スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(学芸会)

2018-04-27 19:01:52 | 日記
4月27日(金)
 テレビはどのチャンネルを回しても南北首脳会談の映像ばかりだ。真剣に見る気はないので言葉は忘れたが、アナウンサーが絶叫する様は何処の局も同じだ。民主主義でアメリカの支援を受ける韓国と、独裁政治で中国を後ろ盾とする北朝鮮が、両方の親分が潰れないのに一体どうやったら統一できるというのか。金正恩は本番の米朝会談を前に韓国を取り込んでおきたいのだろう。トランプにあんまり酷い事は言わないでくれと、文に頼ませるつもりなのだろう。文はこれで北に金を送り、北が持ち堪えれば、北崩壊という悪夢が遅らせられると、ホットしているのだろう。文は4年後朴派に復讐されて、今回の北送金が炙り出され、牢屋に入る心配はしていないのだろうか。
 南北首脳会談など茶番である。小学校の学芸会のように幼稚な演技ごっこのものだ。だからだろう時代劇に登場するような取り巻きたちの、なんとも学芸会的な衣装は。李朝か高麗でもよいが本物の甲冑と装束をして来いと言いたい。南北会談は作りものですよと自ら自白しているに等しい演出だ。
 注目すべきはトランプとの会談だ。私はトランプは、文など歯牙にもかけず習近平にも気を遣わず、核の完全な放棄とその検証を、金正恩にイエスかノーかで迫ると思う。うまくゆけば拉致被害者全員の帰国が実現するかもしれない。勿論北に渡す多額の金が必要となろうが。そして一層の対米譲歩も必要となろうが。