今をさかのぼること1週間前。ふと思い立って自転車に乗って犬山に行ってきました。
自分の体力を確認すると同時に、今後趣味として自転車をやるというのが自分に成り立つのか?ということを確認するため、まあ足慣らしとしてそこそこの距離で面白そうなところ、ということで選びました。
犬山城って昔からの本物の天守閣が残っている数少ないお城の一つなのに、まだ見たことがなかったんだよなー。
ということで、事前に道を調べ、家→犬山→明治村→家という、合計50kmほどの道のりを決めて出発しました。
A4に名古屋~犬山が全部入ってしまうくらいのアバウトな地図1枚しか持たず出かけたんですが、行きはほぼ川沿いを一直線に進むだけの道だったので、迷うことなく1時間ちょっとくらいで到着。もしかして車といい勝負なんじゃなかろうか?
城の目の前の通りは古い街並みが整備されていて、高山や伊勢のおかげ横丁を思わせる雰囲気を漂わせてます。
意外に観光地だったんだな、知らんかった。
まあまあ疲れはしたものの、まだまだ足にも余裕があります。意外に行けてるんちゃうか?と思いつつ、せっかくなので、入ったことのない犬山城も見ることにしました。
小振りながらいい感じの天守閣です。
天守の上にものぼっていい景色を堪能しました。が…、
天守のてっぺんはグルっと一周回廊のようになっていたのですが、それが思いのほか恐ろしい。
手摺が膝くらいの高さしかない。転落防止の網みたいな無粋なものは当然なし!
下をのぞきこんでみると、
こ、怖ぇ~…。
高所恐怖症のyamadyは壁から離れられなかったのは言うまでもありません。
天守から降りて、時間もまだ余裕があったので、当初の予定通り、まっすぐ家に帰らずに明治村経由で帰ることにしました。
それが間違いのもとだったとは気づかずに…。
犬山城から明治村は、地図上の距離は大したことありません。名古屋から20km強走ってきたことに比べると鼻くそみたいなもんです。紙の上では。
意気揚々と明治村に近づいていくと、だんだん道が上り坂になっていったのですが、「まあこれくらいならなんとかいけるやろ」なんて思ってしまったのが運のつき。途中からは一番軽いギアに入れてもぜんぜん進まず体力だけが削られていきます。。。たまらず自転車から降りて押してのぼる羽目に。
車で走っていると、山道を自転車で歩くようなスピードで漕いでる人を見かけたりしますが、漕いでるってだけで十分すごいということがよくわかりました。
ヘロヘロになりながら明治村には到着したものの、疲れすぎて写真を撮ることも忘れてた。。。
明治村を過ぎたあとも、山際だからアップダウンはあるし、道には迷うし、南に向いて走ってると思ったらいつの間にか東に向いて走ってたりするし、体力を削られて頭も回らずフラフラになりながらの帰宅。半日のプチサイクリングが終わりました。迷ったせいで(おかげで?)予定より10kmも余計に走れてしまった。ははは。
でも、なかなか楽しい半日のサイクリングでした。
もうちょっといろんなところに行きたいなぁ、なんて思うようにもなったりして。で、これが今の『自転車ほすぃ病』につながっているんだよなぁ。。。