に暗くしてあることが多い。暗いことこそがリラックスできる空間だ、という価値観がどっぷり浸透しているんだろうかな。
しかしながら、私の場合、へんに暗いと妙に落ち着かない気もするし、リビングならまだしも、オフィスでそれでは目が悪くなりそうだ、、と人ごとながら気になってしまう。そして、暗いオフィスに人を訪ねていくのも、なんか落ち着かない気分になる。そして、ラグも、あまりに聡怩オないとほこりがたまって健康にもよくないのでは、、などと、よけいなことまで気になってくる。
長い間暮らしていても、いろいろ不思議なことがまだまだ多いアメリカ生活なのだった。
私が使っている建物のオフィスは、窓はあるものの小さいので、昼間でも電気をつけないと暗いのだ。しかしながら、アメリカ人たちはあえて暗い中仕事をするのが好きなようなのだ。先日オフィスを訪問した、ほかの学部の教員も、部屋をあえて暗くして、持ち込んだちょうちん風デザイン(紙製の電気スタンドの傘)スタンドのみをつけて仕事をしていた。
もうひとつ不思議なのは、オフィスはリノリウム製の床なのだが、その上の一部分にひくラグをもちこんでいる人たちが多いこと。大学のお聡怩フ人は、リノリウム製の床部分しか聡怩オないと思うので、その絨毯部分の聡怩ヘどうなっているのか謎である。自ら聡恚@を持ち込んで聡怩オている人はみたことないし、かといって洗えるラグで、時々家に持ち帰って洗濯しているようにも見えない。結果、皆さんが持ち込んでいるラグ部分は、相当ほこりだらけで汚くなっているのではないか、それがたまりにたまっているのではないか、という気がしてならないのだ。もちろん、そのラグは土足で踏みまくっているわけだし。
昨日、のりさんさんとの電話の会話でこの話をしたら、のりさんさん大学でもやはり同じ現象がみられるとのことだった。のりさんさん大学では、電気スタンドすらつけず、暗い中でコンピュータの光だけで仕事をするという強者もいるらしい。
ということで、これは私の大学だけに限定された現象ではなさそうだ。モンタナ限定か、といえば、暗い部屋を好む人たちの出身地は全米にわたっているので、そうでもなさそうだ。(シカゴ大学の教員オフィスはもっと窓が大きかったように思うので、少なくとも昼間は明るく、気づかなかった。)
日本育ちの私は、「勉強するときや本を読むときは、部屋を明るくして、デスクスタンドもつけなさい」といわれて育ってきた。そして、勉強用の電気としては、蛍光灯のほうがベターとされてきたように思う。アメリカでも、「電気の節約にもなるし、目にもやさしい」と蛍光灯が店などでは宣伝されているのだが(フルスペクトラムライトが目にやさしい、と昨今けっこう宣伝をみる)、大学オフィス生息のアメリカ人たちは、蛍光灯があるにもかかわらず、あえてわざわざ家からもちこんだ白熱灯スタンドを使い、一部だけぼやーっと明るくした状況で、暗いオフィスで仕事をしているのだ。
オフィスを暗くし、白熱灯の黄色い光にこだわり(?)、ラグをひく、ということから、この人たちはオフィスを家と同じようにすることで、リラックスできる空間を作りたい、って思いでもあるのかなあーと想像する。たしかに、アメリカ人の家は妙に暗くしてあることが多い。暗いことこそがリラックスできる空間だ、という価値観がどっぷり浸透しているんだろうかな。
しかしながら、私の場合、へんに暗いと妙に落ち着かない気もするし、リビングならまだしも、オフィスでそれでは目が悪くなりそうだ、、と人ごとながら気になってしまう。そして、暗いオフィスに人を訪ねていくのも、なんか落ち着かない気分になる。そして、ラグも、あまりに聡怩オないとほこりがたまって健康にもよくないのでは、、などと、よけいなことまで気になってくる。
長い間暮らしていても、いろいろ不思議なことがまだまだ多いアメリカ生活なのだった。