梅雨のような曇りや雨の日が続いたあとの晴天の日曜日。市内で開催中の「こうのす花まつり」はコロナ影響で規模縮小だが吹上会場の「麦なでしこ・ポピーまつり」は自由に見ることができる。駐車場は混雑していたが何とか停めて、荒川堤防の上から河川敷の花畑に下りる。遠く水管橋を背景に広がるシャレーポピーの花々。久しぶりの青空に薄紙のようなピンクや赤の花びらが眩しそうに揺れる。麦なでしこは一面を紫色に染め、別名カリフォルニアポピーの名を持つ黄色のハナビシソウは今日の空に故国をしのぶ。花園で歓声を上げる人、堤防上でサイクリングする人、散策する人、それぞれがひととき五月の風と色を楽しむ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます