やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

中国次期首脳部予想

2012-11-13 | 政治・経済
胡錦濤と江沢民の暗闘 - 「共富」と「和諧社会」の行方などと、権力闘争が報道されている。
結果は15日にははっきりするが、新聞報道によると
新常務委員には、
習近平(シー・ジンピン)国家副主席(59)、
李克強(リー・カーチアン)副首相(57)の2人が留任するほか、
政治局委員から
張徳江(ジャン・ダージャン副首相兼重慶市党委書記(65)、
兪正声(ユー・ジョンション)上海市党委書記(67)、
劉雲山(リュウ・ユンシャン党中央宣伝部長(65)、
張高麗(ザン・ガオリ)天津市党委書記(65)、
王岐山(ワン・チーシャン副首相(64)らの昇格が有力視されている。
(赤色は江沢民に近いとされている)

胡錦濤(フ・ジンタオ) 総書記(69)=国家主席=の出身母体である共産主義青年団(共青団)出身で胡氏に近い李源潮(リー・ユエンチャオ)党中央組織部長(61)や汪洋(ワン ヤン)広東省党委書記(57)も常務委員への昇格が取りざたされていた。しかし胡氏と江沢民(チアン・ツォーミン)前総書記(86)=前国家主席=ら党長老との調整の結果、江氏に関係が近く年齢が高い兪氏に昇格を譲り、5年後の常務委員就任に道筋をつけることで折り合いをつけたとされる。
胡錦濤は完全引退との情報もある。さて、結果はどうでしょうか?
いずれにしても、胡政権の10年間、中国は平均で2ケタの経済成長を享受してきた。その条件が内外の情勢の変化で失われた現在、経済改革のビジョンをどう打ち出すか、それが習政権の最初の課題となる。

人民元が最高値 今後の予測はいかに?

2012-11-13 | 政治・経済
07bb2eac.png上海外国為替市場の人民元相場CNY=CFXSは、対ドルで大幅上昇し、6.2291元(前週末終値6.2450元)で終了。中国企業によるドル売りが加速し、スポ
ット相場は切り上げ後の最高値を更新した。


項目・年        2005年    2006年    2007年
為替レート
(期末値/対ドルレート)8.0702元 7.8087元 7.3046元
上記表から見ると、約30%上昇したことになる。

人民元の上昇はそもそも、元相場が過小評価されていると主張する米国の大統領選を意識し、同国の批判をかわそうとする中国当局の動きが背景にあるとみられている。
現在はクレジット市場主導でのトレーダーの需要が要因になっていると推測されている。

9月に今後2年間で4兆元(約60兆円)公共投資を行うと発表しており、今後、中国は景気支援に向けた政策に向かう必要があり、そのためには元の下落が必要だが、はたしてーーー?
為替改革加速か