夏もさすがに終わり掛けで、もう冷房を使うこともなかろうと思い、
時間が取れる4連休の最終日にリビングのエアコンを掃除することにしました。
昨年もある程度しつこく実施したものの、たった1シーズン使用で
カビがすごい。。。
ということで、これはもう分解するしかないと思い、バラシて
ファン(吹き出し口からのぞくと見える、横長のやつ)を引っこ抜き
徹底的に掃除することにしました。
吹き出し口から見るだけでも結構カビだらけだったものの、
引っこ抜いてみてみると胞子の塊がすごい。。。
ケルヒャーを使って物理的に胞子の塊を排除したのちに
カビキラーたっぷり噴射できっちり殺菌。
それよりもびっくりしたのは本体側。
下からのぞき込んでもファンに隠れて見えなかったところには、
10年以上培養されたカビたちが下地のエアコンの白色が
見えないほどびっしり生えてました。。。
ウェットティッシュで丁寧にふき取り、10年分のカビ取り完了。
これだけ取り除いたら来年はもう少しましかな。
ところで掃除する前に見たエアコン掃除の動画の主はかなり辛辣な
意見をUPしていました。
曰く、
・エアコン掃除に専門知識が必要なんて間違ってる
・使ってるうちに汚れるものなのだから掃除しやすいように
簡単に分解できる構造にすべき。
・技術的には分解しやすい構造には簡単にできるはず。
それをやらないのは工業会をはじめ業界の怠慢だ
…まあ気持ちはわからんでもないけど、ちょっと乱暴だなぁ。
電気製品の規格上、素人には分解できないように作らねば
ならないのよね。
安易に掃除を許可すると水による漏電・火災の危険性もあるし、
実際事故も起きてるらしいし。
仮に業者さんの作業容易化を目的としてバラシやすい製品を
作ったとして、
「でも事故るといけないので素人はバラシちゃだめよ」と説明書に
書いたとして、
その構造に目を付けた素人が『自己責任』として分解掃除して、
それで事故が起きちゃった場合、だれの責任になるんだろう?
「バラシやすい構造にしてるメーカが悪い」とか言い出す輩が
いるんとちゃうの~?とついつい勘ぐってしまいます。
バラシやすい構造にするためのコスト増分は、建前としては
業者さんの作業容易化のためになるけれども、ユーザは
その部分に納得してお金を払ってくれるのだろうか?
…等々、考えるとなかなか答えがないな~と思いました。
掃除しやすいエアコン、というアイデア自体は賛成なんですけどね。
ということで、エアコンクリーニングはプロに頼むように
しましょう(笑)。