明日から出張に行ってきます。1泊2日で月曜日の会議に参加してきます。
本来ならばパリに行って前泊だなんて、おいしいラーメンも食べにいけるし、もし時間があれば美術館とかにも行けたりしてワクワクなところなんですが…。
実際ワクワクしてたんですが、金曜日にメールが一本送られてきました。
「【注意喚起】アルカイダ系グループよりパリ攻撃のテロ予告があった模様。声明によるとユダヤ系であるサルコジ大統領が当選したことに対して、フランスの国および国民に処罰を与えるため、パリに攻撃を仕掛ける、とのこと。出張予定者は十分注意してください。」
号泣
痛い…痛すぎます…。だからと言ってその会議が流れるわけでもなく、出張に行かないわけにもいきません。
「出張予定者は十分注意」って何をどう注意すりゃいいんじゃ!!
まあ、メールの続きにはそのグループは他の国に対しても似たような声明を出すだけ出して何もしないことが多々あるらしく、『信憑性は疑わしい』とのことなので、心配するほどのもんでもないでしょうが、それでも気分は悪いもんです。
ま、移動はタクシー。基本です。いつもは地下鉄に乗ってますが、おととしのロンドン地下鉄テロ体験者としては、そんな声明のなかで電車に乗る勇気はさすがにありません…。上司からもタクシー移動の許可を得ました。
いやー、今回の出張は無駄に金使いそうだなー。
テロの宣告がある場所に出向くって・・・。
頼られんのも寂しいけど、頼られるのもまた大変やナ。
俺、パリに行ったときはルーブル美術館の敷地内で大道芸やったけど、5分もせんうちにチャリンコ乗った警官3人に囲まれてしまったよ。
俺の場合は自業自得…。
日本って平和だ、としみじみ感じます。
それにしても、ルーブルでチャリンコ警官に囲まれるワンマンバンド…なかなか絵になってて想像すると笑えるね!
(囲まれた本人には笑い事ではないだろうけど…)