「昨晩から息子が帰宅していて、泊まっていた。
今朝6時前に起き、朝ごはん、出勤準備と忙しくしていた。
突然、停電となり、真っ暗!! (日の出前ゆえ、外部も暗く、家の中は真っ暗)
最近、あちこちで停電事故があったので、かみさんが、「停電だ」とわめきだした。
「いや、違う! ブレーカーが落ちたんだ。懐中電灯を探せ!」
「空調、電子レンジ、トースターなどはスイッチを切れ」と指示。(暗くて見えないが、手探りで何とか操作した)
懐中電灯で照らし、分電盤を見てみると、主ブレーカーだけがOFFとなっていた。電力会社との契約電流40Aを超えた電流が流れていて、過電流でブレーカーが落ちたんだ。
ブレーカーには3種類あること知ってます?
1.主ブレーカー
電力会社との契約ブレーカーで、大きなアンペア数の表示がある。契約アンペア値(契約電力量)を超えた電気が流れた場合、電気の流れを遮断する(ブレーカーが落ちる)しくみになっている。ブレーカーが落ちると家全体が停電する。
2.漏電ブレーカー
漏電事故を防ぐため、主ブレーカー以外にテスト・復旧のボタンが付いている。漏電を検出した場合、電気の流れを遮断する(ブレーカーが落ちる)仕組みとなっている。ブレーカーが落ちると家全体が停電する
3.子ブレーカー
配線線用遮断器(分電盤から各部屋へ電気を送るための回路ごとのブレーカー)。同じ形のスイッチが複数あり、家の中のコンセントまでの電気の回路それぞれと接続している。
回路ごとに容量が決まっており、その容量を超えた電気が流れた場合、電気の流れを遮断する(ブレーカーが落ちる)しくみになっている。このブレーカーは回路ごとに落ちるので、家の一部が停電する。
照明をこうこうと点けており、冬の朝の寒さ故、3部屋でエアコンを動かしており、電子レンジ、トースターを使えば、合計40Aを超えるのはうなづける。
対策として、40Aの契約を50Aに上げることもあるが、かなりの出費となる。→例えば、東京電力の契約アンペア数ごとの基本料金によると、40Aと50A契約では年に3370円の差が出てくる
電気器具の使い方に注意する方が合理的だ。
試算してみよう→東京電力の電気料金計算サービスで試算