スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(文化大革命もどき)

2018-04-24 10:42:07 | 日記
4月24日(火)
 福田事務次官の辞職が閣議で認められたとの報道。閣議の了承が必要とは知らなかったが、野党はなんと閣議決定前に福田次官を処分しろと政府に要求したそうだ。辞任前に処分があれば退職金が減額されるが、辞任後に処分しても退職金の取戻しが出来ないからとの理由だそうだ。野党とは金正恩ばりの独裁願望者だと、人々にバレることを、彼らは危惧しなかったのか。否我々は南の独裁志向者程度ですよ、彼の支持率は高いですよと、安易に考えているということか。処分は確かな証拠に基づき公正な判断を下して行わなければならない。今のところ一方的な週刊誌報道だけである。それで処分しろよ要求するのはまさしく紅衛兵に洗脳された愚かな中国人である。野党は安倍退陣の政局的希求だけでやっているのだが、国民はそれよりは客観的な立ち位置で見ているから、モブ的な処分要求を見て野党に民主主義破壊の恐ろしさを感じる。
 また前川喜平も満額退職金を貰ったと思うが、彼は辞任後に停職相当の処分を受けている。それが悔しいからというのなら分かるが、野党は今やお友達の前川のまの字も出さない。そんな得手勝手な者たちに付き合ったら、金正恩の顔色を窺う北鮮幹部みたいになって、安心して夜も眠れないと国民は思ってしまう。
 確かに不祥事を起こした高官が満額の退職金を手にすることは、不合理な話である。昔愛知県警では銃弾を受けて苦しむ警官を、衆人環視の中に何時間も放置して何のコメントも発しなかった県警本部長がいたが、恐らく彼も満額の退職金を手にして今頃リゾートホテルで優雅に過ごしていることだろう。今回政府は福田次官の退職金支払いを一時的に保留し、もしセクハラが認定されたらその分を相殺するとした。誠に大岡裁きに類する処置である。
 国民もそろそろ野党の民主主義破壊に気づき始めたのではないか。産経の世論調査を見ると安倍内閣の支持率は下がっているが、自民党の支持率は僅かだが上がっている。或いは次期首相にふさわしい人物として安倍首相は第3位にランク落ちしたことから考えて、全ては与党内の反安倍勢力の画策の結果なのかもしれない。国民も紅衛兵を扇動する毛沢東という真の演出者に、踊らされているのかもしれないとも思う。
 野党は「隠ぺい、改ざん、ねつ造、圧力、セクハラ、文民統制崩壊、安倍政権退陣へ」という合同集会を立ち上げたそうだ。ぺい、ざん、ねつと小学生的な平仮名遣いが、なんとも幼稚に映る。陸自の日報は規則で1年たてば廃棄するものでその基準に則って「ない」と言うのが正解なのだ。保存されていたのは資料活用をしていた証拠で、褒められる事態である。改竄は決済の主旨変更をしたものではない。捏造はよく分からないが、何かあったのだろうか。セクハラはモブによる民主主義崩壊である。文民統制崩壊ではなく小西議員の反省機会提供というべきものである。これは少し揶揄的に過ぎるかも知れないが、野党とマスゴミは決して民主主義擁護ではなく、中国と韓国に使嗾されて安倍退陣に動いている、それが実相ということだ。国民もだんだん分かってきたが、まだ発言がない。ツイッター、ブログ、世論調査で安倍支持と答えないと、日本人は半世紀前の中国人みたいだと世界の人々から馬鹿にされるだろう。