自然の慣性に身をまかせて

自然から得られた重力と遠心力をスキーでいかに推進力に変換できるか楽しんでいる山猿510の記録です。

三種の神器

2012-11-28 22:45:18 | かまけし
やっぱり自分のブログぐらいは自分の好きな事だけのマニアック内容だけで行きたいと思う山猿です。

今回は山スキー、冬山スキーに必要な三種の神器の内容です。
雪崩にあった場合の救出として必要なものは

ビーコン・スコップ・ゾンデ棒

です。この中でビーコン君はダントツ高い価格で、そうそう簡単に購入できる代物ではない。
でも大事なものだとはみんな感じている。

なら安く購入できるところはないか?と思うのが人情。 → ありますよ。皆さん。場所は海外
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たとえば



マムートのエレメント バリーボックス 日本価格 39900円 → 23600.02円(送料込み、通関費は別途必要)
→マムートのビーコンはかなり評判いいですね。なんで評判いいのかは、忘れました。


マムートのパルス バリーボックス 日本価格 61,950円 → 30458.64円(送料込み、通関費は別途必要)
→これが出たときは、すごいと評判でした。なんで評判よかったは、、忘れました。

ほかのサイトでは2万円を切るものがある。

オルトボックス パトローラーデジタル 日本には販売なし? 19743円(送料込み、通関費は別途必要)
                             (188.03ユーロ 105円/ユーロで計算)
→オルトボックスは老舗ですね。私はX1を持ってます。ほぼ同じ機構ですが、すごく使いやすいです。


他にもいろいろなビーコンが上記ショップで販売されています。
ビーコンの性能比較はネットでいっぱい記載があるので、調査の上自分の気に入ったものを上記ショップで購入するのもいいかと

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日本の代理店さん。こんな記事書いてごめんなさい。
でもこの商品だけは、購入したいけど、高くて買えないと悩んでいる人もいるかと思うので

この道具ぐらいは安く導入してほしいです。
これを購入してから、いっぱい山にいく人が増えれば、
 →もっとみんな山の道具購入する
  →山道具メーカー(代理店)の売り上げUP

になるはずだから


私がビーコンを付ける理由は助かる命の為でもあるけど、死んだ時にせめて死体だけでも発見していただいて
家族に自分が死んだことを認識してもらうためでもあります。
(もちろん山で命はおとしてはいけません。一歩もそう言ってましたしね)


やはり今後継続的に冬山にはいるつもりの人で、価格により購入を控えている人がいるならば
すこしでも参考にたてればと思い書きました。
(決して購入するのを強制しているのではありませんので、あしからず)

11/29追記:海外からの平行輸入でも修理は困難である可能性が大, もしくは費用が膨大だと思うので
        購入の際は、このリスクも考慮してください。

        また多方面からいろいろ意見をいただく可能性があるとのナイスな助言をもらいましたので
        今回はショップ名は伏せさせていただきます。
        (助言ありがとうございました)







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冬のそわそわ

2012-11-15 00:38:47 | 物欲(スキー)
やっぱりありのままの自分をだせばいいと思う山猿です。

来ましたね冬。ずーと待ってました。

知り合いからファットスキーでいいのを紹介してほしいとの依頼があり
思わず力いれて紹介したのですが、その熱がブログにも伝染しちゃいました。

一般的にファットスキーは鉄板はアルマダJJだと思います。

でも私個人的におすすめするのはJJよりロシのS7ですね。

なぜかって。今でこそアトミックライダーのsageですが、USではS7が出た当時は別名sageモデルだったぐらいですから。
そして私は元祖ダブルキャンバーと5サイズをだした板だと思うからです。
(この議論は書くと長くなりすぎるので、今回は割愛します)

でもS7と言ったらやっぱりこのデザインでしょ

これはやばい。この時の板はコレクターとしてほしい。

最近知ったのですが、ロシはキャンバーを無しにする板は会社ポリシーとして作らないとのこと
それはスキーとしての基本性能を捨てることはしたくないから

最近になってキャンバーの良さ、重要性もすごく分かるようになった。

その必要性を会社のコアとして残しているロシの考えがすごく共感もてる。
またバンテッド復活してくれないかな?

伝統と革新

相反するものをうまく対応して製品化すること、企業人として面白いテーマですね。

ちなみにフルロッカー(キャンバー無し)のゴーダマは本当サイコーです。
みんなにも是非乗ってもらいたいぐらい。いいですよ

私はあの斜面を、あの雪質で、あの板、もしくはこの板、いやいやもう一つの板で滑るとどうかと考えるだけでにやけてきます。

スキーは、雪質×斜面×滑り方×スキー板の条件変化で滑走感覚がいろいろ楽しめるから
是非とも皆さんいろんな板で楽しんでほしいです。



コメント (7)
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井山敬介選手がノルディカと契約

2012-11-08 21:01:11 | その他
自分でも山スキー道具オタクだと思う山猿です。


Nordica HPから引用

今回は基礎スキーネタです。

スキージャナルを読んでいたら、井山敬介選手がノルディカと契約と!!

まじ!!かなりビックリした。このビックリ度合いは香川がマンチェストUに入団したこと以上!!

あのメガブランド サロモンから移籍だけど、よくみるとサロモンここ数年デモ板がないかも
24ナントカになったような

しかながないことなのかな?

海外勢はフリーライダー勢(マークアブナ、Kaj、そしてロシからのHenrik)が豪華だけど
日本は佐々木大輔さんもサロモンライダーから外れて、なんだか寂しい感じ
(そういえば飛び系は一時代を築いた、サイモン、サミーも他のメーカーに移籍しちゃったし)

井山さんがどっかのDVDで海外で大絶賛のczarでパウダーライディングしてる映像を見たときは興奮したな

そんな井山さんがサロモンを離れたことは寂しいことだけど嬉しいことも

ノルディカで井山さんのパウダーライディングが見れる。
個人的にはエンホーサーでの高速悪雪滑降みたいな。

かなり偏りのある記事でした。(自分の記録用)
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ONXYについて書いてみる

2012-11-07 22:01:51 | 実使用インプレッション
この時期は見なければいいのに、いつも人の初山スキーを見て、うらやましい気持ちになってしまう山猿です。


G3のONXYです。Dynafitの足りないと思われ箇所を改良して販売されたいわゆる後発品

このONXYを約1シーズン使って、自分なりに思ったことを書いてみます。
素人ならではの意見ですので、信頼性は低いかもしれませんが、実際使用したことで得られたことをちょこっと書こうかと

山スキーの道具は安くないので、すこしでも参考になればと思います。

ONYXを書く前に、なぜONYXになったのかの経緯をすこしだらだらと記載します。

山スキーのはじめはディアミールを使用していました。登りの操作性、履きやすさに感動しました。スキーの滑走性もその当時は問題なく使用できていたので、私の山スキーの人生のほとんどがディアミールで楽しい山での経験ができました。しかしひょんの事から、スキーの板を走らせることに純粋に気になるようになり、そのためにディアミールだと板をたわませるときに途中で止まる感覚を感じて、重いビンディングを承知でマーカーのバロンに変更。ディアミールに比べて操作性、重量がかなり悪いけど、滑走性はディアミールより素直にたわませ、板を加速する楽しみを山でも覚えた(そして危険な目にも遭ったけど)で、それでもっと思うことが、マーカーでもやっぱりアルペンのセパレートビンに比べると反応がワンテンポ遅い、というか反応が鈍い。それを気づかされたのはコルドバを試乗したときはアルペンのビン、自分のはマーカーで、その性能比較を出来たから分かることでもあった。そして行き着いたのは山でも登れる、セパレートタイプのテックビンディング

だから私にとってのビィンディングの重量軽減はテックビィンディングにする主動機ではなかった。

ということで購入時にはDYNAFIT(TLT)とG3(ONXY)で相当悩みました。いろいろ調査していくと
 1)ONXYの方が安全に開放する点
 2)クライミングサポートが簡単
 3)ウォークモードとスキーモードの切り替えが脱着なしでOK(ディアミールと同じ)
 4)購入時の価格が安かった

ということでONXY購入しました。しかし使用していくと分かってきたことがいくつかあったので、その点を書きたいと思います。

 1)スキーモードにしていてもブレーキが上がったままになる時がある

 これは板を滑降中外れた場合、もしくは板を履こうとしたときに、板が間違って滑り落ちた場合、ブレーキが上がった状態になっているので、止まらないので、板がかなり下まで落ちたことがあった。これ地味に凹みます。知り合いも同じことがおきていてるのでどうもONXY自体の構造上の問題みたい。TLTの場合はヒール部を回転させて固定、解除する構造なのでTLTの方がこのような誤作動はなさそう。

 2)クライミングサポートが出しづらい
  
 かなり硬くて、短期な私はちょっとだめです。特にハイにしたときうまくいかないです。
 これでかなり時間のロスをするのはちょっと。です。
 ちなみに以前のTLTだと回転式でのクライミングサポートだけど、自分のゴーダマに付けているradical speedは
 ONXYをより簡単にした構造になっており、今はTLTの方が断然簡単になったというのもONXYの減点要素です。

 3)履くときに力がかなり要る

 履くときにつま先の部分を押すことにより、ピンが広がり履けるのですが、すごく力が要るのでBDの伸縮性ポールを使用すると
 ポールが伸縮して履けないなんてことも

 4)重いかな


ブレーキなしだと750gだけど

ブレーキ込みだと900gもある。正直ここまで重いとは思わなかった。

ここまで書くといけないことばかりだけどいい点も
 
 5)登りのときもロックせずに登れる
  

   TLTはロックしないと、すぐ外れるけど、ONXYはロックせずともそこそこ登れる
   もいろんんONXYもロック機能はある

 6)滑走時もロックせずに滑って、誤開放なし

   これはいい。パークで飛びを失敗したときはちゃんと開放してくれたし、やっぱりこの機能はかなり優れている。

 7)噂通り、脱着なしにウォークモードとスキーモードの変更可能
 
   これは縦走など起伏のある場所ではかなり有利です。ディアミール使った人ならわかるはず。

自分としてはフレックスを生かせる、安全性、ハンドリングのいい(スキーとクライミングモードの切り替え)ビンという印象。一長一短かな、この機能を理解して購入すれば、間違いない製品かと思います。
なにより自分で体感できたのはよかったかと

雑誌やうわさだけでは、いまいち信じれなかったから

余談ですが、最近東京駅 八重洲側にある大丸東京にICIあるの最近知りました。
大丸にアウトドア店があるなんて、なんだかすごい
これで東京出張に行ったとき軽くアウトドア用品見れる

そして東京駅つながりでいうと反対側の丸ビルにあるKUA`AINAのアボガドバーガーはボリューミーで大好物

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