自然の慣性に身をまかせて

自然から得られた重力と遠心力をスキーでいかに推進力に変換できるか楽しんでいる山猿510の記録です。

ラストジャム

2012-03-29 17:26:15 | ゲレンデスキー

行ってきました。極悪 平日スキー

前もって購入していたジャム券がまだ一枚あり、長男に一緒に行く?と聞いたことろ
長男がもう一度ジャムに行きたいということで長男と行ってきました。


天気は晴天。

最初はバーンも硬かったけど、ポカポカ陽気のおかげですぐにバーンは緩み、気分は春スキー

お兄ちゃんもすごく滑れるようになり、一緒に滑ってもあまりストレスなく滑れるようになった。

出来る出来ないは別として

整地では、板の反りを利用したクロスオーバーを楽しみ
コブでは、昔流行ったバンク滑りと、モーグルの直線滑りを楽しみ
飛びでは、失敗しまくりで楽しんだ。



長男もなぜかボックスで楽しんでいる。

今日はカービングちっくなことも教えたら、板のRを楽しんでいた。

スキーは楽しんだもん勝ちを既に体感している長男。そんな長男の姿を見れて父さん嬉しいです。


昼になるとゲレンデ下部は妖怪板つかみがいっぱい出現してたけど、そんなゲレンデも楽しい。


「やっぱり、スキーの最終形は山スキーだよな、いつかはあの経ヶ岳にシュプールつけたいよな」
なんては言っているような、言っていないような。
(ばれていると思いますが、この写真はブログ用の完全なやらせです。)

週末は天気が良くないので山には行けなさそう。
さすがに山に行きたいな。

のんびりジャム

2012-03-11 17:29:34 | 記事

今日は長男とスキージャムにのんびりスキー
天気は晴れで気持ちいいけど、朝一はカチカチアイスバーンで息子も滑りにくそう。

しかしだんだん雪もゆるみ、だんだん楽しくなってきたみたい。
今日は山スキーのメイン機種という位置付けのWAYBACK
前回の銀杏峰ではパウダーばかり滑っていたせいか、うまくすべれなかった。
今日は息子と一緒に滑ったので、中―低速の滑りができかなりいい練習ができた。

来週は山に行けたらいいな

もう春の装い@銀杏峰

2012-03-04 17:10:53 | 山岳スキー
行ってきました銀杏峰

まだパウダーの楽しい気持ちのままだったので、GOTAMA君に使用かとも思ったけど、スキーアイゼンを装備していないし、
カリカリ アイスバーンだとGOTAMAでは本当に面白くなさそうということからWAYBACKで出動。

GOTAMAで行けば良かったなんていう期待をして登り始めたが、、、



頂上付近では、エビのシッポができているけど


すでにパウダーのかけらもなく、山は既に春の装い。
登りはカチカチな場所ももあり、スキーアイゼンがないと登りが厳しい場所もちらほら

もうパウダー終わっちゃったの?

パウダーとちゃんとお別れ言っていないのに、もう終わりなの??
すこし寂しい。

去年4月ぐらいにあったうっかりパウダーを密かに期待。

今回はすこし探索系。今までいったことない場所や景色があり、楽しい。



しかし今回は私のお願いで早めに切り上げてもらった。
私の都合がなければ、もう一本楽しめたのにと思うと。皆さんごめんなさいだった。
でも、そんな私に嫌な顔ひとつせず、私以上に時間を気にしてくれるメンバーに感謝、感謝。

そして今回は失敗続き。
一つめはカメラの電池充電忘れ
 本当はいろんな景色を撮りたかっけど急遽携帯で撮影。
 携帯だとすごく撮影しにくい。今までいかにカメラに助けて写真をとっていたかがこんなところで実感、体感。

二つめはスコップの柄を山に無くしてしまう失態
 ものが無くなることも寂しいが、山に不要な物を置いてきてしまったことにもショック。
 どうにか昔使っていた違うスコップの柄があるので、急場はしのげそう。

ちょっと気をつけないと

滑りはということ、カチカチバーンとグサグサの複合で、かなりテクニカル。
やっぱり思ったのはカチカチバーンが苦手だということ、ゲレンデで練習しないと。

ということで今回はまったりムードの山スキーだったけど
次回はうっかりパウダーで、今シーズンのパウダーお別れ会をしたいな。

GOTAMAについて少し考えてみた

2012-03-01 21:39:27 | 実使用インプレッション
勢いで購入してしまったGOTAMA君だが、購入当初は本当にこれでいいのかすごく悩んだ。

実は当初はアルマダのJJを購入予定だったけど、よくよく調べてみるとアトミックのブログがよさそうなことがわかり
ブログを購入寸前だった。
雑誌では絶賛しているけど、しかし自分は試乗したことないので本当に自分の求めている滑りができるかすごく心配になり
やはり一度試乗してすごく調子のよかったGOTAMAに購入することにしたので、自分なりには、実はすごく悩んだ上の購入のつもり。

そのGOTAMAのスペックは

長さが178cmで重量は約2kg この手では軽く短いのに、安定性はすこぶるいいという
自分の中では、このスペックだけ見るとすごくいい板。

しかし寸前まで悩んだのはフルロッカーという点


通常の板は青の線のように真ん中にはキャンバーがある。このキャンバーが板の張りを生み、きもちい切り替えができる。

しかしフルロッカーはそのキャンバーがない!!

ということでターンの切り替えが気持ちよくできるの?という疑問が出来てくる。
でも前回試乗したときは、本当に気持ちよくできたので購入したのだけど、なぜそれが出来たのか?
またフルロッカーは荒れたバーンとは不向きなことが言われているのに
GOTAMAは実は荒れたバーンがすごく調子がよく、切り替えもスムーズ
またある雑誌では、「もし板が踏める人であれば、GOTAMAはすごくおもしろい板」と書いてあった?
キャンバーないのに踏める板ってなに、と疑問に思ったので、なぜこの矛盾が解決できているのかその理由を考えてみた。

通常の板はキャンバーがあるがゆにの場所がパウダーでのターン切り替えでひっかかるということでロッカーが生まれた 

しかし当初の板はフルロッカーであるが故にキャンバーがなく、やはり整地では滑りにくい問題が発生。

ということで複合ロッカー(トップとテールはロッカー、センターはキャンバー)という板が登場

しかしそのロッカーがあがった分(A部分)トップ部分の浮く距離が広がるために、薄いパウ、荒れたバーン、整地ではトップがばたつくという問題も発生。
(ということで、最近の複合ロッカーは控えめロッカーが多い気がする)

ということでGOTAMA君は緩やかなロッカーを採用することによりトップの過度な浮きを押さえることに成功

またこの穏やかなロッカーにより、複合ロッカーにあるトップの過度な抵抗や、変曲点での抵抗がないので、初速もスムーズかつ早い。
もちろんばたつかないので、荒れたバーンも安定する。

ではこんな板は踏むことができるのかというと、
穏やかなロッカーなので、まだたわます余地があるからではという考え

すなわちこんな感じ

私の考えがもし正しければ、沈むことの出来る雪(ゆるんだ雪)であればキャンバーがなくても切り替えはスムーズにいくはずだし
ある意味複合ロッカーよりきれいに、きもちよくたわむはず。

逆にいうとやはりアイスバーンでは、雪に板が食い込まないので、
キャンバーがないと、板の跳ね返り、トップの食いつきが生まれないのでスムーズな切り替えは無理かと思う。

ということでGOTAMA君はロッカーでもアイスバーン以外であれば、調子がいいのは何となく、この理論であれば、理解できるし
山に行くときはほとんど雪はゆるんでいる時しか行かないので、そう思うと山では実は万能板だったりと思ったりする。

ちなみにこの考えはまったくのシロート考えなので、、、、、です。

なおVolklのHPには、パウダースキー用のロッカーにVolklならではの板の特徴があると記載されている。
1 全体を考えて作ってあるロッカー(金型から作る)

2 通常はトップとテール両方柔らかいのに、Volklはトップは堅くすることにより操作性をUP

  これは本当に実感できたし、トップを堅くする考えはやっぱレース板のVolklならでは、安定性にも寄与してるとも思う

3 前にも記載した最低限のロッカー


これを読むとやっぱスゲーなーと正直思う。
でも本当に買いたかった理由は、Volklは今まで購入したこと無かったし、
やっぱり名器と言われたGOTAMAが前からほしかっただけというミーハー根性だけかとも。
(FATSKI自体、一部の人しか知らないなので、それをミーハーというのも、どうかともおもいますが)


結論からいうとGOTAMAかなりいいです。超お勧めです。
こんな面白い板はいままで出会ったことがないくらい面白いです。
もっと、もっと、もっといいところがありそうなので、いっぱいいいところを引き出してやりたいと思える板です。
そんな感覚は初めて
(そもそもうまく使いこなせないので、ちゃんと使いこなせるようにということ気持は今までの板で何回か思ったことはあったけど、)
雑誌では、中ー高速向きと書いてありましたが、向きではなく、中ー高速が面白すぎるが正しい表現かと
なんで売れないのかなーと思うぐらいです。

Don't think, feel.(考えるな、感じろ) じゃなく、Don't think, it 'BUY'(考えるな、買いです)です。