スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30

2018-04-12 19:03:50 | 日記
4月12日(木)
 柳瀬元秘書官との面会問題は、恐らく柳瀬氏の忘却として、処理されるだろう。愛媛県を特区にする件はそれくらい(記憶に残らないくらい)事務的な案件だった、そう答弁するのではないか。備忘録も県の職員が膨らまして書いたと言われれば、録音テープでも出ない限り野党も追及のしようがないだろう。だいたい愛媛県は、もう開学されているのだから、こんな文書問題に拘わりたくはない筈だ。マスコミの執拗なリーク要求に恐らく左翼的か金欲しさからか、特定の職員がリークしたのだろう。だから書いた本人とリークした者は別人だと思う。国会招致は本人も県も嫌だろうから、柳瀬氏が忘れていたと一言いえば、野党がゴリ押ししても果たして実現するだろうか。
 そもそも国家戦略特区は国というか、主体的には官邸だろうが、意識的積極的に岩盤規制を打ち破る動きをするという、能動的な制度だ。規制の網の後ろに構える役人が、あなたの申請は網にかかってこちらまで届かないですねえと冷たく言う、受動的なものではない。それを官邸が網を切ってくるのだから、官僚にとって面白い筈がない。だから官僚が反発する制度なのである。前川もこの反発がある上に首にされた個人的恨みが重なって、左翼のピエロを演じているのである。
 日本再生は官僚組織という抵抗勢力との戦いでもあるのだ。官僚側に党利党略だけの野党と与党内の反安倍勢力がくっつく。そして放送法改正を阻止したいマスゴミが己の戦いとして参戦する。当然御用学者御用評論家を引き連れている。その背後で兵站を担当しているのが日米同盟を希薄化したい中国と、ジャパンディスカウント(当面の目標は徴用工で金を取る)の韓国である。安倍以外の首相なら腰砕けで強く出れば言うことを聞くからだ。
 これは一種の戦争であると言える。戦争ならば傷を恐れてはいけない。宋襄の仁の如きは以ての外だ。辻元の隣接公園疑惑、学園視察疑惑、籠池夫人のメール疑惑。大手新聞社への国有地格安払下げ疑惑。表面に出ているだけでこれだけの攻め込み口がある。何故これらを国民にぶつけない。展開が全く違ってくると思うに。
 北朝鮮による拉致問題で、植民地支配への贖罪もあるからと大人しかった日本人が、8人死亡で怒り、日朝国交回復を吹き飛ばした例があるではないか。国民に広い視野から事実を提供すれば、国民は必ず正しい選択をすると、私は思う。