スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(呼称を「保・革」から「現実」「反動」へ)

2021-01-10 12:28:57 | 日記
1月10日(日)
 最近では「革新」という言葉はまず聞かれなくなったが、「保守」は相変わらず使われている。「革新」が何故使われなくなったかといえば、左翼勢力こそが日本を50年前の古い状態に留めよう戻そうとしている、真正保守であることが国民に知れ渡ってしまったからだ。だが「保守」との言葉は朝日新聞のみならず、当の左翼に反対する側の人間自体も、好んで使っている。
 「保守」という日本語には保守的という言い方に見られるように、頑迷、先例主義、遅れた体制などの負のイメージも、付いている。だからこの言葉を我々は止めるべきだと思う。
 代わりに「現実派」と呼ぼうではないか。我々は現実に立脚して、維持する所は守り、改革すべき点は正して来ているではないか。「保守」という負のイメージを含む言葉では包含できない、制度改革をしてきたではないか。国鉄改革に始まる官公労の改革、新時代に即した日米同盟の推進、憲法改正と決して旧守ではない、現実に即した改革をしてきている。これに反して左翼のしてきたことは、夢想に基づいた、オールド日本の再現努力である。これは歴史の流れから見れば反動そのものである。
 私はこれから「現実派」「反動派」との言葉を使おうと思う。或は「現実派」「夢想派」でもよい。