今朝は2時過ぎからインターネットで全国の道府県議選の状況を検索してから、配達に行った来たが興奮して眠れないので、『仕掛人・藤枝梅安 梅安最合傘』を読んでしまった。仕掛人・藤枝梅安シリーズの第3作目である。『梅安鰹飯』、『殺気』、『梅安流れ星』、『梅安最合傘』、『梅安迷い箸』、『さみだれ梅安』の6つの短編が掲載されている。解説で佐藤隆介氏は「〔仕掛人〕ということば、いつの間にかすっかり日本語に定着してしまった。新聞や雑誌の見出しにまで、それは何の疑いもなく用いられている。仕掛人という新しい用語を作ったのが池波正太郎であることを知っている人がどれだけいるだろうか」と書いているが、なるほど〔仕掛人〕を編み出したのは池波正太郎だったのかとあらためて感心してしまった。「すぐれた小説にはそれだけの力がある」とも述べている。この文庫に掲載されたものも昭和49年から昭和52年にかけて「小説現代」に連載されたものだそうだが、そのころ私はこうしたものを読み込むような時期ではなかった。平成に入って27年もたった今読んでも、これらの小説の力に感じ入ってしまう。
4月13日。おはようがんす。昨日投開票されたいっせい地方選挙前半戦で、共産党がすべての都道府県に議席を確保したという。私たちが応援に行った八戸選挙区では、共産党の松田勝候補が第7位当選をはたした。私たちの配布したチラシも何らかの効果があったのだろうと思う。次は全国的には後半戦。わが町では6月の9日告示の町議選に向け、着々と準備を進めている。
今朝は、コアジの干物を食べた。ひところより大きくなってカラアゲだとどうかなという感じなので、妻が塩水につけてからさっと乾したものである。ただの塩焼きに比べて旨味が出ている。日光の効果というものもすごい。昨日も登場した「キッカイソウ」などとともに食卓に並んだ。