今日、トルコから帰ってきました。つーかーれーたー!
トルコも含めていろいろ体験したことを忘れないうちに書いておきます。
まず行きのヒースロー空港にて。
イギリスの空港ではよく「くじ引きでスーパーカーが当たる!」ってのをやってます。
で、今回はランボルギーニが当たるらしい。鎮座ましましてました。
ランボルギーニ、といえばカウンタック。小さい頃ミニカー持ってました。でも今回飾ってあったやつはガルウイングじゃなかった。
でも、参加費が60ポンド(13000円)なんだよね…。高すぎ!
いったいどんな人が応募してるんだろう…
それはさておきトルコ。
前回に書いたけど、やっぱり3日間ぶっ通し9時~17時の講習は、いくら彼らが勝手にしゃべってくれるといえども、なかなか体力的にも精神的にも厳しかった。
しかも、3日目の17時、「これで終了します。3日間、どうもありがとうございました。」と締めのあいさつをして、「やっと終わった~!」と開放感に浸った次の瞬間、入れ替わりで違う人たちがぞろぞろと入場・・・。
『な、何!?何が起きてるの?』と思っていたら、「じゃあ今度はセールス部門向けにうんぬんかんぬんを説明してください。」だと。
聞いてないよ!!
こうなったら乗りかかった船だ、とことん付き合っちゃる、というわけで、ロスタイム(というか延長戦)までしっかりやらせて頂きました…。
そんなこんなで、全く観光などが入る余地は1秒たりともない、味気ない充実した出張でした。
まあ、それでもケバブとシーフードはしっかりと堪能させていただいたので良しとしましょう。
そういえば、うちの会社のトルコ営業担当は、不幸なことに超高感度ヒツジ肉センサー搭載型らしく、「ケバブは全くだめ」とのこと。
僕は全然気にせずパクパク食べていたケバブを目の前に、「これは全然においませんよね?」と聞いたところ、「センサーの針が振り切れてます。」との返事。僕が鈍感なだけなんだろうか・・・?
今回日本からの長期出張で2ヶ月ほどいるらしく、まだ来たばかりであるにもかかわらず、僕が帰る頃にはすでに『日本食が恋しい』とぼやいてました…。ケバブ嫌いをトルコ担当にするだなんて、うちの会社は…。合掌。
そうそう、ラマダンについてひとつ面白い話を聞いてきました。
ラマダン期間中は、日が昇っている間は(公式には)一切のものを口にしてはだめで、その時刻は毎日刻々と変わっていくんですが、人々はどうやってその時刻を知るのか!?
それは至るところにあるモスクが知らせてくれるらしい。
モスクには必ず細い塔が立っていますが、写真の矢印部あたりに電灯がついていて、食事OKの時間帯になると電気が灯るらしい。確かに夜見たら明かりが灯ってました。
…ただ、たまにモスク側が間違って早い時間帯に灯しちゃう、ってこともあるそうな。
もひとつ面白かったもの、それは「歩行者用の信号」。
なんのこっちゃ、と思うかもしれません、が、トルコの歩行者用信号は
青信号内の人型が実際に歩いてるんです。。。(写真では分かりませんが、実際歩いてるように動いてます)
おかげさまでヨーロッパはかなりの国数回らせていただいていますが、アニメーション歩行者信号っつうのははじめてみました。
で、最後はボスポラス海峡を渡って、飛行機に乗って帰ってまいりました。
川みたいに狭いけど、これでも海だもんねぇ。トルコがへそを曲げちゃったら黒海沿いの沿岸諸国は海ルートの貿易の道を閉ざされてしまう、ってのがよく分かります。
それこそ200年位前とかには両岸に大砲なんかを据え付けておいて、バンバン攻撃してたんだろうな~。
距離・時間的にはロシアと似たようなところですが、やっぱりトルコの方が好きです。国全体が親日だし。ビザもいらんし。雰囲気がいい。
夕食時のデザートのとき、トルコのお菓子っていうのはホントに歯にしみるほどものすごく甘いんですが、そんな話をしていたらあるトルコ人がこう言った。
「トルコはお菓子もスウィートだけど、人間も同じくらいスィートだから。」
お~い山田く~ん、座布団1枚持ってきて(笑)。