ここのところ、変わりやすい天気で、晴れる日が続かず、雨の日が多い。今日も朝に雨が降っていました。9時近くには止んで青空をのぞかせた。「サンふじ」の収穫が終盤に入る。今年は着色管理が遅れて、つる回しが今月3日に終わった。その後、天気がぱっとしなくて、どうなる事と思いましたが、まあ、それなりに色が付いた。
作業が遅れ、最後の方は反射シートもしかないところもありましたが、着色系なのでまずまずの仕上がりだ。この樹はわい化の29年になる古い樹で開心形です。毎年多くの実を成らせてくれる。
朝に雨が降りましたが、その後は天気が回復してくれたので、作業が進む。
選果し終わった収穫かごの中に赤とんぼのペアが張り付いていました。日中も気温が上がらず最高気温が10度前後で寒い。今の時期になるとトンボの動きが鈍くなって、よく、収穫して箱に入れたりんごの隙間に入り込むことが多く、そのまま冷蔵庫に入れるので、りんごを出した時には箱の中で死んでいます。風当たりの少ないところに避難したつもりなんだろうな・・・。
次々に収穫されて、りんご園が寂しくなっています。あと、半日で終われそうです。とうとうここまで来ました・・・。
梵珠山のスヌーピーもくっきりです。「サンふじ」の収穫はラストスパートです・・・。
着色先行の我が園も、例年は日当たり良い先行して完熟・蜜入りする周囲ぐるりも11月10日でまだ少し蜜入り程度にかなり遅れました。
全園で実がしっかり重くなり(ナイフを入れると果汁が吹くぐらい)、蜜入りも本格化したのは18日からです。
中生種が10日遅れ傾向でしたから、ふじもその流れのままのようです。
標高が200-300m高い山手でも同様らしくて、採るに採れない・・・がもう採り始めないと。
わたしは10日からお尻の黄色いのを確認しながら選んで収穫し始め、いまは主枝ほぼ丸ごと採れるぐらいに熟度が進んでます。
2番採りに相当残りますので、12月10日頃まで収穫続きです。
それで終わるか?雪中ふじとなるのか?
ふじは完熟し始め、蜜はいり開始から数日ではっきり味がジューシーに変わりますので、それが確認できるまでは躊躇します。
固定客の皆さんはそれが判るから、見切り発車の収穫品は渡せません。
まぁしかし、気候変動の影響はフジを翻弄してます。