青森県津軽りんご通販(ヤマサンりんご園)-ブログ

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「おいらせ」の葉取り

2016-09-24 20:55:51 | Weblog

今朝、5時50分頃、五所川原市金木町へ作業のおばさん達を迎えに行く途中、朝日がきれいだったので立ち止まりシャッターを切る。北東側には梵珠山が見えます。反対の南西には岩木山と刈り取り前の稲が朝日に照らされてきれいに輝いて見えていました。ここのところ、毎日通る景色が変わっていくのが分かる。日が短くなっていくし、稲刈り前の田圃や刈り終わって寂しくなった田圃、今の時期ならではで、ちょっと楽しんでます。

さて、作業ですが、今日からわい化の「サンジョナゴールド」の葉取りに入る。結構色が入ってきて、丁度良い。ここはかあちゃん達に任せて、自分はちょっと離れて「おいらせ」の葉取りをする。

今年で10年生のマルバ台ですが、未だ樹勢が強く、あまりなりも良くない。この樹は亡き私の師匠の形見で、晩年植えようとしたものを4本頂いてきて植えて育てています。結構色づいてきました。来月の中旬に収穫の予定です。

擦り傷が付きやすいのですき間テープのカットしたものを貼る。去年は10月始めの強風で落ちて、なっていたものも傷ついてしまったので出来るだけ貼るようにしています。このりんごはかなり大玉で、完熟すれば蜜が霜降り上に入り、甘く、ジューシーでスイーツ感覚で食べられます。「スターキング」と「つがる」の掛け合わせで、作っている人は少なく希少品種です。結構栽培が難しい事が年数が経つにつれて感じられます。

日焼けや外蜜のりんごが出やすい。

サビ果が多い。

つる割れがあるし、ビターピット(ホシ)が出やすい。あと、未熟果(男りんご)も多い。それに、収穫前落果がある。これじゃ作る人少ないわ・・・。でも、上手くやっている人がいるのは確かだ。貯蔵性は劣るが、あの、形、香り、食べれば癖になる味、魅力がある。先ずは頂芽数を多くして、強い枝をなくして樹勢を収めること、中、長果肢に成らせる。言葉にすれば簡単だがそれが難しい。まあ、それがあるから面白みがあり、楽しみもある。毎年勉強で来年こそは商品化率アップだ。なんか、師匠が「もっと、腕を磨け!」と言っているかのようだ。

すき間テープを貼りながらで結構時間がかかった。終わって直ぐに「サンジョナゴールド」葉取りに合流。日が短いので頑張らねば・・・。

コメント
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