やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

電気料金の高騰(追記)

2022-12-01 | 政治・経済

昨年10月に電気料金が高騰する予測をし、古い蛍光灯をLED照明に総取り替えを行い、投資の回収も兼ね、電気料金対策を行った。→こちらの弊ブログ

 

電気料金は予想通り、昨年1月から比べると40%以上のアップとなっている。

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上記の標準家庭の料金とは、従量電灯B・30A契約で、使用電力量が260kWhで、口座振替の家庭の料金。

その料金計算は、下記のように計算されている。

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上記の計算式の中の燃料費調整額とは、貿易統計における原油価格や液化天然ガス価格などから算出される、その時々の平均燃料価格により毎月変動する調整額のことで、東京電力の場合は、すでに、その上限に達している。→こちらのサイト

従い、今年12月分の標準家庭の電気料金は11月分と同様、9,126円となる。:

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昨年の古い蛍光灯をLED照明に取り換えたことで、1年で、373kWhの節電が期待できるとしていたが、昨年11月~今年10月の電力消費量と過去の同時期の電力消費量を消費量を比べてみると、382kWh/年=33kWh/月ほど減っており、全量がLED照明への変更による節電効果とは言えないが、期待以上の節電ができたと思える。

また、電気料金単価が35%ほど、上昇しており、その節電効果はさらに大きいが、電気料金高騰は厳しい。

我が家の今年の電気料金は下記の通り:

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最近の燃料費の高騰を受けて、これまでに値上げを申請したのは「東北電力」「中国電力」「四国電力」「沖縄電力」の4社だが、来年4月以降の電気料金の値上げを申請する動きが相次いでいる。こちらのNHKなどの報道

令和4年度第2次補正予算案が11月29日に、衆議院を通過し、参議院に送られた。→こちらなどの報道

補正予算では、電気代の約2割を補助するように設計されており、原則として来年1月から使用量1kWh当たり7円が料金の請求から値引きされることになる。標準家庭で、7円x260kWh=1,820円の補助を受けることになる。

しかし、東北電力の値上げ申請が認められれば、4月以降、標準的な家庭で2,717円の値上げになる。ただ、負担軽減策で相殺される1,820円分を差し引けば、実質値上げは897円に圧縮される。

この負担軽減策はあくまで「激変緩和措置」。政府は来年9月までの予算を計上しているが、9月分は補助額を3.5円に半減させ、段階的に軽減策を縮小させる方針だ。9月以降はどうなるのだろう? 現状では不明だ。

都市ガスについても、同様の負担軽減策が講じられているが、来年9月以降は???だね。→こちらなどの報道

 

<追記>

この冬の厳しい電力需給に対応するため、政府は全国の家庭や企業を対象に、12月1日から、節電要請を行うことを発表した。数値目標は設けず、室内では重ね着をするなど無理のない範囲での節電に 協力を求めている。

政府は電力の小売り事業者が実施する節電プログラムに登録した家庭に対しては2000円相当の、企業に対しては20万円相当の、買い物などに使えるポイントを付与する制度をすでに導入している。申し込むだけで2000円分のポイントがもらえるほか、1月以降は前の年の同じ月と比較して3%以上の節電を達成した場合、さらに1000円分が上乗せされると。→こちらの報道など

申し込んでみるかな?

 

 

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