自然の慣性に身をまかせて

自然から得られた重力と遠心力をスキーでいかに推進力に変換できるか楽しんでいる山猿510の記録です。

初ゲレンデは凹んだり、楽しんだり、

2013-12-29 16:28:26 | ゲレンデスキー
冬でも生ビールが一番大好きな山猿です。


今シーズン初のゲレンデです。
パウダー目当てにゲレンデに着くものの、あまりお粉がなさそうな感じ(泣)

完全にパウダーが食えると思って車にはEHP君を待機させていたけど、なさそうな感じがしたので
凹み気分で白ドバチョイス。


しかーーーし、上部に行くと、、、、パウさんありました。

また凹む。

EHP君を出動させるべきだった。

ジャムは一度下に降りると時間がかかるので、セミファットといわれる白ドバ君にかんばってもらう。


最近センター100overのゴーダマ君に慣れてしまったおかげか、求めている浮力がなく、
一緒に滑ったしゅう爺さんのゴーダマ君の浮をみてしまい、また凹む

しかし、この沈む感じも慣れてくると面白い。
なによりゴーダマ、EHP、B4にはない、沈む、不安定といったちがう楽しみを今回感じることができた。

たまにはいいいですね。セミファットも、(今や85はセミファットにもならないかもしれないけど)

そして一緒に行っていたFumiさんに「この板はかっこいいね」と言われて、またニコニコに

なんだかんだで、私も白ドバ好きです。

というか、自分の持っている板、みんな大好きだな

なんだか考えさせられた。

2013-12-25 20:58:57 | 自分のための勉強
って話です。思わずのせてしまいました。

Friendly president 心やさしい大統領



【ムヒカ大統領のスピーチ】

会場にお越しの政府や代表のみなさま、ありがとうございます。
ここに招待いただいたブラジルとディルマ・ルセフ大統領に感謝いたします。
私の前に、ここに立って演説した快きプレゼンテーターのみなさまにも感謝いたします。

国を代表する者同士、人類が必要であろう国同士の決議を議決しなければならない素直な志をここで表現しているのだと思います。


しかし、頭の中にある厳しい疑問を声に出させてください。

午後からずっと話されていたことは「持続可能な発展と世界の貧困をなくすこと」でした。

私たちの本音は何なのでしょうか?
現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することでしょうか?

質問をさせてください。

ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てばこの惑星はどうなるのでしょうか。
息するための酸素がどれくらい残るのでしょうか。

同じ質問を別の言い方ですると、西洋の富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を世界の70億~80億人の人ができるほどの原料がこの地球にあるのでしょうか?

可能ですか?

それとも別の議論をしなければならないのでしょうか?
なぜ私たちはこのような社会を作ってしまったのですか?

マーケットエコノミーの子供、資本主義の子供たち、即ち私たちが間違いなくこの無限の消費と発展を求める社会を作って来たのです。

マーケット経済がマーケット社会を造り、このグローバリゼーションが世界のあちこちまで原料を探し求める社会にしたのではないでしょうか。

私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか?あるいはグローバリゼーションが
私たちをコントロールしているのではないでしょうか?


このような残酷な競争で成り立つ消費主義社会で「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのでしょうか?


どこまでが仲間でどこからがライバルなのですか?


このようなことを言うのはこのイベントの重要性を批判するためのものではありません。

その逆です。我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではありません、政治的な危機問題なのです。

現代に至っては、人類が作ったこの大きな勢力をコントロールしきれていません。逆に、人類がこの消費社会にコントロールされているのです。


私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。

幸せになるためにこの地球にやってきたのです。


人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。

ハイパー消費が世界を壊しているのにも関わらず、高価な商品やライフスタイルのために人生を放り出しているのです。

消費が社会のモーターの世界では私たちは消費をひたすら早く多くしなくてはなりません。

消費が止まれば経済が麻痺し、経済が麻痺すれば不況のお化けがみんなの前に現れるのです。

このハイパー消費を続けるためには商品の寿命を縮め、できるだけ多く売らなければなりません。

ということは、


"10万時間持つ電球を作れるのに、1000時間しか持たない電球しか売ってはいけない社会" にいるのです!

そんな長く持つ電球はマーケットに良くないので作ってはいけないのです。

人がもっと働くため、もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。

悪循環の中にいるのにお気づきでしょうか。

これはまぎれも無く政治問題ですし、この問題を別の解決の道に私たち首脳は世界を導かなければなりません。

石器時代に戻れとは言っていません。マーケットをまたコントロールしなければならないと言っているのです。

私の謙虚な考え方では、これは政治問題です。

昔の賢明な方々、エピクレオ、セネカやアイマラ民族までこんなことを言っています


「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ 」


これはこの議論にとって文化的なキーポイントだと思います。

国の代表者としてリオ会議の決議や会合をそういう気持ちで参加しています。

私のスピーチの中には耳が痛くなるような言葉がけっこうあると思いますが、みなさんには水源危機と環境危機が問題源でないことを分かってほしいのです。

根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。

そして、改めて見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。

私は環境資源に恵まれている小さな国の代表です。私の国には300万人ほどの国民しかいません。

でも、1300万頭の、世界でもっとも美味しい牛が私の国にはあります。

ヤギも800万から1000万頭ほどいます。

私の国は食べ物の輸出国です。こんな小さい国なのに領土の90%が資源豊富なのです。

私の同志である労働者たちは、8時間労働を成立させるために戦いました。

そして今では、6時間労働を獲得した人もいます。

しかしながら、6時間労働になった人たちは別の仕事もしており、結局は以前よりも長時間働いています。

なぜか?

バイク、車、などのリポ払いやローンを支払わないといけないのです。

毎月2倍働き、ローンを払って行ったら、いつの間にか私のような老人になっているのです。

私と同じく、幸福な人生が目の前を一瞬で過ぎてしまいます。

そして自分にこんな質問を投げかけます。

"これが人類の運命なのか?"

私の言っていることはとてもシンプルなものですよ。

発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。

発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。


愛情や人間関係、

子どもを育てること、

友達を持つこと、

そして必要最低限のものを持つこと。


これらをもたらすべきなのです。幸福が私たちのもっとも大切なものだからです。

環境のために戦うのであれば、人類の幸福こそが環境の一番大切な要素であるということを覚えておかなくてはなりません。

ありがとうございました。

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そして、まったく上記の記事とは関係ないけど、


つぶやき炎上…即解雇の波紋 一瞬で人生台無し、米メディア注意喚起

私はつぶやく機器を持っていないですので、つぶやかないですが、
この内容はブログにも当てはまると思います。

言葉の重み、表現への責任、いろいろ考えさせられました。

朝練2.3

2013-12-23 12:32:19 | 山スキー朝練
休日のお昼は何故だか眠くなる山猿です。

素敵な3連休。
もうスキーしたくてしたくて、、行ってしまいました。またいつもの練習所


今回は重雪対応能力の高いゴーダマ君

今日は緩やかな斜面の方が雪も走って気持ちよかった。
そして一緒に行ってくれたFumiさん、気持ちよさそうにパウ君堪能


お互い楽しくてテンション↑

福井はやっぱり素敵です。

朝練でマラソンよりは、、、ということで翌日も、、

登りも滑りもワンランク上のことをさせてくれるゴーダマ君で連ちゃんライド
朝に息子の送り迎えがあるので、それまでに戻ってくるということで

今回は朝早く出て、少し高めのところからのライド
上部はあまりにも気持ちよく「おかわり」しちゃいました。

下部でも前日気持ちよかった緩斜面で板が走り、結局下部では3本ライド

どうにかお約束の時間に滑り込みで家に戻り、無事息子の送り迎えもできた。

スキーはやっぱりいいね。

03-04シーズン始動

2013-12-15 14:23:32 | 山スキー朝練
焼酎のおいしいがわからず、、いつかは焼酎の味のわかる男になるという密かな夢がある山猿です。

とうとうシーズンインさせていただきました。
場所はいつもの福井の練習所

現地到着しても、天候は雪ではなく雨!!
重ーい雪で、下部は型崩れなしのハードバックスノー

2本最初に下部での滑降は、ターンできず、ほとんど直滑降
今日は訓練と割り切った方がいいのか??


少しでもいい雪を求めて旧ゲレンデ頂上まで、のんびりハイク
すると下部よりは軽い雪に遭遇

下部での滑りにくい雪質を知っていただけに、上部は想定以上にいい雪質のご褒美にニンマリ
でも写真を見ていただけれわかると思いますが、粉雪舞うようなパウではないです。

シーズン初めとしては、贅沢、贅沢。

今日は大根おろし、和風ドレッシング添えパウダーと命名。

上部の比較的な良質な雪で、足も慣れてきて、どうにか最後の下部もそれとなく滑れた




滑降後再び二人でまたニンマリ

最初の雨から考えれば、結構状況はよかったかも、
でも重い雪に、うまくターンできなかったり、前転したりもした。
いい勉強にもなった。

やっぱりスキーは面白い。

今年も楽しみ






アバランチナイト in 東京―― Ustream ライブ配信のお知らせ のお知らせ

2013-12-09 17:46:48 | 自分のための勉強
アバランチナイト in 東京―― Ustream ライブ配信のお知らせ

自然の声をしっかり聴かずに知識ばかり振り回すのもどうかと思いますが、
知識もないのはもっと問題かもしれません。と この頃山仲間と話した後になんだか急に反省してしまいました。

なにがいいたいかというと自分の無知さに恥ずかしくなってしまった、、ということです。

ということで、もう一度 読み物だけでも、私のできる範囲でもしっかり読みたいと思いました。

私が山スキーをはじめた時に購入した本


この「雪山に入る101のコツ」の改訂版が


それにしても、この手の内容は、
自分が思っていることを、文章で適切に記載する難しさを感じます。
作家ってすごいな、、と



12月10日追記
 所々聞き逃したところはありましたが、アバランチナイトをほとんど聴講できた。
 やはりこういう話は定期的に聞くのは重要だと思った。
 そして最後の質問者はRock&show冬号で新たなスキーグレードを提案していた skialpinistさんだったのでは?と
 あんな質問ができるぐらいの知識がみんなあるような日本の社会ができるように日本雪崩ネットワークの皆様は
 一生懸命啓蒙されているんだなと今回の話を聞いて思いました。

 
 
 ほんとに感謝です。