胡潤(フージワーフ)が発表した昨年度の世界長者番付によると、中国の億万長者は世界最多の600人近くに上っている.
中国は世界で最も裕福な国の一位であり、568人の億万長者(ドル計算)を有し、アメリカの535人を上回っている。
さらに中国人富豪の純資産は1・4兆ドルに達しており、オーストラリアのGDP総額に相当する。
だが、イギリスの慈善団体が昨年発表した世界寄付指数によれば、中国人の寄付指数は世界145カ国中最下位から数えて2番目であった。
急速に裕福になっている中国人は、なぜ寄付指数が世界145カ国中最下位から数えて2番目なのか。
これについて、国連開発計画(UNDP)駐北京事務所で貧困の減少と平等を推進しているアシスタント主任の谷青氏は、中国人富豪があまり慈善団体に寄付を行わないのは、慈善団体の組織運用が不透明だからであり、人々は社会福祉のために資金がきちんと使われていないと疑っているからだと指摘している。
たとえば2008年に四川大地震が発生した際、その後半年間に全国から被災地に寄せられた義援金は652億人民元に達し、110億人民元分に相当する支援物資も寄せられた。
だが、政府が使用したと発表した義援金はわずか151億人民元で、総額の23%に過ぎず、残りの501億人民元の義援金の行方は未だに不明であることが、メディアの報道などで判明した。
←新唐人電視台などの報道
大富豪ランクは:
1位:コングロマリットである大連万達集団(ワンダ・グループ)の王健林・会長。個人資産総額321億ドル
2位:1年間で個人資産を41%増やした電子商取引最大手アリババ・グループ・ホールディング(BABA.N)の馬雲(ジャック・マー)会長。
3位:
4位:金融大手、宝能集団のYao Zhenhua会長。1年間で資産を820%も増やして172億ドル。
←ロイターなど報道
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