yamadyの徒然日記

3年余のロンドン生活を終えて帰国したyamadyが,カウンターカルチャーショックにめげずがんばっている様子を書いてます。

社長ぉー

2007-05-29 22:50:14 | 日々の生活

今日はもう一つ。

いつも昼飯はサンドイッチ等々Take awayのものを買って食べたりしております。予算は約5ポンド前後。それでも1200円。イギリスで生きていくにはなかなか金がかかります。

さて今日のお昼時。うちの社長がつかつかと寄ってきて、

社「おいyamady、今日の昼飯なんか決めてるか?」

y「いや、特に決めてませんが…。(うぅっ、嫌な予感)」

社「じゃあ、うまい日本食食いにいこう。」

y「は、はい…(やっぱり)」

こうして、会社近くの日本食レストランに社長+僕の同僚のあわせて3人で出かけました。飯自体は非常にうまかったんですが…

昼食代20ポンド(4800円)也!しかも自腹!!きついっす…

 

…時は流れ、夕方。仕事をしていると、また社長がデスクにいらしました。

社「今日の昼は高い飯を食わせちゃったから1杯おごるよ。30分後な。」

あ、あの…仕事したいんスけど…。

結局昼の同僚と3人でパブに行き、ビール+パブ飯をご馳走になって帰ってきました。

なんだか調子狂っちゃったな…。


Bank Holiday明け

2007-05-29 22:32:15 | 日々の生活

えらく間が空いてしまいました。

今週月曜日は数少ないUKの祝日サマーバンクホリデー、3連休でした。

…3日ともえらく雨降りでしたが(泣)。

まあ、先週、先々週と週末から出張が続いてたので、ちょうどいい感じに寝たおして、DVDなど見て過ごしました。

この連休中、どうやらイギリス全土で結構雨が降ったらしく、今日の新聞記事にこんな見出しがありました。

「36時間で1ヵ月分の降水を記録」

一体どんだけ降ったんだ、と興味深深に記事を読んでいくと…

たったの50mmかい!

36時間かけて50mm降っただけで新聞記事になるなんて、さすがイギリス。
(そして地下鉄が遅れたり運休しただけでは新聞記事にならないのも、さすがイギリス。)

日本人が繊細なのは、イギリス人からすれば想像もつかないほどの自然の脅威にさらされながらも、知恵を絞りつつ生きてきたからなのかな、などと勝手に想像したりしてしまいます。

…いかん、今の俺だいぶ知恵を絞らなくなってきてる…


パブ飯

2007-05-25 01:30:37 | 日々の生活

今週は日本から出張の方が来ていて、晩ご飯をご一緒する機会が多いです。
昨晩は、何食べましょうかと聞いたところ、

「典型的なイギリスっぽいものがいい」

ってことだったので、パブ飯に行くことにしました。ほかの出張者、友人などが来たときによく連れて行くWindmillというパブです。もともとJALの飛行機内においてあった小冊子で見つけたんですが、典型的イギリス料理「ステーキ&キドニーパイ」で、3度イギリス一の称号を得たことがあるらしい。

出張者の方はそのステーキ&キドニーパイを、僕はソーセージ&マッシュを頼み、僕は相変わらず「うん、普通にうまい」と思いながらビールを飲みつつぺろりと平らげたんですが、出張者の方のはし(というかフォークというべきか)の進み具合を見てみると…

ぜんぜん進んでません…。

ま、普通サイズのパイに山盛りのマッシュポテト&マッシュピー。これでもか!というほどのっかってます。

つついたり、こねたりしながら最終的にはギブアップでした。感想は「やっぱりちょっと多い」見てた感じ、ただ多かっただけではないような…。僕は普通においしいと思って食べてるんだけどな~。

ふと来たばかりのことを思い出しましたが、やはり同じように、大味で、どーん!と盛られていて、そのくせ値段は一人前(1.5人前?)で、「なんて国に来てしまったんだ…」と思ったもんです。

ハードルむっちゃ下がってる俺…。


無事帰国

2007-05-22 00:47:01 | 海外

パリから無事帰ってまいりました。

今回の出張は件のテロ予告の話もあって、上司からタクシー使用許可を得ていたのですが、パリ北駅(ユーロスターが到着する駅)に着いたときには持ち前のせこさが頭をもたげてきて、「地下鉄使うか」という気になっておりました。

地下鉄使ったほうが早いし、ラーメンも食べにいけるし、今まで買いそびれていたHardRockCafeのTシャツも買いにいけるし。

で、地下鉄のほうへ歩いていったら…、

地下鉄自体は動いてはいたものの、ロープが張られて一部立ち入り禁止になってました。で、マシンガンを持った兵隊さんが見張ってました…。
(兵隊さんの写真はあえて撮っていません。以前似たようなことが空港内であり、兵隊さんの写真を撮ってたら、つかつかと寄ってきて「全部消せ!」といわれた事があったので…。)

さすがにちょっとびびってしまい、命あっての物だねだと地下鉄に乗るのは断念、ラーメンも断念し、タクシーに乗って日本からの出張者を空港まで迎えに行きました。

往復140ユーロ也!もったいね~

ま、保険代と思うとしますか。自分の懐が傷んだわけでもないし。

あぁ、それにしてもラーメンと餃子食べたかった…(涙)


パリへ

2007-05-20 00:35:58 | 日々の生活

明日から出張に行ってきます。1泊2日で月曜日の会議に参加してきます。

本来ならばパリに行って前泊だなんて、おいしいラーメンも食べにいけるし、もし時間があれば美術館とかにも行けたりしてワクワクなところなんですが…。

実際ワクワクしてたんですが、金曜日にメールが一本送られてきました。

「【注意喚起】アルカイダ系グループよりパリ攻撃のテロ予告があった模様。声明によるとユダヤ系であるサルコジ大統領が当選したことに対して、フランスの国および国民に処罰を与えるため、パリに攻撃を仕掛ける、とのこと。出張予定者は十分注意してください。」

 

号泣

 

痛い…痛すぎます…。だからと言ってその会議が流れるわけでもなく、出張に行かないわけにもいきません。
「出張予定者は十分注意」って何をどう注意すりゃいいんじゃ!!

まあ、メールの続きにはそのグループは他の国に対しても似たような声明を出すだけ出して何もしないことが多々あるらしく、『信憑性は疑わしい』とのことなので、心配するほどのもんでもないでしょうが、それでも気分は悪いもんです。

ま、移動はタクシー。基本です。いつもは地下鉄に乗ってますが、おととしのロンドン地下鉄テロ体験者としては、そんな声明のなかで電車に乗る勇気はさすがにありません…。上司からもタクシー移動の許可を得ました。

いやー、今回の出張は無駄に金使いそうだなー。


ウクライナのジャパニーズ(2)

2007-05-19 09:48:23 | 海外

引き続きウクライナの旅です。前回のブログに書いたとおり、今回のテーマは

『日本』 です。

セミナー終了後は日本食レストランでのディナーがありましたが、日本食のレストランがキエフにある、というその事実にまずビビッてしまいました。その名も、

『東京』

こんなところで日本食が食えるとは…(感涙)

と感涙にむせぶのもつかの間、レストラン入り口のホールでちょっとした出し物が始まりました。事前に聞いていた説明では「芸者ダンス」が見られるらしい。日本でも見たことないのに…。

期待半分、怖いもの見たさ半分で待った末に出てきたものは…、

着物を着た新体操選手(リボン)でした…。

どこが芸者ダンスやねん!!!

と心の中で突っ込みを入れつつ、でも所詮ウクライナの人たちが描く日本像ってのはこんなんなんだろうな、と妙に納得してしまいました。

逆に日本人に「ロシア料理の店を開け」っていったらコサックダンスしながら給仕する人たちとかを養成しそうですし。さすがにそれはないか。

出し物はさておき、肝心なのは料理。まずはオードブルにすしが出てきました。
…意外に普通だ!むしろロンドンのなんちゃってジャパニーズよりはるかにうまいぜ!

でも、しょうゆのお皿がみんなで使いまわしになってます。しかも鉢のような器になみなみと入ってる…。

ウクライナのお客さんたち、そこそこお箸も使えるのですが、いかんせん、しょうゆをどっぷりとつけすぎる。さすがにシャリがぼろぼろと崩れてどんどんしょうゆボールに吸い込まれていきます。
おすしがなくなるころには共用のしょうゆボールは、落ちたシャリ、ねたでえらいことになってました。

こんなところにつけて食べたくない…。

その後、鉄板焼きを食べつつ、

いつものロシア・ウクライナのお決まりのパターン、『乾杯』で夜は更けていきました。


ウクライナのジャパニーズ(1)

2007-05-18 23:53:56 | 海外

前回に引き続き、ウクライナの旅です。日本人はウクライナはビザなしで来れるのです。ま、来たいと思う人もそうそうはいないと思いますが・・・

それにしても、日曜日にセミナーを開くなんて何を考えているんだ(怒)

とも言っておられず、出張した次第です。

ウクライナの代理店がその傘下の販売店を教育するための商品セミナーを開いていて、そこでプレゼンをするために行ったのですが、今回のセミナーのテーマは

『日本』

らしい。

セミナー会場をはじめとし、ありとあらゆるところがえせジャパニーズ。そりゃもうすごいもんです。

何よりも一番びびったのが、レセプションのお茶サービス。

見た目、いかにも普通のお茶+うまそうな和菓子、ですよね?
お茶も何種類かあって、説明書きが書いてあります。
とは言え、ウクライナ語で何が書いてあるのかさっぱりわかりません。

で、まずは「こんなところで和菓子が食べられるなんて思わなかった」と、やや感動しながらごまがまぶしてある団子をパクリ!口に入れました。

普通、ごまがまぶしてある丸い物体といえばごま団子ですよね?
中にはもちっぽい外側+あんこですよね?

当然僕もそれを想像しながら豪快に口に含んだわけですが、果たしてその物体は・・・

スモモペーストの団子にごまがまぶしてあるものでした(泣)。

・・・まず~い!

と、叫ぶわけにも、おえっと口から出すわけにもいかず、とりあえずこれはお茶を飲んで体勢を立て直さねば、とお茶を求めました。

いくつか種類があったんですが、すべて急須から出されていますし、日本の湯飲みに注がれていますし、当然日本のお茶だろうとの想像の下、「ほうじ茶」をいただきました。

・・・紅茶かよ!!(さまぁ~ずの三村の口調で)

もともと見た目も微妙に怪しかったんですが、ここまで豪快に裏切られるともはや怒りなど微塵も込み上げてきません。むしろあっぱれ。こうやって、日本という国が誤解されていくんだろうなぁ、としみじみ感じた今日この頃でした。

すしポリスの導入を断固求む!

真剣に、切に願っております。。。

長くなってしまったので、次に続く・・・


ウクライナ・ロシアの旅(1日目)

2007-05-17 21:04:55 | 海外

先週は土曜日(!)から出張でウクライナに出てました。

週末なしです・・・

とはいえ、土曜日は移動だけで、仕事は日曜日から。
ということで、移動した日は空港でピックしてくれたお客さんにプチ観光に連れて行ってもらいました。

空港でピックといえば、今回生涯で初めて体験したことがあります。それは…

VIP用ルートを通ってパスポートコントロールを出たこと!

通常なら、飛行機から降りたら、"Arrival"の表示にしたがって進み、パスポートコントロールをくぐり、荷物をベルトコンベヤから取って、税関を通り抜けて外に出る、という手順なんですが、今回は、パスポートコントロールをくぐり抜ける前で

「Mr. Yamada」

と看板を持った人が待っている。

「あれ?いつもなら税関を抜けた後のはずなのにな…?」と思いながらも、自分が山田ですと名乗り出ると「こちらへ来い」って感じでワゴン車に乗せられました。

「どこに連れてかれるんじゃー!荷物もまだ取ってないのにぃ…」とどきどきしていると、別の建屋で下ろされそこにはVIP専用のパスポートコントロールがあり、ソファなんかも用意されてました。

荷物もちゃんと運んできてくれてそれは楽チンだったのですが、それよりも「ホントに俺だったんかいな。ほかのMr Yamadaがいたんじゃ…」とドキドキしてしまいました。

空港を出た後はプチ観光。ラーヴラという古い修道院を見学させてもらい、英語のガイドさんまでつけてもらって至れり尽くせりでした。

ガイドさん、説明が終わるたびに「質問なんかある?」なんて聞かないでください。。。
見るからにキリスト教徒でない日本人が、古い教会を眺めて質問が出てくるわけないだろ!!

晩ご飯はウクライナ料理のレストランに連れて行ってもらい、チキンキエフを食べました。ロンドンのパブでも見かけることのある、ガーリックバターをはさんであるチキンカツです。

以前パブで食ったやつのほうがもしかしたらうまかったかも、と図らずも思ってしまった私は、すでにイギリス人でしょうか・・・?


プチラッキー

2007-05-11 17:41:28 | 日々の生活

先日、日本食材店で

「よっちゃんいか(あたりつき)」

を買いました。そんなものも手に入ってしまうロンドンってすごい、と思いつつ…。まあ日本にいたら逆に買おうとも思いませんがね。

で、残業中にそいつを食べたわけですが、パッケージを開けてみると、

あたり!

ちょいと幸せな気分に浸れました。

しかし、これって交換してもらえるのかな…。


アムステルダム

2007-05-08 18:35:54 | 海外

日本のゴールデンウィークと時を同じくして、1日だけイギリスでも数少ない祝日の1つがありました。で、その休みをぬって今回はオランダはアムステルダムに行ってまいりました。

まずは旅行に行くにあたり、「アムスはリスボン以上にヤバイ」とか、「人前で財布を見せたらアウト」とか、アムステルダムのスリ情報を懇々と教えてくださった方々、どうもありがとうございました。さすがに今回はアムステルダムがスリ天国だろうがなかろうが、ケツポケットにnewサイフを入れるという暴挙は出来ませんでした…。

今回はリュックの中にしまった上に、30分毎にサイフの所在をチェックするという念の入れよう。まさにあつものに懲りてなんとやら、でした。
しかし、リュックの中に財布をしまってると、不便でかなわんな…。でも、不便=スリも盗りにくい、ってことで痛し痒しのところがありますなぁ。。。

ところで、オランダといえばチューリップ。キューケンホフという、1年のうち約3ヶ月しかオープンしないというチューリップ専門の公園に行きました。
期間限定でチューリップ専門なんだからさぞかしきれいに咲きほこっているんだろう、と期待して行ってみると、

あれ?緑だ。まだ咲いていないのかな?と思ってよくよく近づいてみてみると、

…もう、首からもげるように花が落ちちゃってる…

よくよく見回してみると、辺り一面緑(泣)。来た意味ないじゃーん!
今年は例年よりヨーロッパ全土がかなり暖かいため、見ごろがだいぶ前倒しになってしまったらしい。こうして、オランダ旅行は終了しました。

…って訳はなく、アムステルダム市内、ゴッホ美術館などを見て回りました。運河が張り巡らされていてなかなか味のある雰囲気の良い街でした。

一つ心残りは…

ハイネケン工場に入る時間がなかったことです。今度来る機会があったら絶対に入るぞー!(そして飲んだくれる)


有名人?

2007-05-03 23:18:54 | 日々の生活

先日、会社からの帰り道を歩いていると、CDショップ前に黒山の人だかりができていました。結構広い歩道だったんですが、ホントに溢れんばかり。

「何だ何だ?」と思いながらその輪の中を見てみると、誰かストリートミュージシャンのような人がギターを弾き語ってる。

これだれぞ??きっと有名人なんでしょうが、ぜんっぜんわからん。

まさに猫に小判。豚に真珠。
弾き語りも馬の耳に念仏か。なんだかちともったいないなー。

どなたか知っている人がいたら教えてください。


Hay fever!

2007-05-03 20:53:49 | 日々の生活

昨日は久々に現場仕事に出かけ、ほとんど丸一日外にいました。

途中からなんとなく目が痒いような、鼻水が出るような気がしてたものの、そう気にも留めずオフィスに帰っていきました。

それからというもの、くしゃみが止まらん止まらん。鼻水もずるずる。完璧に花粉症です。今日、昨日現場に持ってったPCのキーボードを見てみたら綿毛がびっしりとこびりついてました。

…そりゃくしゃみも出るわ…。

イギリスに来て足掛け2年と4ヶ月、ついに世界の中から花粉症安全地帯がひとつ消えました…(涙)


ぬか喜び

2007-05-02 00:14:36 | 日々の生活

この前リスボンで財布をすられたのは書いた通りなのですが、つい最近そんな話を会社でしていたら、同僚がいいことを教えてくれました。

「それって、会社で入っている医療保険に旅行時の携行品盗難保障もついてるよ。」

な、なにー!と思い、さっそく冊子を見てみると確かに携行品盗難保険いくらまで保障、と書いてある。

やったー!カード再発行等々のめんどくさい手続きはともかく、お金が戻ってくる!
と喜び勇んで保険会社に連絡してみたところ、

『御社の医療保険は4月6日に契約更改があり、新しい契約内容には旅行中の携行品盗難保障は含まれておりません。』

4月6日って…、

すられたその日やんけ!

ま、物事うまくいかないときはそんなもんです。

ついでに日本で発行されたクレジットカードについている旅行盗難保険を調べたところ、「出国から90日以内なら保障」とありました。今年の正月に日本に帰ってはいましたが、出国したのが1月4日。そこから90日というと4月3日か…これまたおしい。

ま、物事うまくいかないときはそんなもんです(泣)。


後輩来英

2007-05-01 00:14:13 | 日々の生活

今日は大学時代のバレーボール部の後輩が出張でロンドンにやってきました。

会社の方と一緒に今日飛んできて、明日にはロンドンを発ってしまうということで、今日しか顔を合わせるチャンスがないため、会社の方との夕食を済ませた後にパブでいっぱい飲むか、という話になっていたのですが、結局その輪になぜか僕も参加し、みんなで近くのパブに行くことになりました。

まあ、会社の内輪の話とかついていけない話題はいっぱいありましたが、話を聞いていて、その後輩は上司からすごーく期待されてるなぁ、と感じました。

条件さえ合えばなるべく早く欧州に出したい、と上司は思ってるらしい。

『お前はロジカルに物を考えすぎるから、たまには思い切って片目をつぶって飛び降りてみろ!』なんてはっぱをかけられていました。いや~そんなに期待されてるなんて聞いていてうらやましい限りです。

僕なんか、派遣されるときに『ホンマにあいつで大丈夫なんか!?』なんて陰口叩かれてたらしいもんね…。
でも、「海外に住みたいから、仕事の内容はともかく行きま~す」なんて気軽に返事したのよね。。。

ま、そんな適度ないい加減さも時には必要ですな。