やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

2000年前の中国には、すでに大気汚染を防止できる照明器具があった

2018-02-25 | 歴史・文化

こちらの弊ブログでも取り上げたことがあったが、江西省南昌市にある前漢の海昏侯(Hǎi hūn hou) 墓発掘調査で、光の強さを調整でき、かつ燃焼による大気汚染を防止できる照明器具が発掘された。

最近、この「雁魚灯」と呼ばれる照明器具の工芸品としての価値と、環境保護の価値が、現代における中国の大気汚染問題と抱え合わせて、再度、話題となっている。

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雁魚灯

同様の機能を持ったものは、他の前漢時代の遺跡からも発見されており、2000年前の中国人は、技術に長けていたと思われる。

このこの雁魚灯の中は空洞で、背中の火の煙が魚と雁の首を通って雁の体の中に吹き込まれ、中の水に溶けていきます。 →こちらの図を参照。

 

中国人の祖先は偉大だった。!!

 

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