自然の慣性に身をまかせて

自然から得られた重力と遠心力をスキーでいかに推進力に変換できるか楽しんでいる山猿510の記録です。

120128白馬・犬川上流雪崩事故

2012-01-30 22:58:46 | 記事
日本雪崩ネットワークからの情報です。
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2012年1月28日に長野県・白馬村犬川上流で発生した雪崩事故の現場調査を、1月29日に行いましたので、その概略を速報としてお知らせ致します。数値等は速報値ですので、この後、変更される可能性もあります。
  
●データ●
日付: 2012年1月28日
時間: 12時15分頃
場所: 白馬・犬川上流(地形図)

種類: 面発生乾雪表層雪崩
規模: size 3(標高差630m/上部破断面標高1550m、デブリ末端標高920m)
  
破断面: 東~南東、幅300m以上、高さ50-150cm、斜度30-45度
弱 層: こしもざらめ雪(粒度0.5-1.0mm、硬度1F、厚さ2-10cm)
滑り面: 融解凍結クラスト(硬度P)
  
●行動●
グループ: 2人
種別: 山スキー
内容: スキー場山頂部から登山道を通って外に出た後、南東に面した林間部を滑走していた。当日は視界が悪く、途中で誤って沢状地形の端に入ったことに気づき、引き返そうとした時に誘発。斜面内にいた1名が流され、約5mの深さに埋没し、死亡した。

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