yamadyの徒然日記

3年余のロンドン生活を終えて帰国したyamadyが,カウンターカルチャーショックにめげずがんばっている様子を書いてます。

ウクライナのジャパニーズ(2)

2007-05-19 09:48:23 | 海外

引き続きウクライナの旅です。前回のブログに書いたとおり、今回のテーマは

『日本』 です。

セミナー終了後は日本食レストランでのディナーがありましたが、日本食のレストランがキエフにある、というその事実にまずビビッてしまいました。その名も、

『東京』

こんなところで日本食が食えるとは…(感涙)

と感涙にむせぶのもつかの間、レストラン入り口のホールでちょっとした出し物が始まりました。事前に聞いていた説明では「芸者ダンス」が見られるらしい。日本でも見たことないのに…。

期待半分、怖いもの見たさ半分で待った末に出てきたものは…、

着物を着た新体操選手(リボン)でした…。

どこが芸者ダンスやねん!!!

と心の中で突っ込みを入れつつ、でも所詮ウクライナの人たちが描く日本像ってのはこんなんなんだろうな、と妙に納得してしまいました。

逆に日本人に「ロシア料理の店を開け」っていったらコサックダンスしながら給仕する人たちとかを養成しそうですし。さすがにそれはないか。

出し物はさておき、肝心なのは料理。まずはオードブルにすしが出てきました。
…意外に普通だ!むしろロンドンのなんちゃってジャパニーズよりはるかにうまいぜ!

でも、しょうゆのお皿がみんなで使いまわしになってます。しかも鉢のような器になみなみと入ってる…。

ウクライナのお客さんたち、そこそこお箸も使えるのですが、いかんせん、しょうゆをどっぷりとつけすぎる。さすがにシャリがぼろぼろと崩れてどんどんしょうゆボールに吸い込まれていきます。
おすしがなくなるころには共用のしょうゆボールは、落ちたシャリ、ねたでえらいことになってました。

こんなところにつけて食べたくない…。

その後、鉄板焼きを食べつつ、

いつものロシア・ウクライナのお決まりのパターン、『乾杯』で夜は更けていきました。