ようやく1週間の出張を終え、マドリッドから帰ってきました。疲れた。。。
それにしてもやはりマドリッドは僕にとっては鬼門です。間違いない。まともに無事に帰ってこられた方がまれな気がします。
今回は日本からの出張者と僕の二人だったのですが、どんなことが起きたかと言いますとまず初日、ホテルでタクシーを手配してもらって現場に向かおうとしたところ、迎えにきたタクシー、途中まで乗せていった挙句、
「道がわからないから降りろ」
はぁ?乗る前に地図もちゃんと見せて「OK!」って言ったじゃん!
言っている意味がわかりませんが…。
結局その場でタクシーから降ろされました(当然料金は支払わず)。
まだそこが流しのタクシーがいっぱい走っているところだったのがせめてもの救いでしたが。。。
その後連日タクシーには悩まされ、地図を見せても迷わずにちゃんとたどり着けたのは皆無。一度行った事のある場所だったから何となく道も覚えていたので事なきを得ましたが、客にナビさせるタクシーってどないやねん!と心の中で突っ込んでしまいました。
まあそれくらいならまだ許せるところですが、2日目に突然体調が崩れ発熱。何とかは風邪引かない、の格言どおり、ここ2年くらい風邪なんて引かなかったのに、よりによって出張先で、しかも長丁場の前半で発症するなんて…。しかも薬なんて持ってきてない(泣)。
そんな中、日本からの出張者は欧州に公私あわせて初めての訪問で、スペイン語はもちろん英語もままならない様子。倒れているわけにも行かず、仕事に出かけ、おみやげや日用品の買出しに行き、観光なんかもしたりして、これはさすがに参りました。
せっかく来たんだから観光ぐらいしていって欲しい、ってのはあったんですけどね。
極めつけは、ようやく仕事を終え、さあ空港に向かおうとまたホテルでタクシーの手配をお願いしたところ、
「今日はタクシーはストライキしてるよ。」
なめとんのかオイ#
万が一を考えホテルを地下鉄の駅の前にしておいてよかった。。。
今回の出張は安いチケットがまったく取れず、幸運(?)にもビジネスクラスで行けたというのに、帰りの飛行機では具合が悪くアルコールは摂れず。
スチュワーデスさんに「ワインはどうですか?」と聞かれ、「水ください」と答えたら、「ホントに?ホントに水でいいの?」って2回も聞き返されました。
しょーがないじゃん、具合悪いんだから…。普段なら聞かれなくても軽く2本は行ってるよ(号泣)
まあ、こんなトラブルまみれのマドリッドもそのうちいい思い出に…ならんな、きっと。