yamadyの徒然日記

3年余のロンドン生活を終えて帰国したyamadyが,カウンターカルチャーショックにめげずがんばっている様子を書いてます。

Lands Endの旅(#3)

2008-03-31 00:00:12 | イギリス

ランズエンドは前回分で終了なんですが…。

行きと同様、まっすぐ帰るだけではただ疲れるだけなので、寄り道をしながら帰っていきました。その寄り道が意外に良かった。

まずはミナックシアター。これは断崖絶壁にへばりつくように作られた屋外シアターで、舞台の後ろは崖、そしてその後ろは見渡す限り海、という絶景のシアターです。Rowena Cadeという女性がなんとほとんど一人で50年(!)かけて作ったということです。

…いやーこんな崖によくここまで作り上げたもんだ。そもそも何でここにシアターを作ろうと思ったんだろう…?
でも、客席の石段にしばらく座って眺めていると、舞台の後ろは見渡す限りの海で、波の音が聞こえてきて、こんな雰囲気のところで演劇をやったら相乗効果できっといい舞台になるんだろうな、なんて演劇など一度も見たこともないyamadyながら感じることは出来ました。

Cadeさん、ようがんばった!

そのあとは、「聖マイケル山」を見てきました。日本語で書くと変な感じですが、英語で書けばSt Michael's Mount。

…これってフランスのモンサンミシェル(Mont Saint Michael)を英語にしただけじゃんって感じですが、実際そんな感じでした。実はモンサンミシェルは見たことがないんですが。。。

これまた本家(?)フランスと同じで、干潮のときは島に通じる道が現れるのだとか。残念ながらyamadyが着いたときには潮が満ちていて、道は沈んでおりました。。。
でもモンサンミシェルも見た気分になれたからよし!

…ウィキペディアで写真を見たらフランスのやつの方がはるかに立派だったけど、それはまあ見なかったことにしておこう(苦笑)。

てな訳で、1泊2日弾丸ツアーでランズエンドおよびその周辺を見てきたんですが、期待以上に見どころがいっぱいあってよかったです。もっと早くにくるんだった、ちっ。

ちなみに2日間で走破した距離は650マイル(約1000km)でした。疲れた!


Lands Endの旅(#2)

2008-03-30 22:52:03 | イギリス

旅行とは直接関係ありませんが、今週末は3月の最終週、ってことで、ヨーロッパではサマータイムが始まりました。

Spring forward, fall backward.ってことで、春は進む!1時間時計が進みます。

1時間損した。。。このyamady、イギリスに来てから冬→春時間の移行は4回、その逆は3回なので、トータルすると本当に1時間損した事になります…

俺の貴重な1時間を返せー

…アホなことを言うのはさておき、ランズエンドの旅の続きです。

ホテルで朝食を取り、朝9時頃に出発。少し街から外れたところで、前日は悪天候で見れなかった街の全景が見渡せました。

なかなか小ぢんまりとしていて、素朴な街でした。写真だとなかなかうまく撮れませんが、後ろに海も見えていい景色でした。

あとはランズエンドに向かうだけ。距離もさほどないし、すぐ到着しそうです。道すがら、古い感じの道しるべもあったりして、嫌が応にも期待感が膨らみます。

…そしてついに到着!

―遠かった…。ちなみにサインポール右側のJohn O'Groatsとは、ウサギの耳の先っぽ、グレートブリテン島の最北端の地名らしいです。

全体的に切り立っている崖でしたが、遊歩道が整備されていたので、ちょこちょこっと散歩してみました。

上の写真のなかにうつっている白い建物は、"First and Last Refreshment House in England"と書いてありました。

おそらく、ここから西に行く人にはイングランド最後だし、西から来た人にしてみたらイングランド最初の食堂ってことなんだろう、と勝手に解釈しました(爆)。

でも、つぶれてたんですけどね・・・。

さすがに日曜の朝9時すぎでは人もほとんどおらず、やや寒々とした雰囲気と、ランズエンドという名前ともあいまって、僕のロンドン滞在も終わりを迎えようとしている今、人生ってのはこういう転機の連続の、ホントに旅みたいなもんで、その旅の最後に自分はどんなことを考えながら人生の終わりを迎えるのだろう(ちょいと気が早すぎますが)、とか、『人生とは旅そのものだ』と言った松尾芭蕉は慧眼の人だなぁ、とか、普段は考えもしないようなことを考えながら、小一時間ほど寒風吹きすさぶ中散策しました。

散策の後に、せっかくだから何か地の果てに来た記念品でも買っていこうとお土産物屋さんに入って色々と物色していたところ、

 こ、こけし?こけしがランズエンドに!?
下に貼り付けてあった説明文を見てみると…

こけしドールは200年前に日本の『トーホコ』地方で作られたらしいです(苦笑)。

…『トーホコ』地方出身の方々、こりゃあちょいと抗議のメールの1本でも打っといたほうがいいんじゃないですか?(笑)


Lands Endの旅(#1)

2008-03-30 21:38:41 | イギリス

一人で過ごす週末。ふと思い立ち、ランズエンドに行ってきました。
一泊二日の一人旅。しかも車です。

イギリス・ロンドン在住の方はそれがどれだけ無謀(というかアホというか)なのかがわかっていただけると思いますが、ピンと来ない方のために。

ランズエンドはここにあります。


ココ

グレートブリテン島はよく『うさぎ』にたとえられますが、そのうさぎのつま先、グレートブリテン島の最西端、まさに文字通り「地の果て(Lands End)」です。ロンドンからの距離的に言えば、東京~大阪くらいの感じでしょうか。
イギリスにすんでいる間でなければ絶対に、絶っっ対に、旅行に来たとしても来ないであろうところだし、ずっと来たいと思っていたところなので、思い切って行ってみました。

…なにせ遠かった。

元々車の運転はキライじゃないんですが、さすがに道中で何度もメゲそうになりました。。。ま、直行せずに寄り道しながら行ったってのも多少問題ありなんですが(苦笑)。

さて、初日の土曜日。前日の接待飲み会のダメージにもめげず朝7時に起床。前日に検討できなかったルーティングを考え、バース経由でランズエンド近くのホテルに向かうことにしました。朝9時に出発!

バースはロンドン~ランズエンド間で言えば全行程のおおよそ1/3くらいのところでしょうか。英語で書くとBath。まさに“お風呂”の語源となったところで、イギリスには珍しく温泉が湧くところです。実際に温泉が営業してるわけではありませんが、古代ローマ人が作ったという温泉の遺跡が残っています。

表だけ見ればよし!先も長いし。まあいっぺん中は見たことあるし。

その隣に建っている教会は入ったことがなかったので、中に入ってみることにしました。

どこに行っても、ヨーロッパの教会ってのはだいたいステンドグラスがきれいに作られています。この教会もご多聞に漏れずステンドグラスがきれいでした。

結局バースでの滞在はたったの1時間。しかし、そこからが長かった…。土曜日はずっと雨が降っていたこともあり、視界は悪いわ、道には迷うわ。。。

結局ホテルに到着したのが夕方の6時すぎ。ほとんど1日中運転していたことになります。何とか暗くなる前に到着できてよかった…。

ホテルはセントジャスト(St Just)という、ランズエンドから5マイルほど離れた小さな街にあり、パブの2階に宿泊用の部屋が併設されている、イギリスの田舎町に見られる典型的なパブ+B&Bでした。

 お店の人もすごくフレンドリーで、こじんまりとしていましたがいいホテルでした。

ホテルには駐車場もあることを聞いていたので、車を止めるべく場所を聞いてみると「そこを曲がって郵便局を越えた、『グリーンパジャ』があるところに止めて。」との説明。
『グ、グリーンパジャ??』と怪訝な表情をしているとお店の人、親切にも駐車場まで連れて行ってくれました。そこにあった『グリーンパジャ』とは…


↑『グリーンパジャ』

すみません。。。『パジャ』からプジョーは連想できませんでした。yamadyまだまだリスニング能力が足りない模様です(苦笑)。

そんなこんなで、1日目は無事終了。1階のパブで見たことのないビターを飲み、明日の観光+同じ道のりを引き返すドライブに備えて床に就いたのでした。

疲れ果ててただけあって、速攻で寝入ったのは言うまでもありません。。。

#2に続く(というかまだランズエンドのこと一言も書いてないし)…


ロンドン塔

2008-03-24 23:23:13 | 日々の生活

今日はイースター休暇(4連休)の最終日。

だというのに、またしても朝から雪です。。。どうなっとるんや、一体。

さすがに雨・雪が降るととたんに外出する意欲が薄れてしまい、ラジオを聴いたり(テレビはもう家にないのです…)、ウェブで遊んだりしてたんですが、幸いに昼過ぎから天気が回復してきたこともあり、さすがに4連休の最終日にそりゃないだろう、と出かけることにしました。

で、出かけたのはロンドン塔。出かける決意が鈍らないよう、インターネットで事前にチケットを購入していきました。そうでもしないと多分「やっぱやめとこ」になると思ったんで。。。

ところでロンドン塔、『塔』って割には全然塔じゃないんですよね。

こりゃどう見ても「城」ですよね…?

まあともかく、ロンドンの観光地のベスト10上位に間違いなく入ってくるであろうこのロンドン塔ですが、3年以上も住み続けたにもかかわらず、実は今回初めて入りました。。。伊勢人は伊勢神宮に参らない、京都人は金閣寺にしょっちゅう行くことはない、ってのと同じような感覚でしょうか。

このロンドン塔は昔はもともと砦として作られたものが王宮に使われたり牢獄に使われたりとバラエティーに富んでいる歴史をたどってきただけあって、展示品も王冠から拷問道具までこれまたバラエティーに富んでおりました。

ひとつ変っていることを挙げるとするなら、

カラスが王家のシンボルとして大事に飼育されている、ってことでしょうか。ロンドン塔にカラスがいなくなるときは王家が滅びるとき、という言い伝えがあり、ホントにえらく大切に扱われております。そんなに大切に扱ってくれるんなら、日本中にいるカラスの大群をここに持ってくりゃいいのに。

でも不思議なもんで、ここに飼われているカラスは心なしかかわいらしく見えてきたりもします。

ところかわれば何とやら、かな。

ちなみに日本でのカラスのような嫌われ者役はこちらでは鳩が受け持っております。


イースター

2008-03-23 20:46:27 | 日々の生活

今週末はイギリスで数少ない(というか1年に1回の)4連休、イースターです。

今週の末に家族は一足先に日本に帰ってしまい、僕は一人で残った物の後片付けやら、掃除やらに勤しんでいるわけですが、せっかくの一人の時間をただ掃除に費やすのは惜しい。どこかに車で出かけようかな~なんて思っていたわけですが。

朝から雪かよ…

今年のロンドンはいつもよりかなり暖かく(とはいっても実家辺りに比べりゃ全然寒いんですが)雪も1回も降らなかったのに、イースターにになってから雪が降るとは…。
普通、イースターと言ったら「これから春が来てどんどんいい季節になっていくわ~」っていう節目なんですけどね。。。

結局、洗濯やら掃除やら片づけやらで時間が過ぎていきました。。。

嗚呼、せっかくの4連休が…(泣)


引越し#1

2008-03-18 18:37:18 | 日々の生活

今日、引越しの第一便の作業がありました。
これで大部分の荷物の航空便・船便を出してしまい、あとは僕が細々と暮らしていけるだけの荷物が残るのみです。(とは言え、PCはしっかりと残してある)

荷物の梱包、仕分け(飛行機便、船便、残していく)を業者さんがどんどん進めていくわけですが、いざ始めてみると出るわ出るわ、「こんなもんあったっけ?」ってなくらい忘れ去られているようなものもわんさかと出てきます。

1日がかりでようやく終わりましたが、終わってみるとなんと110箱!よくぞそんなに溜め込んであったもんです。日本の社宅に入りきるんかいな…

ところで、今回引越しをお願いした業者さんは、

 

クロネコヤマト。

こんなところにまで進出してくるとは、日本の企業はさすがです。

 


ついに帰国

2008-03-15 13:19:24 | 日々の生活

そういえばこのことを書いていませんでした。

このyamady、2005年の1月に渡英してロンドンに生息し始め現在3年超の月日が流れたわけですが、ついに帰国することと相成りました。
家族は来週、僕は仕事を後任に引き継いだ上、4月の末に帰ります。

さすがに3年住んですっかり住み慣れた土地をまた離れなければならないというのは辛いものがあります。。。

仕事もこっちのペースにすっかり慣れてしまい、日本の激流のような速さについていけるのかどうか…。しんどかったとは言え、仕事では役得でいろんなところに行くこともできたし。
体もすっかりイギリスのマイルドな気候に慣れきってしまい、灼熱の日本の夏に耐えられるのかどうか…。

今となっては帰るほうが不安がでかいです(笑)。

…などと考えつつ、荷造りにようやく取り組み始めたyamadyでした。


ミランの悪夢ふたたび

2008-03-15 13:00:01 | 日々の生活

いや、もうロンドンに戻ってきてはいるんですが…。

昨日の朝の出来事。出社して机について5分もしないうちに1本の電話がかかってきました。誰だろう、と思ったらミランで泊まったホテルのフロントからでした。

こりゃ嫌な予感がするなー、なんて思いながら話していたら案の定、「あの晩にタクシー代をこちらで持ったんだが、それがちょっと問題だ」なんて抜かしやがる。

再度ぶちきれたのは言うまでもありません。

そのホテルをウェブサイトで検索し、公開されているメールアドレス全部に対して、その晩の出来事を説明した上『真摯な回答を求む』とメールを送ってやりました。

そしたら半日後に一言「ごめんちゃい」と返信メール。謝るんだったら最初から訳のわからん電話をよこすなまったく朝から気分が悪い出来事でした。

もう、イタリアなんか二度とと行くか##

ま、行きたいって言っても、もう機会がないかな。それはそれで寂しいような。


Fuckin' Milan

2008-03-11 23:07:43 | 海外

仕事でミラノに来ているわけですが、こりゃー書かずにはいられない出来事に遭遇してしまいました。

くだんのモーテル。

もともと3人を2泊という予定で予約を入れていたのですが、出張者の日程が変わったりして、最終的には1人(yamady)が2泊、それ以外の部屋は2人ずつが1泊ずつという風に変えて欲しいとホテルにメールを送り、“OK!”なんて返事ももらっていました。

が、2泊目に2人を引き連れてホテルに到着すると、

「部屋はフルブックで1つもありません。」

あんた何言ってんの

 

フロントのお姉さんは僕が書いたメールの内容も、こちらに何の非もないことも理解しているにもかかわらず、「フルブックだから部屋は用意できない。」の一点張り。

さすがに日ごろは温厚なyamadyといえども、

「てめーらのミスで部屋がなくなったんだろうが。部屋を準備するってのがお前らの責任ってもんだろう」 とプチ切れ。
その勢いに押されたか、しぶしぶ同系列ホテルに電話をかけ始めました。しかしそこからが長かった。。。

最初は「別のホテルでもダブル1部屋しか用意できない。」と言われ、まずは一部屋を確保して、引き続きもう一部屋を探すということで了承したものの、移動のタクシー代は自分で払えといいやがる。

あんた何言ってんの##だから、お前らの責任だろうが!

 

押し問答をしているうちに「代替で準備するホテルは10ユーロ値引きします」と言い出した。ようやく反省したか、と思って話を聞いてみると、「だからタクシー代は払ってください。」

あんた何言ってんの###

その距離タクシーじゃ10ユーロで行けんだろうが!

 

タクシー代を払うことを認めさせ、そうこう しているうちにタクシーが到着。そのフロントのお姉さん、二人とも早くタクシーに乗れって言いやがる。そしていけしゃあしゃあと一言「同系列ホテルで空いているのは一部屋だけだから、二人で一部屋です。」

ふざけるなー####(激怒)

 

「同系列だろうがそうじゃなかろうが関係ないだろう!

探せといったら探せ!!」

このyamady、日本語でもあそこまで声を張り上げて激怒したことは、多分人生の中でも数えるほどしかないでしょう。。。ま、逆に英語だったから出来たのかも。

傍でこのやり取りを見ていた日本人スタッフがぽつっと一言。「yamadyさんじゃないと、こんなトラブルがあったら僕では対応できません…」

おいおい、そんな心細いことを言ってくれるなよ…

結局、残りの日本人技術者とダブルの部屋に一緒に…というのは冗談で、何とか部屋を確保させ、無事全員泊まることが出来ました。やれやれ。

そんなこんなで、ミラノに変な思い出ができてしまった。。。どうもホテルブッキングに関してはトラブルに巻き込まれやすい体質らしいです。


ミラン

2008-03-10 22:39:22 | 仕事

先週のプラハ出張に引き続き、今週はイタリアはミランに来ています。イタリアの最大の空調展が開催されるってことで、見学/情報収集に来とります。

今回は日本からも出張者が来ているため、その分もまとめて僕がホテルを予約したんですが、実は僕もミランは初上陸。イタリア自体、数えるほどしか来たことがありません。

それに加えて、そういった展示会が開催されるタイミングは、ミラン近郊のホテルがすぐいっぱいになり、かつ値段も特別価格にしやがるんです。高いったらありゃしない。

ホテル予約のウェブサイトで調べまくって、ようやく値段もそれなりのところを見つけ、今まさにそのホテルに滞在しているわけですが…

 

 

モーテルでした(号泣)

 

いやー、写真ではよさげに見えてたんだけどなー。上手にとったもんだ。
実際の部屋を見てみると一見普通のホテルなんですが、何となく怪しい雰囲気がプンプンと漂ってます(笑)

…ごめんね、ミランの夜を楽しみにしてた出張者さん、こんなホ(モー)テルで…


英検ファイナル

2008-03-09 00:18:48 | 英語

英検の合格発表がウェブ上でありました。

最近の奴は受験票にIDとパスワードが書いてあって、それを使ってウェブサイトを見に行けば、合格発表の郵送物が来る前に調べることが出来るんですよね。便利な世の中になったもんだ。

で、肝心の結果ですが…

 

合格!ワーパチパチ

2次試験は、蓋を開ければ配点38点中の36点。
ありがとう、品のよさげな試験官のおばさん!Attitudeの項目もニコニコ笑顔が功を奏したか3点満点でした。30を過ぎたおっさんでも、やっぱ「試験に合格」って言ってもらえるのはうれしいもんですな。

ただ、これに味を占めて「じゃあ次は1級に…」なんて気が微塵も起きてこないところが、めんどくさがり屋なyamadyをそのまま表わしているかのようです(苦笑)。というか、まず受かるのは無理でしょうな。

…えーのよ、別に英語で生計立ててるわけじゃなし。
(↑受かる実力のない人間のひがみです。はい。)

ま、これでちっとは3年間の成果を形で残すことができました。よかったよかった。

 

…でも使わなくなったら、すぐに錆付いていってしまうんだろうなぁ。


プラハ旅行記

2008-03-08 12:36:27 | 海外

別に旅行をしてきたって訳じゃないんですが…(笑)

デジカメにおさまっていた写真を見直したらいくつかいいショットが見つかったので、せっかくだからブログにアップしておこうと思った次第。

まずはホテルから。

今回はプラハ事務所の方にお願いして取ってもらったホテルでしたが、こりゃまたむちゃくちゃいいホテルでした。聞くところによると、各国の著名な方がプラハに来るときによく使われるホテルだとか。街の中心部の広場からも徒歩すぐの距離で、プチ観光には最適な場所でした。

次は広場にて。

広場では天文大時計がメインの観光名所になっています。

毎正時にはからくりが動き出すようになっていますが、寒さのあまり待っていられなかった。。。

次はヤン・フス像

中世のチェコでの宗教改革の主導者で、カトリックの教会に処刑されてしまった人だそうです。

お次はちょっと離れたところにあるプラハ城。これは正門です。

中は自由に入れるようになってます。衛兵さんの横に並んで記念撮影もしてきました。

城の中にある教会です。時間が遅かったので中には入れませんでしたが、ステンドグラスがきれいな教会です。

寒いなー、なんていいながらうろうろしていたわけですが、そこにホットワイン(赤ワインを温めて、ちょっと砂糖を加えて飲む)を売っている売店の看板がありました。

…ホツ・ワイタ?おしい。もうちょっと字のうまい日本人に頼めばよかったのに…(苦笑)。


プラハ#2

2008-03-07 08:00:09 | 仕事

引き続きプラハにいます。やはり慣れない人たちを引き連れて移動するというのはしんどい。。。

たまには仕事の話も書いておきましよう。今回はチェコの新しいお客さんに向けての製品紹介・技術プレゼンで丸2日コースだったのですが、いつまでも自分一人がやるわけにもいかないので、半分強は自分でやり(彼らにやり方を見せ)、残りを彼らにやらせる、って感じでやり、なんとか無事終わらせることが出来ました。

新たな日本人・中国人スタッフともども、英語でプレゼンするのはほとんど初めての経験のようで、端から見ていると誰の目から見てもわかるくらい緊張しているようでした。すでに作ってあったプレゼン+原稿を事前に渡し、自分なりにアレンジしてもらい、練習もある程度積んで今回のセミナーに臨んだわけですが、二人とも用意してきた原稿に目が釘付けで、お客さんの顔、反応などを見る余裕など微塵もなく…

そんな彼らの様子+お客さんのリアクションを見ていた自分が一番息が詰まりました…

「あぁ、ほら、お客さんが何か訊きたそうにしてるじゃないか、ちゃんと間をおけよ」とか
「ほら、今の説明はちょっとわからなかったような顔をしてるじゃないか」とか。。。

まあ、思い起こせば3年前、僕がこっちに来たばかりのときのプレゼンってのはきっと端から見ると危なっかしい、あんな感じだったんだろうな、って思いました。そういえば、すごくすごーく心臓をバクバクさせながら、おんなじように原稿棒読みだったなー、一生懸命、何度も何度も練習したなー、ってちょっと遠い目をしながら自分の3年前の姿にダブらせちゃいました。

ま、こればっかりは場数がものを言う物ですからね。きっと彼らもどんどん改善していってくれる、でしょう、きっと。多分。。。

さて話は飛び、昨晩は仕事もひと段落したってことで、プチ観光してきました。以前プラハに来たことがあるyamadyは、まさにツアコン。二人を引き連れてトラムに乗り、プラハ城などを見て回りました。

ホテルへの帰り道、一人が「土産にクリスタルを買いたい」とのことで入った土産物屋さんでのこと。

彼(日本人)が品物を見ている間、僕ともう一人(中国人、女性)もぶらぶら店内を見て回っていたのですが、店員さんがつかつかと寄ってきて僕にこっそりと耳打ち。

「おい、ガールフレンド(=同僚の中国人)に気づかれないようにこれ買ってけよ。ディナーのときに渡したら間違いなくいちころだぞ。」

あまりもの商魂のたくましさに思わず苦笑したyamadyでした。。。


プラハにて

2008-03-06 00:35:25 | 海外

現在出張中でプラハ滞在中です。

…寒い。

今シーズン初めて雪を見ました。今年は欧州全体が暖冬で、ロンドンでも普通なら毎日家の前の車がガチガチに凍ってしまうところなのですが、今年は一向に車が凍ることがありません。多分日本の方がよっぽど寒いでしょう。

が、プラハは寒かった。。。わが社のプラハ所長に話を聞いたところ、先週は最高気温が17℃と、春~初夏並みの暖かさだったとのこと。タイミングが悪かった…

いずれにせよ、二度と来ることはないであろうと思っていたプラハにまたもや来ることができたので、それはそれで良しとしましょう。

今回は一人ではなく、最近うちのチームに入った日本人技術者+中国人技術者を引き連れ、豪華(?)三人旅です。実は一人の方が気楽でよかったりするんですが。。。
中国人のほうは「ヨーロッパでプラハが一番行ってみたかった街なんですぅ」なんてお気楽なことをぬかしてやがります。

締めるぞ、貴様。

とは言いませんが、中国はおろか上海からもほとんど出たことがなかったという彼女には、まずは楽しんでもらって仕事に慣れてもらわねばなりません。

上司って、なんだかこまごまと気を配らねばならんし、めんどくさい大変だな。。。

さて仕事の内容はさておき、やはり出張の醍醐味といえばご当地の食事ですよね!昨晩プラハ所長に連れられて行ったチェコ料理のレストランでのこと。非常に興味をそそるメニューがありました。それは…

"Pork Knee"…ぶ、豚のひざ!?即決したのは言うまでもありません。。。

待つことしばし。出てきたものは…

…こりゃ、どっから食え、っちゅーんですか。。。

長くなってしまったので、次回に続く。か!?


明日からプラハ

2008-03-04 00:26:55 | 海外

いやー長いこと放置しすぎました。。。

明日からプラハに出張してきます。お客さんへの製品セミナーで丸二日コース。前後泊で金曜日に帰ってきます。

今年は暖冬のヨーロッパですが、BBCウェザーで天気予報を見てみると、最低気温-5℃!まだまだ寒いです。

今回は、1月から合流した日本からの派遣者+2月から合流した中国からの派遣者の3人で向かうことになっています。3人で分担する分、仕事が楽になるといいな。。。ま、実際は面倒を見たりしているとかえってしんどかったりすることもあるわけですが。

そうそう、今回中国人を連れて行くに当たってネックになったのがビザ。

日本人であるyamadyには、ヨーロッパ各国の訪問は何の障壁もなくすいすい行ける訳ですが、中国人はそうは行きません。どこに行くにもビザの取得を求められます。今回も本人の「友人からシェンゲンビザは即日取れるって聞いた」という話を鵜呑みに聞いていたら、実は結構時間がかかることが後から判明し、慌てて手続きを始めたのでした。で、取れたのがまさに出発前日の3/3。。。
もし取れてなかったら出張に連れてもいけなかったところなので危ういところでした。

他の国の人のこういう状況を見るにつけ、あー日本人に生まれてよかった、と思うyamadyでした。