青森県津軽りんご通販(ヤマサンりんご園)-ブログ

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真冬日

2018-01-22 19:40:01 | Weblog

今朝はかなり冷え込んで、-7℃で冷凍庫状態でした。この冬一番の寒さです。

今日は天気が良く、朝から青空が広がって、剪定日和でした。冷え込んでいて顔が痛いくらいです。明日から、この冬最強の寒気が入って、もっと冷え込んで、雪が降り、風が強まる予報なので、嵐の前の静けさなのかも・・・。

さて、剪定に入りますが、この樹は樹勢が強くて枝の伸びが旺盛であったので、日当たりを良くするために空間を空けて、間引き主体で剪定をしてきました。そのかいあって、花芽が充実して素質の良い枝が揃ってきました。

太い枝を中心に、日当たりを良くするように空間を空ける事に徹して、あとは無剪定状態で、立枝、同年枝、共枝、車枝、逆枝全て残しておいたら今年になってかなり良い状態になりました。剪定の本を見ると、それらの全ては切り落とす対象なのですが、邪魔にならなかったら全部残して花芽を付ける事が先だ。花芽が着かないで形を作ろうとすれば必ず反動で、樹勢が過剰に強くなり、目標とする樹形に程遠くなる。素質の良い枝は先ず、花芽を着くような環境を作らなくてはならない。その、花芽が着く環境とは・・・。養分の流れが淀む事と、お日様が良く当たることだ。要するに、日を当てるようにして、あとは放っておけば勝手に花芽が着くと言うことだ。あと、幹に近い所や、背面にある徒長枝からできた枝は日当たりを悪くするだけでなく、益々強くなり、弱い枝は益々弱くなり、まるで独裁国家のようになる。強い物を切り落として先に養分を回してやって養分の流れを均一にすれば枝がしなり、全体的に丸くなる。あとは、枝の配置や仕立て方はその人の感性とセンスだと思う。

色々、考えながら梯子に上っていてやはり、山の方を眺めてしまいます(^^;)。日中も寒く、最高気温が-2.5℃で、山の頂上付近はもっと寒いだろうな・・・。

色々とじっくり考えながらやるので今の時期にやる剪定は楽しい。大きい枝を切り落として、残った枝の配置をどうするか、考えてやるのが面白い。

梵珠山のスヌーピー山もきれいに見えています。

空間を空けるために大きいところをチェーンソーで切り落としました。勿体ないと思いますが、空間が空き、細くて花芽が着いた枝を多く残せるのでスッキリして良い感じです。

東の方向を見れば八甲田連峰がかすんで見えて、かなり冷え込んでいるみたいだ。樹氷はきれいなんだろうな・・・。

剪定前の樹です。

剪定が終わった樹です。見ていて、スッキリです。

午後になると気温が下がってきて、寒くなりました。岩木山が、クッキリ見えていますが、明日から寒波の影響が出て明後日は大荒れの予報なので今日は、嵐の前の静けさかかも・・・。

日が長くなってきて、午後5時頃になったら暗くなってきて今日の剪定終了です。まずまずの進み具合でした。

 

 

 

 

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