yamadyの徒然日記

3年余のロンドン生活を終えて帰国したyamadyが,カウンターカルチャーショックにめげずがんばっている様子を書いてます。

夏休みのスペイン旅行 -帰国-

2023-09-23 07:11:47 | 海外

泣いても笑っても旅行最後の朝。

テラスから見るサグラダファミリアとも今日でお別れです。


バルセロナ発のフライトは15時なので、時間があると言えばある、
ないと言えばない。

昨日のスリ事件もあるし、行くとしたらまずは警察署か。
朝飯を食べながら話をするも、時間も読めなくなるし、
保険でどれくらい返ってくるかもわからないし、まあもうあきらめよう、
ということで警察に届けに行くのは断念。

こうやって、実は認知されてない犯罪件数が
増えていくのね…

結局どこに行くでもなく、貸フラットでゆっくりめに、
買ったお土産を詰め直したりしてめいめい過ごしました。

チェックアウト後、カタルーニャ広場までスーツケースを引いて
歩いていき、そこから空港バスに乗り昼ごろに空港へ行きました。

空港では時間がたっぷりめにあったので、めいめい
土産を物色することに。

ワイン、カバ、お菓子、バルセロナマグネットを購入。

素がついているパエリア鍋にムチャクチャ惹かれたものの、
さすがに重すぎると思い断念。。。

昼メシを食べて、

飛行機に搭乗。

パリで乗り換え、

pretのサンドイッチは腹いっぱいで食べられず
(これまた次回)、

JALに乗ると、帰ってきた感満点です。
食事も口に合ってる。


帰りは東回り。これで行きかえりで地球1周です。

帰りの機内で、機内販売のカタログに目をやると、
BALLYのよさげなベルトが載っていました。

その昔、20年近く前、一生モンだからと手を震わせて
買った、フェラガモのベルトがさすがにくたびれてきて、
(逆にそこまでもってるのが奇跡)
新調したいとずっと思ってたんだよな。

そういえばタイ出張の時にも見たな。
心惹かれたけど「長距離便でしか売ってません」と
あって、ちぇって思ったよな。

JALカードで買えば10%OFFだし、今なら買えるな…

この旅行、いろいろあったけど俺がんばったし、
ご褒美あげてもいいよね…?

散々逡巡したあげく、買うことにしました。満足。

 

そして羽田に到着。帰ってきたぁ。

ここで義父、義弟と別れることに。
中部行きの便の待ち時間が結構あるので、
新幹線で帰った方が家にだいぶ早くつける
とのことで二人は途中降機することにしました。
私は新幹線代が惜しかったので、飛行機を待ちます。(せこい)

待ち時間の間にシャワーも浴びてさっぱり。

バルセロナでのチェックインの際に、みんな
中部までチェックインしていたもんだから、
飛行機に乗り込んで出発するまでの間に
実際には搭乗していない義父、義弟を探す
「ご搭乗の○○様~」とアナウンスされる
オマケつきでした…

CAさんには二人は新幹線で帰ったと説明。

羽田で国内線としてチェックインしてないから
いいと思ってたけど、ちゃんとチェックされてた
のか。
飛行機に乗った時にたまに聞くこの手の
アナウンスは、こんな風に発生するのね…

 

飛行機に乗るころにはとっぷり日も暮れて、
22:00ごろに家に到着。

 

いや~盛りだくさんの旅行でした。
まとめると、

バゲージロストされ、
パスポートをロスト(未遂)し、
TYPOで飛行機乗れないかも危機に直面し、
財布をすられ、
準備不足でサグラダファミリアの中は見れず、 などなど

いろいろありすぎましたが、過ぎてみればいい思い出。
(被害が比較的少なかったから言える言葉か)

普通に観光で過ごしたより、よっぽど刺激的で
思い出深い旅行になりました。
…なんでもハッピーエンドで終わる、小学校低学年が
書く読書感想文みたいや(苦笑)。でも実感でもあるし。

企画してくれた義父に感謝!

 

 

…ロスバゲ時の金銭補償もやらんといかんし、
金を取り返すまで、まだ旅行は終わりません。。。

来月のクレジットカード請求も戦々恐々…


夏休みのスペイン旅行 -晩餐の後-

2023-09-20 23:52:34 | 海外

「なんか今の瞬間に財布すられました。」

 

…いやいや~、また~、冗談にしては内容が重すぎるよ~。
あまりにフツーのトーンで言うもんだから、最初は信じず。

と、義弟が前掛けに持っていたワンショルダーを
見てみると、チャックが全開になってる。

 

…マジなやつ!?

 

さっきの一連の出来事を脳内レビューしてみる。

①外人が、自分にワーワー話しかけてきた。
しかも英語じゃなく何か知らない言葉で。

②大きな紙を広げて指さし、そっちに注意を引き付ける。
よくよく考えると、自分の前掛けワンショルダーも、
その大きな紙で自分の視界から隠されていたような…

③おそらくそのやり取りに義弟の注意も引き付けられた。

④夜の地下鉄で、車内はそんなに混んでいなかった
はずなのに、電車から降りるときのその一瞬だけは、
ちょっともみくちゃのような、密集状態になってた。

 

…典型的な乗り物でのスリのパターンやん!!

15年ほど昔、ポルトガルの旅行中に、トラムの出口で
財布をすられた記憶がよみがえる。
まあ、その時はケツポケットに財布を入れてた自分も
悪いんですけど。警戒感なさすぎ。

今回は財布をケツポケットに入れるなんてことは当然せず、
ワンショルダーも前掛けで、それにもかかわらず
まんまとやられてしまった。(私ではなく義弟ですが)

乗り物の出口でもみくちゃになって、その瞬間にやられるって
手口まで一緒じゃん。。。警戒していたつもりなのに…
超ショック。

 

自分のワンショルダーは、ファスナーを閉じると持ち手が
隠れて簡単にはつまめないようになっているデザイン。
今回の旅行のため、コンパクトさとセキュリティを考えて
急きょ購入したものです。
義弟のはファスナーのつまみがあらわになっている仕様。
南京錠とか掛けておいた方がいいかもね、なんて
出発前に話していたものの、結局準備できずじまいに
なっていたものでした。

自分がスリのターゲットではなく、注意をひくためのコマに
選ばれたっちゅうのは、そんなちょっとした違いだけなの
かもしれません。

注意はしてもしすぎることはない。You can't be too careful.

 

貸フラットに戻り、義弟は憔悴しつつも日本に電話をかけまくり
カード停止など必要な措置をとってました。

 

…ここにきてまだ事件が起こるのか、この旅行。。。


夏休みのスペイン旅行 -最後の晩餐-

2023-09-19 23:26:12 | 海外

早いもので、この夜がこの旅行の最後の晩飯。

美味しいシーフードが食べたい!ということで、
グーグルマップで検索してよさげなレストランを
見つけました。

貸フラットからはちょっと遠いので地下鉄で向かいます。

地図だけではどんな場所かがいまいちわからず、
でも事前の予約なしでも全然いけそうな感じだったので、
大通りから少し入ったところにある、場末の穴場レストランを
勝手にイメージしていたのですが、さにあらず。

大通りから雰囲気よさげな石畳の道に入っていき、
そこからさらに一筋入ると広場に出ました。

むっちゃ栄えてるじゃん!気分が上がるなぁ。

まだ日が高めで少々暑かったのですが、そのうち涼しくなるだろう、と
屋外の席に座ることにしました。

実際、外の席はほぼ満席で屋内は結構がらがらでした。

 

前菜でシーザーサラダと小イカのフライ、エビのグリルをみんなでシェア。

ちょー旨い。ワインもカバもじゃんじゃん進みます。

メインはスズキのグリル。これまたうまい。

勝手に場末のレストランなんて想像してごめん…

外の広場では、大道芸人のパフォーマンスをやってたりして
とっても雰囲気のいい場所でした。お腹もいっぱいになって大満足。

 

ごはんを食べ終わるころにはとっぷり日も暮れて、
これはこれでまたいい雰囲気です。

 

あぁ、これで旅行も終わりだなぁ。いろいろあったけど、
過ぎてみればあっという間で楽しかったなぁ…と
かみしめながら、最後の晩餐を食べたレストランの
広場を後にしました。

 

貸フラットへの帰り道。元来た道をたどって地下鉄に乗ります。

乗り換えの際、電車を降りようとしたときに外人さんに声を掛けられました。
ホントに今回は声を掛けられる機会が多いです。

紙を広げて指さしながら、何語かわからない言葉で
ワーワー言ってる。少なくとも英語じゃないな。

紙を見ると、地下鉄が工事中で代替バスが
走っていることが書いてある。
あぁそれね。知ってるけど、あなたが何言ってるか
分からないからどいてどいて、と押しのけて外に出る。

 

何かを聞かれたのか、何かを忠告してくれようとしていたのか
よくわからないまま、何だったんだろうなぁと思い外に出ると
そこで義弟が何気なく、本当にふつーのテンションで一言。

 

 

 

 

 

「なんか今の瞬間に財布すられました。」

 

……え?


夏休みのスペイン旅行 -ガウディさん散策-

2023-09-18 20:01:55 | 海外

ムンジュイックの丘を下り、さあどうしようかと迷う。

義父と義弟はお土産を買いたいとのことで、
カタルーニャ広場にあるデパートに行くことに。

私はせっかくバルセロナに来たのだから、もう少し
ガウディの雰囲気を味わいたいと思い、
グエル公園に向かうことにしました。

晩飯の予約に間に合うように、貸フラットでの
集合時間を決めて別行動にします。

 

その昔、バルセロナに旅行に来た時もグエル公園に
来たのですが、どうやって来たのか全く記憶にないし
思い出せない。。。

グーグルマップがあるので、言われた通りの
道筋で行ってみる。
まあ最寄り駅から徒歩600mと出てるから、
大したことないだろう…

と、高をくくっているとそこに現れたどえらい急坂。

グエル公園は結構山の上の方にあるのは知ってたけど
こんなに急な坂登ったっけ??

徒歩600mとは思えないほど、だらだらに汗をかきながら
えっちらおっちらと坂を上る。ふくらはぎ攣りそう…
そんな横を、若い外人のにーちゃんたち(自分か、外人は(笑))は
談笑しながらすいすい登っていく。

若いっていいね。。。

 

おおよそ坂を登り切り、もうちょっとで入口に着きそうな
ところまで来たとき、周りを反対向きに歩いている
人たちから不穏な会話が聞こえる。

「売り切れだってさ…」

 

な、なに~!?

 

信じられない、信じたくない、(でもサグラダファミリアが
そうだったから、きっとそうだよね…)と、ぐちゃぐちゃに
感情が入り混じる中、この目で見るまでは信じられないので
まずは入口間際まで行ってみる。あとちょっとだし。

結果、、、

「本日分の入場券は売り切れました」
(↑ショックのあまり写真撮り忘れ)

同類のツーリストたちが入口の前でたむろしてます。

 

あんなだだっ広い公園なのに、売り切れって何よ!
売り切れって!!

とブチ切れたところで、目の前の現実が好転するでもなし。

登ってきた道をまた帰るのか…と目の前が暗くなり、
とてもそんな気にもなれず。HPもほぼゼロ。
最寄りのバス停をグーグルマップで探し出し、
行先知れず、でもきっと下山してくれるであろうバスに
乗って下山しました…

バスはエアコンが効いてて快適☆、って
言ってる場合か(泣)!

観光シーズンのバルセロナをなめてたなぁ…

 

失意のうちに山を下り、さらに乗り継ぎのバスを
間違え、でもまあ涼むのにちょうどいいしいっか。
グーグルマップさえあればどうとでもなるし、と、
あさっての方向に走るバスの中でしばし休憩。

いやー便利な世の中です。

 

次に向かったのはガウディが作ったフラットたち。
べたやな~。

ここも観光客がわんさかと集まり写真を撮ってました。

建物を入れた自撮りをしようと悪戦苦闘していると、
これまた日本人の方に「撮りましょうか?」と声を掛けてもらいました。

はたから見てよっぽど悪戦苦闘してるように見えたんでしょうね。。。

 

カサミラとカサバトリョを眺め、少しは気が晴れたところで、
(後から中に入れるということを知った。次回の宿題です。)
実家やら会社やらのお土産を買いに行き、貸フラットに
戻りました。

 

さすがにこのバルセロナ観光、計画性なさすぎやなぁ、反省。


夏休みのスペイン旅行 -バルセロナ観光-

2023-09-18 13:12:57 | 海外

翌朝7時くらいに起床。翌日は15時のフライトで帰国便に乗るので、
実質観光できるのは今日が最終日。

なんやかんやあったけど、旅の終わりが近づいてくるのを感じると
一抹の寂しさを覚えます。

バルコニーに出て外を眺めます。朝焼けの中で見る
サグラダファミリアの風景はまた一味違う趣があります。

 

 

この貸フラットは、(貸フラットなのに)朝食付き。
部屋の入口の外側に、7~8時の間に置き配のような形で
ホイっと配達されるとのことで、7時過ぎにはちゃんと置かれていました。

シャレた感じの弁当箱に、サンドイッチ、チーズ、リンゴ丸ごと、
オレンジジュースが入ってます。

まあ大陸側ヨーロッパの朝食っぽいといえばそれっぽい。

そそくさと朝食を済ませ、サグラダファミリアの
当日券ゲットを目指すべく現場に向かいます。

バルセロナは以前、イギリスに住んでた
おおよそ15年ほど前に旅行で来たことがあり、
行ったところは覚えているのですが、
どうやって移動したのか全く思い出せない。
今回の宿からは地下鉄で3-4駅と結構近いです。
まあ、そこに見えとるからねぇ。

 

ほどなくサグラダファミリアの最寄り駅に到着。
建物を眺めるのもそこそこに、まずはチケット
ブースがないかを見回してみるものの、
チケットブースは見当たらない。
昔はここら辺にあったような気がするなぁ…
というところもすっきりしてる。

入口ゲートっぽいところにでかでかとQRコードが
掲示されてあり、こう書いてあった。

「チケットはオンラインでのみ販売しています」

がーん…

忙しそうに何か準備をしている係員さんに
一応声をかけて観るものの、オンラインだけだよ~
とのこと。そりゃそうだ。

ここまで来て中に入れないとは…

でもまあどうしようもない。
せめて外側をじっくり見て15年前との
違いを味わうことにしました。

鐘楼は完成してるし、15年前は影も形もなかった
センターのでっかい塔がすいぶん建ってる。
ぱっと見でも違いが判るくらい進んでいます。

15年前に作ったばっかりで不自然にピカピカだった
ファサード(写真左側)は、未だ少し明るめの色では
あるものの、ずいぶんなじんできてる。

あと何年か経ったらどうなるだろう、
また来て見てみたい、と思わされる進化具合。

中は、昔来たときは本当に工事現場みたいな様相で
普通に足場が組んであるところを眺めましたが、
すでに完成して普通に使われていると聞いているので、
それまた何年か後に来た時に見てみたい。

そんな思いを少し残しつつ、ぐるっと1週まわり、
ベンチに座ってしばし鐘楼を見上げ、サグラダファミリアを
後にしました。

I'll be back!

 

…さて図らずもずいぶん時間が出来てしまった。

次はどうしようか、ということでピカソ美術館に行くことにしました。

いい具合にバス1本で結構近くまで行くことができたので
そのあと街並みを見ながらぶらぶら歩いて美術館に向かいます。

なんとなく街並みにそこはかとなくフランスのにおいを感じます。
バルセロナだし。フランスに近いし。

 

こんなところにあるの?というような狭い路地の、
ここが入口なの?というようなところに美術館の入口がありました。

 

…まあ、ピカソ。(感想が雑(笑))

ピカソとか、ゴッホとか、絵から感じる圧が強くて
弱ってるときは疲れちゃいます。

一通り見て回った出口付近の中庭がオシャレでした。

 

次はムンジュイックの丘に登ってバルセロナを一望してみるか、
ということになりました。

地下鉄に乗ろうとすると、バルセロナでも工事で運休しとる。
マドリードと言い、観光シーズンなんだから工事期間は気を使ってよ…
まあ、代替バスが無料で運行していたから許す。

丘に登る前に昼メシ。きれいな街並みの、屋外テラス席が
並んでいるレストランに入ることにしました。
ウェイターさんの呼び込みに負けた感もややあり(笑)。
机がガタついてましたが、さっと直してくれました。
ヨーロッパのくせに気が利くじゃん。

自分はラザニアを注文し、マテ貝をシェア。ラザニアの味が濃かった。

 

その後地下鉄に乗り、山登りのバスに乗り、ムンジュイック城に到着。

 

少々混んでいたので、中に入るのは早々にあきらめ(早っ)、
山の上からバルセロナの景色を眺めつつ休憩しました。

バルセロナ港は貨客両方の港で、想像以上にでかいです。
大きな客船が停泊していて、別の区画には40ftコンテナが
所狭しと積んでありました。

港を眺めながら感傷?に浸るおっさん(笑)。

しばらく眺めたのち、元来たバスに乗って下山。

…行き当たりばったり感がハンパない。。。


夏休みのスペイン旅行 -バルセロナ到着-

2023-09-17 12:46:12 | 海外

この旅の最後の目的地、バルセロナに向かいます。
ようやく旅行のペースが落ち着いてきたと思ったら、
なんだかんだでもう最後の目的地か。早いな。

マドリードからバルセロナはrenfeで2時間半ちょっと。
ちょうど東京~新大阪くらいのイメージです。

車窓からは相変わらずオリーブ畑が見えます。

バルセロナに近づくにつれ、海も見えてきました。

バルセロナには19:15に到着。7時とは思えない日の高さよ…

タクシーでバルセロナでの貸フラットに向かいます。

ここのスタイルは、建物の入口と部屋の入口でPINコードを
入力するというもの。

なかなかPINコードが送られてこないので、どうなってんの?とか
やりとりをしていたのですが、それも前日までにゲット。
前日にならないと、かつWhatsAppでないと連絡がつかない、ってのは
初見(かつヨーロッパ在住でない)人間には分かり辛いな~。

 

貸フラットへは15分程度で到着。

最上階の眺めの良い角部屋で、真っ正面にサグラダファミリアが
見えます。絶好のロケーション!

室内もおしゃれな感じです。

荷ほどきや休憩のあと、夕飯を食べに行くことに。

バル疲れしている自分としては、米が食いたい!
バルセロナと言えばパエリア!!
ということで、義弟が探してくれた、少し歩いたところにある
高級なフードコート的なところに行きました。

夏だし、バルセロナだし、むっちゃ賑わってます。

ぐるっと見回ったなかで、おいしそうなパエリアを出して
くれるところに決定。

ウェイティングリストに載せてもらわないと駄目だよ、と
待っている人に教えてもらい、店員さんに声を掛けるも、
前の人と話してるから待て、と追い払われた。。。

見ていると、おそらくロシア人3~4人の団体が
メニューを見ながら、あーでもないこーでもないと
揉めている。
さらに聞き耳を立てていると、パエリアはmin2人前からと
書いてあるのに、私はこれ食べたい、私はこれ、と
意見がまとまらず、別々に頼みたいようなことを言っていて、
店員さんも困ってる。説明してもなかなか理解せず。

はよせーや

結局話がまとまらずそのロシア人達は去っていき、
そのあとウェイティングリストに載せてもらいました。
2~30分くらいかな、とのこと。全然待てます。

自分たちがリストに乗った直後から、突然混みだす。
リストに載せてもらうための列がざざっと出来上がりました。

何組かに「待ってるの?」声を掛けられ、僕らは
ウェイティングリストに載って待ってるけど、
リストに載るために列に並ばないとダメよ、と
回答すること複数回。だんだん説明がうまくなっていく。
英語の上達は繰り返し練習するに限ると実感(笑)

結局、思いのほか待つことなく呼ばれました。

シーフードがメインのレストランということもあり
でっかい魚のオブジェが飾ってあります。おしゃれ。

腹が減っていたこともあり、がつがつ食べてしまったので
メイン料理の写真を撮り忘れた。。。

そしてメインイベントのパエリア。うまそう!

3人前で作ってもらったので、米の量もがっつりあったのですが、
ペロリと平らげました。今まで食欲が細っているのを見ていた
義弟は私の食べっぷりをみてびっくり。自分でもびっくり(笑)。
やっぱり日本人は米だな。

食べて、飲んで、大満足の夕ご飯を過ごしました。

飯を食べた後は、帰りがてら二人と別れてハードロックカフェに寄り、
ピンバッチコレクションを購入。
サグラダファミリアの鐘楼4本をギターのネックに見立てたデザイン。
絵はサグラダファミリアなのに、ちゃんとギターになってる。

 

貸フラットに戻り、明日の計画を相談します。

バルセロナと言えば何といってもサグラダファミリアだよね、
ピカソ美術館も観たい、モンジュイックの丘にも登って
バルセロナの街を一望したい、可能ならカタルーニャ
サーキットもちらっと見てみたい…等々。

ルーティングが難しいな。

 

まずはサグラダファミリアを軸に考えることに。

チケットを取れないかとwebサイトを探すも、
オヤ?バルセロナ滞在中に入れるチケットが売り切れとる。
探せど探せど出てこない。

なんてこった、観光シーズンのバルセロナをなめていた。
ここまで来てサグラダファミリアに入れないなんて…

義父の「その場に行けば当日券があるんちゃう?」
という言葉に、望み薄とは思いつつも、それしかすがる
手がないということで、翌日少し早めに起きて、
サグラダファミリアに、そのあとピカソ美術館と、
後は流れでということにしその日は終了。

前売り券か~、そこまで頭が回らんかった…


夏休みのスペイン旅行 -マドリード再び-

2023-09-16 15:05:53 | 海外

翌日は朝から電車でマドリードに向かいます。

駅までの足は、Uberとかがサービス提供範囲外で
一切使えませんでしたが、貸フラットの管理人さんに
頼んでタクシーを予約しておいてもらったので万全です。

チェックアウトは鍵を置いて出て行くだけ。簡単です。
…簡単なはずなのに、これまたプチトラブル発生。

その貸フラットは、建物の入口ドアと、部屋の入口ドアの
2つがあります。セキュリティは万全。

で、そのいずれの扉もドアノブはなく、鍵を差して
ドアノブ代わりにして回すとドアが開く仕組み。
これまたヨーロッパの建物によくある話です。

チェックアウトに際し、荷物をすべて持ち、事前の
説明どおり部屋の中に鍵を置いて部屋を出る。

そして外に出ようと建物ドアの入口を開けようと
したとき…

 

…あれ?ドアノブ代わりの鍵、持ってないじゃん。

……あれあれ?

部屋のドア閉めちゃったから、部屋に戻って
鍵を持ってくることもできないじゃん。

…閉じ込められた!(一気に血の気が引く。)

どーすんのこれ…
状況理解までコンマ何秒だと思いますが、
とにかく何とかせねば、タクシーは目の前に
来ているのに出られないなんで(泣)

 

慌てふためきつつ、どうしようもないので
管理人にWhatsAppで即電話。

幸運にも電話はつながり、事情を説明すると、

「壁にボタンがあるから押してみて」

…そりゃそうだ。出られないわけない。
でもそのボタンの存在、説明なかったけど

肝を冷やしながらも無事脱出(←大げさ)

閉じ込められた(と思いこんだ)時間はほんの
数分のことだと思いますが、ホンマに
目の前が暗くなりました。。。

 

貸フラットを出てタクシーに乗り駅へ。
電車のチケットはもう買ってあるので心配無用。

駅のカフェで軽く朝食をとりいざ乗車。

昼前にマドリードに着きました。

2日前の下見のおかげで、駅のどこに何があるかの
把握は完璧☆駅に着いた10分後にはマヨール広場に
到着しました。


昼メシはまた同様にサンミゲル市場で。

オリーブ串とか、タパスを食べながら一杯ひっかけていると、
「旅行の方ですか?」と若い日本人の女性の方から声を掛けられた。

本当に今回はいろんな人に声を掛けられるなぁ。

聞けば半年の予定で語学留学をしており、今回は夏休みで
マドリードに旅行に来ているとのこと。若いっていいね!
一杯一緒に飲んで、楽しいひと時を過ごさせてもらいました。

それにしても、こんなおっさん+じいさんの3人組に声を掛けるなんて
奇特だなぁ(笑)。おじさんとしてはとってもありがたいです。

 

メシを食べた後は、義弟が調べてあったオリーブオイル専門店に。

いろいろ種類があって違いが判らなかったのですが、
左から順にマイルド~ストロングテイストですよ、と
教えてもらった。へぇ~。

「一番高級な奴はどれ?」と聞くと、これだよ、と写真のとはまた違う、
箱入りのいかにも高級そうなのを紹介されました。

オリーブオイルとしては高いけど、まあお土産だしと思い購入。

さらにお土産を物色しながら街並みをぶらぶら見ます。

ぶらぶらしながら王宮に到着。
中に入ろうかとも思ったものの、チケットを買う列が結構長い。
中に入るのはあきらめ、外から建物を眺めるのと、
そこからの見晴らしを楽しみました。

そのあとはスペイン広場に。相変わらず雑草ぼうぼうで完全に
名前負けしとる。

さらにそこから地下鉄に乗ってコロン広場のバカでかい
スペイン国旗を見て、再びのマドリード観光終了。

アトーチャ駅に向かい、バルセロナに向かう電車に乗りました。

…あぁ普通の観光(笑)。


夏休みのスペイン旅行 -牛テール煮込み-

2023-09-14 21:32:02 | 海外

昼メシを食べた後はいったん貸フラットに帰って
シエスタすることに。
午後になると猛烈に暑く、歩き回るのは不可能です。

 

休憩前に少し買い出しに行くことにしました。

ここの貸フラットはシャンプー・ボディーソープ類が
全然なかったので、近くのスーパーでそれらや水、
お土産として所望されていたオリーブオイルを購入。

雲一つない天気です。暑い。

部屋にもどり、しばしの間休憩。
エアコンも効いてて快適です。
これまでの旅行の疲れもあり、ストンと
眠りに落ちました。

 

夕方になり、この旅のメインイベントの一つ、
義父のオススメのレストランで牛テール煮込みを
食べに行きます。
アンダルシア地方の名物らしい。

…が、正直あんまり腹が減ってない。
さすがに昼に食べ過ぎた。時間も遅めだったし。
食べられるかしらん?

夜の開店時間20:30に合わせて到着。
落ち着いた感じの内装の店です。

オススメの牛テール煮込みを注文し待つことしばし。
結構山盛りで出てきました。

牛テールの骨にくっついている肉をそぎながら食べるので、
見た目ほど大量というわけでもありません。

そしてお肉がホロホロとしていて旨い!ワインも進みます。

結局、しっかり全部食べ切りました。

 

食事が終わるころにはすっかりと夜も更けて、
一つ見忘れていた、門とか橋を見て回りました。

コルドバ観光はこれにて終了。明日は移動です。

…普通の旅行の出来事だけを書いていると
盛り上がりに欠ける(笑)。


夏休みのスペイン旅行 -コルドバ観光-

2023-09-13 23:21:42 | 日々の生活

翌日の移動手段を確保したので、あとは安心して
観光に向かうことができます。

コルドバの観光名所メスキータに向かいます。
もともとイスラムの寺院として建てられ、途中で
キリスト教の教会に改装されたというもの。

午前中ながら、日が高くなってくると一気に
暑くなってきます。

 

中に入ると、確かに普通の(と言ったら失礼か)教会とは
雰囲気が違う。イスラムの礼拝堂の雰囲気が漂います。

そんな中、突然現れるキリスト教の礼拝堂。

ちょっとわかりにくいですが、並びでキリストっぽいのとイスラムっぽいのが
並んでて面白かった。

メスキータを出ると、外はすっかりいい天気。
歩き疲れたこともありしばし休憩しました。

外の席で日差しが強いですが、ミストを吹き出すパラソル席で
霧状の水が心地よい。日本だとべちゃべちゃするだけだよね。

CERVEZAS ALHAMBRAが気になってしょうがないですが、
ここはガマン。汗で出て行った水分をagua con gasで
補給します。

一息ついたら土産物を物色しに少しぶらつき、
結局昼メシを食べようということに。

結局我慢しきれずビール(笑)。

ガスパチョと、しらすうなぎ(風の練り物であろう)オムレツを
食べました。

ガスパチョのサーブの仕方が斬新…そして大量。。。


むっちゃ腹いっぱい。夜メシの牛テール煮込み食べられるかしら…


夏休みのスペイン旅行 -コルドバ2日目の朝-

2023-09-12 23:06:30 | 日々の生活

ようやく、よーうやく、普通の旅行に戻った
コルドバ2日目の朝。

義父プランではメスキータを見て、その後
アルハンブラ宮殿を見に行き、晩ご飯に
おすすめの牛テール煮込みを食べる、
フラメンコも観たいな~、とのこと。

…いやいや、どう考えても時間がはまってないっす。。。
(アルハンブラ宮殿はコルドバから200km超の距離)

外の暑さを考えても体力も持ちそうにない。

コルドバ初見の僕たちは、市内観光で十分
エンジョイできます!ってことで、遠出はやめ、
昼間はお昼寝タイムとすることにしました。
うん、妥当。まずは体力回復したい。

 

まず朝ご飯を食べに外出します。
朝は気温も湿度も低く、とってもすがすがしい。
一日中こんなんだったらいいのに。

近くのハイストリート?にあるメシ屋に入る、
というか道に置いてあるテーブルに座ります。

食べたのはイングリッシュブレックファスト。またか~い(笑)
でもとってもおいしかったです。クロワッサンスライスのトーストは
砂糖がまぶしてあって甘め。


オレンジジュースも濃縮果汁還元じゃないしぼりたてで美味。

お腹いっぱいで大満足。

 

めしの後は、観光に行くのもさることながら、
まずは明日の移動の電車チケットを買いに
行きましょうと提案。みんなで駅に向かいます。

旅行で一番大事なのは、観光よりなにより、
まずはみんなが無事に日本に帰ること。
またそのためのロジスティクスの確保ですから。
もうこの数日で身に染みた(笑)。

駅に向かう道すがら、歴史地区の街並みを
ふらふらと散策。細い路地が入り組んでいて
迷路のようで楽しい。

これこれ、こういうのがいいんです。

 

駅に着き、チケットカウンターに行って
順番待ちのチケットを取るものの、順番待ちが
ものすごい。
これじゃいつになったら買えるかわからん、と
思い、ほかの手がないかとウロウロすると、
ホーム手前に自販機が置いてありました。

いじってみるとどうやら長距離の切符も買えそうだ、
ということでトライすることに。
パスポート情報を入れろとかめんどくさい内容を
打ち込ませた挙句「その便は売り切れです」と
出てきたり(なら最初から選択肢に出すなよ)、
悪戦苦闘しながらも、無事翌日の移動、
コルドバ~マドリード、マドリード~バルセロナの
切符をゲットできました。
カウンターで待つよりもずいぶん時間も節約できたし、
望みの時間帯の電車が売り切れ寸前だったので
先に買いに来て正解でした。

やっぱロジスティクスは重要だ、うん。


夏休みのスペイン旅行 -コルドバへ-

2023-09-10 09:57:43 | 海外

マドリード市内を後にして駅に戻り、コルドバ行きの
電車Renfeに乗ります。

ヨーロッパの高速鉄道あるあるで、入口は航空機なみの
(というと言いすぎだが)セキュリティチェックがあるので、
ちょい早めにホームに入ることにしました。

まあ荷物検査もマシンに通すだけで、どうせろくに
見てないでしょと思っていたら、さにあらず。
義弟の荷物を指さして何か言ってる。

そんな状況を想定してなかったので、何を
言っているのか聞きなおすと、どうやら
"sharp object"と言ってることは理解。

自分の耳もたいがいアレですが、予想してない
中で聞く、スペイン人のsharp objectを
聞き取れってのはかなり難しいです。(言い訳)

そんなもんある?と思いながら聞いてみると、
土産でワインを買いプチプチでくるむときの
ためにはさみを持ってきているとの由。

用意周到やね。。。

壁には持ち込みできる刃渡り上限の絵が
ご丁寧にも貼り付けてあり、そこに当てて
チェックすると見事にアウト。没収されました・・・

用意周到さが仇になったね。。。でもそれって、
飛行機と違って包丁とか、必要なものだったと
しても持ち運べないってことじゃん。
不便と言えば不便ですが、安全とのトレードオフ
だからしょうがないか。

 

セキュリティを通り、乗車ホームが確定するまで
少々休憩。

休憩時に義父にも連絡したところ、無事バスに乗れたようです。
混乱続きながら、少しずつ、今度こそ(笑)back on trackな
感じが見えてきました。

発車ホームが表示され、乗り込んでいきます。
列車の旅ってのも気分があがる。

車窓からの風景は、オリーブ畑が広がっていました。

電車は思いのほかスピードが出て、最高270km/hくらい出てました。
東海道新幹線並み。

二時間弱でコルドバに到着。東京~名古屋くらいか。

到着したのは18時くらいでしたが、まだまだ日が高くムチャクチャ暑い。

 

今回も宿泊先は貸フラット。チェックインとかはなく、
鍵を直接持ってきてくれるシステムでした。
やりとりはWhatsApp(欧州でメジャーなLineみたいな
やつ)でお願いね、ってことで、急きょインストールしました。

貸フラットの目の前で担当の方とは落ち合って
鍵を受け取ります。アナログやね。。。

今回の宿泊場所は違いはあれどそんな感じ。
ちゃんと鍵の受け渡しができるのか、と気が気で
なりません。

管理人さんは部屋の説明を一通りし、去っていきました。

 

部屋で一休みしたら、まずは近くを散策することに。
もう夕方だというのに、とにかく暑い。吹いている風は
ドライヤーの熱風のようです。体力が削られていく。

こじんまりした街並みのなかで、白い壁の建物が美しい。

 

少し日が傾いてきてから晩ご飯を食べに
中央広場のようなところに行きました。

 

フラッといくつか見て回り、闘牛のVTRを流している
バルに入ること。

タパスをいくつとビールを頼みましたが、あまり喉を通らず。
バル疲れ?だったり、睡眠不足だったりで、体力の限界。。。
夕食もそこそこに宿に戻りました。

 

義父はというと、19時くらいにマドリードに到着。
そこからのコルドバ行きのチケットは確保できたものの
終電しか残っておらず、到着が23時すぎるとのこと。
まあ移動がつながっただけでも良しと考えるべきでしょう。

宿で小休止ののち、二人で駅に迎えに行きました。
「寝過ごすといかんから着く前に電話かけて」なんて
恐ろしいことを言うので気が気ではありません。

ここで乗り過ごしたらマラガまで行ってしまう。
東京発新大阪行きの新幹線に乗って、
名古屋で乗り過ごすようなもんです。
しかも終電だし。スペインだし。

 

到着30分前にTELしたらちゃんと起きていて一安心。

念のため、万が一に備えて、二人でホームに
降りて、義父を引きずり出す(笑)体制を
とっておこう、ということにしました。

が、駅に到着してふと気づく。

セキュリティがあるからホームに降りられないじゃん。。。

ダメモトで話しかけてみるものの、そもそも英語が通じず。
まあ義父に頑張ってもらうしかない。
マラガまで行っちゃったら、まあそれはその時よ。
(↑もうあまり動じなくなってる)

セキュリティの外側からホームを眺めていると
遠くから義弟の声が聞こえる。

「入れました!行ってきます!!」

ど、どうやって!?

後から聞くと、グーグル翻訳を使って
スペイン語で年老いた父のサポートをしたいと
伝えたら入れてくれたそうな。
その手があったか~気づかんかった…(←アホです)

 

結局、無事合流することができました。
宿に帰り着いたのは12時前くらいだったか。
あーやれやれ。

あとから聞いた話ですが、義父はバス~電車の
長旅は、一人旅のようでとっても楽しかったとのこと。

自分が心配性で、無駄に心配しすぎなだけかなぁ…
まあとにかくよかったよかった。

日本を出発してから4日目、この日爆睡したのは
言うまでもありません。

さすがにいろんなこと起きすぎ(笑)。


夏休みのスペイン旅行 -マドリード小観光ー

2023-09-09 18:29:46 | 海外

荷物を預けて、マドリード市街にGo!

次の宿の貸アパートの鍵の受け渡し時間があるので、
市内観光にかけられる時間は2-3時間といったところ。

まずはマヨール広場を目指すべく地下鉄に乗るぞ!

・・・と思ってサインに沿って進んでいくと、地下鉄工事中で
アトーチャ駅に乗り入れている線がクローズ。なんてこった・・・

 

無駄にする時間もないし、タクシーに乗ってマヨール広場に
向かいます。

近いところでタクシーを降り、広場にめがけて歩いていきます。

広場に到着!

いや~なつかしい。5年?6年?ぶりです。
雲一つないいい天気で気分も晴れます。ってか暑すぎる。

日陰もない中でぐるりと一周見て回るとさすがにバテてくる。
飯でも食おうということになりました。

昼メシはマヨール広場を出て、義弟がやりたいと言っていた
タパス食べ歩きができるイメージに近いであろう、
サンミゲル市場に行きました。
エアチケット綴り間違い事件(?)もあり、義弟も
飲まなきゃやってらんない!って状態です。

観光のハイシーズンということもあって、中は激混み。
押し分け押し分け入っていき、ぐるっと見て回ります。
うまそうなものがところ狭しと並んでいます。

サングリアを飲みながらオリーブ串、マグロカルパッチョ等々、
ようやく気兼ねなくスペインを満喫できました。

スペインというと生ガキ。でもさすがに今回はパス。
いろいろ起きる今回の旅行の中、自分から進んで
イベントフラグを立てることもあるまい。

アゲアゲな感じで飲み食いしていると、とあるカップルから
「日本人?」と声をかけられました。
(立ち食いスタイルで基本相席なので、距離感が近いです)

聞くと、つい半月前まで日本にいたとのこと。
東京、大阪、京都に行ってたんだ、また行きたいな~
みたいな話で盛り上がりました。これまた旅の醍醐味です。
ちゅーか、今まであんまり声かけられたことなかったのに、
この旅ではよく声をかけられます。

 

お腹が満たされたところで、駅に向かいつつ大航海時代の
”ドーン”って感じの街並みをぶらぶらと見て回りました。

スペイン銀行とか

郵便局とか。

短い時間ながら、マドリードを満喫し、本日の宿泊地コルドバに向かいました。


夏休みのスペイン旅行 -いろいろありつつマドリードへ-

2023-09-07 23:51:45 | 海外

すでに時間は深夜0時。明日の出発は6:30予定。
運悪く、翌日は日曜日ということもあり、
カバンを置いてきた(であろう)バゲット屋がオープン
するのは昼の12時。

どう考えても計算が合わない(泣)

 

うーんどうする、もしカバンが見つからなかったら
お金の問題どころではない一大事。

もったいないが、その先のチケットをいったん捨てて
昼まで待って状況を確認してからみんなで動くか。
さすがに義父を置いて先に行くってのは、自分の
感覚からはあり得ない。

でも義父は旅慣れてもいるし、何とかなると言ってる。
(一人で南米に行っちゃうような強者)

明らかに自分たちが最後の客だったし、
(食べている最中から閉店準備してた)
そのあとに誰かが入ってきて盗っていくいくとか、
お店の人が盗るというのも考えにくいし、
きっとそこにあるさ!と。

そんな感じで意見が平行線をたどるなか、
義弟の体調が悪くなってきた。

 

う~ん、眠いし、話まとまらんし、義弟調子悪いし、
どうすりゃいいの・・・?

 

疲れもあり、頭が回らず考えもまとまらず、
とりあえず実の娘(ヨメ)にLineを送って意見を聞いて
みることに。

返ってきた答えは、

 

「ほっといたらエエんちゃう?」

 

・・・そ、そう?以外に軽いのね。。。

 

結局、実の娘のアドバイス(?)も自分の中では
決め手となり、話し合いの末、翌日は父と別行動する
ことにしました。
義弟と私は飛行機でマドリード経由コルドバへ、
義父はあとからバス(!)でマドリードに行き、その後
コルドバへ行くことにしました。
ビルバオ~マドリードはバスで4時間超。。。

心配は募りますが、お店の人に説明するための
英文+グーグル翻訳スペイン語文を渡し、
翌日のバスのチケットをオンラインで買って
義父のスマホに仕込み、義父が乗れそうな
マドリード~コルドバの電車の時刻表を調べ、
やれることはやった。
あとは自分たちの運がいいことを祈るのみ、か。
(ロスバゲの時点ですでに・・・ですが)

結局寝たのは2:00前。もうヘロヘロです。

 

翌朝、6:00前に起床し、義弟と二人、一路タクシーで
次のフライトに乗るためサンセバスチャン空港へ。

1時間半くらいかけて空港に到着。
空港でチェックインしようと義父から預かった
予約書を確認すると、

 

オヤ、義弟の名前の綴りが違う。
うそ~ん・・・、飛行機乗れないじゃん・・・

 

カウンターで一応説明し、ダメモトで訂正できないかと
聞いてみたものの、あえなく撃沈(そりゃ当然)。

でもカウンターのおばちゃんは「国際線だったら乗れないよね~」
なんて言いながら、なんだかんだで発券はしてくれました。

ドキドキしながらセキュリティ、ゲートをくぐりぬけ、
(ちゃんと正規の手続きを踏んでます。念のため)
結局は何とか無事に飛行機に搭乗。

あーよかった。。。

今回ばかりは、無事乗せてくれたイベリアに感謝。

 

小一時間でマドリード空港に到着。
電車で中央駅のアトーチャ駅に向かいます。
(ホントは乗継便だったけど、ロスバゲも怖いし次のフライトは捨てた)

右往左往していると、日本に留学していたというスペイン人に遭遇、
話しかけてくれて、乗る電車など教えてくれました。感謝!

30分あまりでアトーチャ駅に到着。さすがに中央駅なだけあってでかい。
どこに何があるのか、チケットカウンターの人に聞きつつ、
右往左往しつつおおよそ構造を把握しました。

ちょこっと観光するためには、まず荷物を預けねばなりません。
ウェブサイトで調べた一時預かりのところに行ってみたのですが、
駅工事のため閉鎖中。がーん。

案内所に行き、お互いたどたどしい英語で一時預かりの場所が
ないかを聞くと、駅の外のほどなく近いところにある一時預かり所を
教えてもらい、無事荷物を預けることができました。

またあとでマドリードに来ることになるのですが、
図らずもこれが下見になってよかった。

ようやく旅らしい感じになって来ました。

 

この時点では父とはまだ合流できてませんが、
どうやら無事にカバンをゲットできた模様。よかった・・・

聞くと、10時くらいには掃除のおばちゃんが掃除をしに
店を開けたので声をかけたものの、当然英語など通じず。
そこからが義父のすごいところなのですが、そこに
たまたま通りがかった全く見ず知らずの通行人を
巻き込んで助けてもらい、意思疎通を図ったとの由。

そのコミュ力、見習いたいです。


夏休みのスペイン旅行 -ビルバオ観光~バゲッジ回収-

2023-09-06 22:38:01 | 海外

バゲッジ発見の一報を受けて、とりあえず一安心。
別行動していた父・弟にもその旨を伝え、
少し心も軽くなったところで、ようやく観光する気分に
なってきました。

そこで向かったのはグッゲンハイム。

実際のところ、ビルバオを予習していたわけでもなく、
どこが見どころなのかもよくわかっていなかったのですが、
グーグルマップでチョコっと調べたのと、宿と飯やから
近いという理由で行先選択(笑)。

それが思いのほか、想像以上によかった。

人の流れに沿って歩いていくと、結構すぐに到着。
(いい場所にホテルを取ってくれた父に感謝!)

通りを抜けてひらけたところに出ると、花で飾られた
でっかいイヌが出迎えてくれました。これはすごい!

でかいがカラフルでかわいい、というなんとも不思議なワンちゃんでした。
ようやく旅行って感じ。

おみやげに、このpuppyが入った絵とトートを買いました。

美術館のなかも見学。

たまたまですが、草間彌生さんの特別展をやってました。
恥ずかしながら草間彌生さんのことを存じ上げませんでしたが
いろいろな国の方が押し寄せていて、世界で活躍する
日本人をシンプルにすごいと感じました。

常設展示の巨大なモニュメントも迷路のようで面白かった。
(写真はその模型)

ぐるっと一回り見て回るとさすがに疲れてきたので
ホテルに戻り、途中で買った生ハムとビールで
一杯ひっかけながら、荷物の到着を待つことにしました。

さすが生ハムの本場、安いやつでも全然おいしい。

さあ、あとは荷物が返ってくるのを待つだけ。
・・・なのですが、やはりそこはスペイン、荷物をこの手に
取り戻すまでは気が抜けない。

ウェブサイトには「運送業者に荷物を引き渡したら
あとはそっちの責任」みたいなことも書いてあるし、
翌日は早朝から移動なので、確実に今日中に取り戻さないと
ややこしいことになること間違いなし。

あぁ不安だ・・・でもまあ待つしかない。

 

約束の配達時間は19時以降、22:30までに配達、となってる。
貸フラットなのでレセプションもないし、不在で取り逃さないよう、
玄関ホールのソファでじっと待つ。

 

19:00、来ない。まあすぐには来ないよね。(まだ余裕)

 

20:00、まだ来ない。・・・まあヨーロッパクオリティだよね。(ちょっと不安)

 

21:00、まだまだ来ない。さすがに不安になり、道端に出て
この車か、あの車か、と眺めるものの無情にも通り過ぎていく・・・(かなり不安)

 

21:30、あまりにも遅い。デリバリーを明日に回してしまったのでは?(むっちゃ不安)

不安に駆られ、イベリアにいったん電話。
明日の早朝に出発だから確実に今日中に配達してくれないと困る、
というと「配達時間は22:30までだからもう少し待ってくれ。今日中には
必ず届けることになっているから。」と、まあ予想通りの回答。

あと1時間たっても来なかったらまた電話する、と伝えて電話を切る。

 

22:00、まだ来ないぃぃ#。これ絶対来ないやつじゃん、
明日どうしてくれんねん、クソイベリアめ!と思いながら、
貸フラットの目の前の道をうろうろし続ける。(半分あきらめの心境)

 

22:15、あ、あのバンはデリバリーじゃね?・・・来た!やっと来た!!
期限の15分前になってようやく戻ってきた、バゲッジちゃん。。。

文字に起こすとこの幅ながら、この3時間15分は長かった・・・

メシも食わずに待ち続け、夜も更けてきたので、閉店間際の近くの
バゲット屋に向かい、サンドイッチを食べて帰宅。

やれやれ、これでようやくBack on track、元の旅程のペースに
戻すことができます。
さて明日も朝早いし寝るか、と思ったところで義父からひと言。

 

「さっきのメシ屋にカバン忘れてきたかも・・・
 全財産とパスポートが入っているやつ。
 店ももう閉まってた」

 

ナヌ!?

 

そ、それは展開がナナメ上すぎる。。。


夏休みのスペイン旅行 -ビルバオ2日目-

2023-09-05 00:26:56 | 海外

ビルバオの宿は貸フラット。義父が予約してくれました。
なかなかオシャレな内装です。

でもエアコンがないので、夜寝るときは厳しい。
窓を開け放って寝るわけにもいかんし。

ビルバオってスペインの北岸なので、どちらかというと
涼しい気候のはずなのですが、これも温暖化の影響でしょうか。

 

翌朝は少し遅めに起床し、近くのスーパーに朝飯を
買い出しに行き、軽く朝食をとりながら3人で作戦会議。
2日目は当初の旅の目的である、②美食の街サンセバスチャンで
バル巡りを楽しみたい、を実施する日なのですが、
いかんせん、昨日のロストバゲッジがどうにも私の頭をもたげる。

昨日の様子だと、今日中に荷物が返ってくるのは望み薄な
気もするものの、もしバゲッジが首尾よく返ってくるようなら、
いつでも受け取れるような体制をとったほうがよいのでは、
との思いが頭をもたげます。

加えて、旅行に出てから気づいたのですが、宿泊地の
ビルバオとサンセバスチャンは100km以上離れていて、
バスで1時間半かかる。遠っ。

そうなると、少なくとも一人はビルバオにいたほうがいいんじゃないか、
もしサンセバスチャンにいるときに連絡が来てもどうにもならんし。

それに加えて宿泊先が普通のホテルじゃなく貸フラットなので、
何かあったらレセプションに頼むというわけにもいかない。

結局、私はビルバオに残ることとし、義理父、義理弟で
サンセバスチャンに行ってもらうことにしました。
まあ、旅行前からここまでですでにいろいろありすぎて、
疲労困憊でバスで100km動く元気がなかった、というのも
正直なところ。

二人を送り出し、ロスバゲのウェブサイトを見たりとか、
少し部屋でゆっくりしたのちに出掛け、パジャマ代わりの
服とか、日中の服も買わないと汗くさいなぁ・・・とか思いながら
まずは昨日行ったデパートに行き、Tシャツとポロシャツを購入。

そののちにふらふらと川沿いを散歩しました。


少し汗ばむ陽気ではあるものの、日本に比べると十分涼しい。
川沿いをのんびり歩いていると街並みが美しく、あぁヨーロッパだなぁ、
スペインと言えども北の方はちょっと違うなぁ、なんて思いながら、
気持ちもだんだん落ち着いてきました。

散歩してたらだんだんお腹がすいてきたので、昼飯を食べることに。
グーグルマップで超人気のカフェに行ってみたら、行列がすごくて
とてもとても入れそうにない。

その近くの2番目くらいに人気のあるカフェに入りました。
若者向けのおしゃれな感じ。

ついてるエアコンはH社のもの。こんなところでも職業病を発揮(笑)
まあH社さんはスペインに工場持ってるし、強いよねぇ。

一番人気のサンドイッチを頼みました。
どうやって食うの?って感じでしたが、ほのかなカレー味で
美味でした。

サンドイッチを食べているときに、見ず知らずのスペインの
番号から電話が。

これは!もしや!?と思いドキドキしながら電話を取ると、
イベリア航空から。見知らぬスペインからの電話って、
そのシチュエーションだとそれしかないわな。
「荷物が見つかりました。配達は19時以降に
なりますが、本日中に住所に配達します。」

イヤッホゥ!

なにこの解放感、安堵感。。。今まで味わったことがないと
言っても過言ではない。

ひとまずよかった・・・

いや、イヤッホウっていうか、マイナスがゼロになった
だけなんすけど・・・