先週末(というか今週の頭)は、イギリスは数少ない祝日のひとつで、3連休でした。その3連休を使って、今回はハンガリーはブダペストに2泊3日で行ってまいりました。
単に今まで東欧に行く機会があまりなかったから、という超単純な理由で決めた行き先だったため、さほどの期待は抱かずに行ったんですが、事前の期待とは裏腹になかなか見所盛りだくさんのところでした。
ハンガリーの首都ブダペスト。
名前の由来を言うたれば、市内をドナウ川が縦断するように流れており、西岸がブダ地区で東岸がペスト地区。19世紀中ごろに両岸をつなぐ橋(くさり橋)が架かり、合わさってブダペストになったらしい。
まるで宇治山田(伊勢の旧称。神宮側が宇治、市街地が山田だった)みたいだ。知らんかった。ひとつ勉強になりました。
そういえば、二つくっついて名前が出来た、ってのがヨーロッパでは多い気がするな。オーストリア=ハンガリーとか、チェコスロバキアとか。両方ともとうの昔に分かれちゃってますが。
そのブダペストですが、一番の特徴といえば、『山がある』って事でしょうか。
ロンドン(というかイングランド)には山らしい山が皆無なので、遠くのほうに山が見える風景ってのは久々に見た気がしました。根っからの田舎もんとしては、やっぱ山を見ると落ち着くもんです。
で、プチ山登り気分を味わうべくゲッレールトの丘というちょっと小高い丘に登って夕暮れの景色を見ました。ドナウ川の流れるさまがよかった。
そのほかには、これまた山の上に立っている王宮や、
国会議事堂などを
見て回りました。トラムや地下鉄が思いのほか発達していたので、結構広い町ながらすいすいと移動できました。
地下鉄といえば、ここブダペストの地下鉄は実はロンドンに次ぎ世界で二番目に古いらしい。どんなんだろうと思って乗ったれば…
おもちゃみたい。ホームも車両2両分程度しかなくて、えらいちっちゃかった。
トラムもなかなかかわいらしい感じの車両でした。
にっくきリスボンのトラムと、どことなく似てなくもないが…。
あと忘れてはいけないのが温泉。
ハンガリーは温泉地として有名らしいのです。海パン持参でばっちりお湯に浸かってきました。
温泉っちゅーよりも、あったかいプールと言ったほうが正しいな。
写真の巨大湯船とは別に屋内にサウナがあったので、そこにも入ってきました。
汗とともに垢が浮いてくること浮いてくること。あかすりタオルなど持ってきているはずもありませんでしたが、垢をそぎ落としシャワーで洗い流すという作業を繰り返すこと数回、お肌がつるつるになりました。あーさっぱり。
さっぱり、といえばハンガリー語はさっぱりわからなかった。トラム・地下鉄に乗るときは結構恐怖でした。切符売り場のおばちゃんもも英語わからんし。
それでも3日間お天気に恵まれ気温も30度を超え、イギリスでは味わうことが出来なかった夏を味わうことができました。
多分、もう行くことはないだろうな。。。