青森県津軽りんご通販(ヤマサンりんご園)-ブログ

青森県津軽からりんご、りんごジュースを通販(ヤマサンりんご園から、減農薬りんごの最新情報などをご提供します)

摘果真っ最中

2021-06-06 22:16:06 | Weblog

今日は晴れで少し薄曇りですが、岩木山を眺めることが出来ました。

りんご園は葉っぱが多くなり、全体的に緑が濃くなってきました。

「ふじ」ですが、順調に肥大しています。

横径は25mm前後です。

摘花剤が効いていて一つ成りになっているものが多く、中心果が残り、側果が落ちてくれています。また、霜の影響なのか中心果が落ちているところが枝によってあり、バラツキが多い。

只今、「早生ふじ」の摘果をしていますが、これも樹によって良いところもありますが、中心果が落ちて、側果を残さなくてはならないところが目立ちます。

横径はこれも25mm前後です。摘果は一発で終らせる気持ちでかなり強く落しています。今のうち小さいものや萼の部分がとんがっているもの、枝の真上、真下もの、変形しているものは容赦なく落とします。一つ成りにして後で仕上げとなるとその間に無駄な養分を捨てることになるので、それを防ぐ為です。今からダメなものは良くなるのは100%あり得ません。

昼頃に田圃の様子を見に行く。田植をしてから今日で丁度10日になります。活着してこれから伸びていきます。一カ所の株数は2~3本、1本の所も多く、緑のジュウタンのようには成りませんが、これでもこれからぶんげつすれば丁度良くなる。

近くにはもうトンボが飛んでいて丁度草に止まってました。はやいもので、もうトンボが飛ぶ季節なんだな・・・。

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交信撹乱剤(コンフューザーR)の設置

2021-06-03 23:04:10 | Weblog

岩木山の残雪がだんだん少なくなってきました。今日は気温が高く、夏日で最高気温が26℃と暑い一日でした。

毎年、今の時期にりんご園にこの、交信撹乱剤(コンフューザーR)を設置する。これは、蝶目科で特にモモシンクイガ、コカクモンハマキ、ナシヒメシンクイガなどの害虫の雄に雌の性フェロモンを漂わせて交尾を邪魔して防ぐものである。雄が雌の臭いに反応する習性を利用したもので、殺虫剤の回数を減らせる優れものです。

これをりんごの枝のなるべく高い所に下げることによって臭いを満遍なく漂わせるのですが、その作業が大変です。

そこで、この道具を使えば設置が楽になります。

高枝切り鋏を加工したもので、りんご作りの仲間から作ってもらったものです。

これに、このようにコンフューザーRを引っかけて枝にかけます。

風で飛ばないようにグッと枝を通します。

そして、鋏を握って外します。

このように高い所に下げることが出来ます。これを10a当たり100本下げます。我家では1,900本使います。今日一日で1,100本下げました。殺虫剤を減らすことで、ハダニの天敵のカブリダニを守ることも出来るので一石二鳥なのです。あと、残り800本頑張って下げたいと思います。

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接ぎ木した苗木の発芽

2021-06-01 23:26:33 | Weblog

6月に入りました。昨日までぐずついたスッキリしない天気でしたが、今日は朝から青空で岩木山が見えていました。

「ふじ」の肥大はまずまずで、1日1mmのペースで大きくなっています。

横径を測って見ると19~20mmになっていました。

5月4日に接ぎ木した苗木が発芽しています。ここ数年、苗木を少しずつ作っていて、丸葉の台木は栽培している樹の根元に生えているヒコバエを利用している。昨年から台木の高い位置に、果台枝の長穂を接ぎ木する方法を試している。今までは台木の短くカットしたところに1年枝接ぎ木するのが普通ですが、果台枝の穂木をしかも長穂で接ぎ木する方法は初めから素質の良い枝を接ぎ木して早成りさせることと、わい化させて樹をコンパクトにして管理しやすくするのでは・・・?と言う考えから始めました。

このようにいきなり2年枝の長穂を接いでみました。芽が出てくれているのでくれているのでこれからが楽しみです。

この樹は昨年接ぎ木したもので、2年苗になっています。

側枝が出て、来年はりんごが成るのではないかと思います。

このように自分なりに考えて、苗木作りを楽しんでいます。成った状況を来年でも投稿したいと思います。

 

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