いきなり本人登場です(^^ゞ。今日は仕事の合間に我が共防の園地を回り、ハダニの予察をする。抜き打ちでりんごの葉を取ってルーペで見ていく。
たまに天敵のカブリダニを確認していましたが・・・。
一部の園地でハダニを確認した。ちょっと葉の色がおかしいものを取って見ると・・・。
いました・・・。赤いのがリンゴハダニです。園地全体でないのですが樹の一部にこのように多く付いている。天敵のカブリダニもいますがこの位だと食べきれないと思う。久しぶりに確認した。とことどころにこんな樹があればこの高い気温と湿度で増えてしまう。組合員8件のうち3件で確認された。我が家を含めて5件は確認されないのだが8月4日に8回目の薬剤散布があるので殺ダニ剤を全園地に散布することにする。使う剤はカブリダニに影響がないものを選ぶことにする。3年ぶりの散布になるが、共同防除なので今の時期に葉を守るためには仕方がない。組合防除は成功して当たり前なのだ。一部で発生した原因を確認して来年に繋げるようにしたい。
あと、一部ですがワタムシもいるので殺虫剤も投入しなければならない。やはり、病害虫防除は予察が大事で、発生がないときは剤を省くことが出来るし、確認すれば剤を入れるといった形だ。防除にも理論があり、病気だとその原因を確認すれば菌が入り込まないように葉を保護する事で防げる。害虫だと予察しているときには殺虫剤を使い、いないときには省く。あとはその個体と卵がないということは発生の要因がないと言うことだと思っている。特にハダニは羽が生えて飛んでこないので確認できないとこには省ける。まあ、こんな感じで防除しています。