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『おくのほそ道』は奥が深い

2012年02月04日 | 読書
今日はカルチャーの第2弾『芭蕉「奥のほそ道」を読む』の1回目。岩波文庫のこの本には、芭蕉の紀行文・俳句とともに同行者の旅日記、江戸時代の解説書、毎日の出発時間・天候・宿泊地などが詰め込まれている素晴らしいテキストのようだ。中国の老子経・唐詩選や古事記・万葉集など123もの書が引用されていること、芭蕉、その前の桃青の名をどうして付けたのか、芭蕉という人は「初めて蛙を水に飛び込ませた人」「俳諧の中に人生を持ちこんだ人」などなど新知識の連続。芭蕉46歳、今では61・2歳の晩年の“命と向き合う魂の記録”は始まったばかりだが、川上講師の話には引き込まれそう。


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