1位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
2位 M.フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー
3位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
4位 K.ライコネン フェラーリ
5位 V.ボッタス ウイリアムズ・メルセデス
6位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
7位 F.アロンソ マクラーレン・ホンダ
8位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
9位 J.バトン マクラーレン・ホンダ
10位 J.パーマー ルノー
マレーシアGPです。レッドブル久々のワンツーです。2013年、最終戦のブラジルGP以来ですね。優勝のリチャルド、レースでは、チームメイトのフェルスタッペンとサイド・バイ・サイドの激しいつばぜり合いを繰り広げます。両者一歩も引かないバトルですが、車1台分のスペースをきっちり残す辺り、フェアな立ち回りで安心して観ることが出来ましたね。まるで、仲良くケンカしているトムとジェリーの様です(爆)。さて、火花を散らす2台のレッドブルを余所に一人旅を決め込んでいるハミルトンですが41周目に突然のエンジンブロー。マシンから降りて、ガックリとうなだれてしまいました。後のインタビューでも本当に歯切れが悪く、相当な落ち込み様が窺い知れました。ここまで弱気になったハミルトンは初めて見た気がします。このエンジンブロー、タイトルを争う上では非常に痛かったですね。先頭のハミルトンがいなくなったことにより優勝争いとなったレッドブルの2台ですが、リチャルドが徐々にフェルスタッペンを引き離しトップチェッカー。2014年のハンガリーGP以来、久々の優勝です。ポディウムでは「シューイ」(※1)を見せてくれました。優勝したので正真正銘(※2)の「シューイ」ですね。シューズにシャンパンを注ぐのをロズベルグが手伝って一緒に注いでいるのには、ちと笑ってしまいましたが。久々のワン・ツーということもあり、チーム代表のクリスチャン・ホーナーにも飲ませていましたね。まあ、めでたい席でもあり、無礼講ということでこれは全然セーフでしょう。「リチャルドが優勝する度にシューイをやらされるかと思うとゾッとするぜ!」とホーナーが思っているかどうかは定かではありませんが(汗)。さて、ロズベルグですがスタートダッシュはまずまずで、ハミルトンに続き、横に着ける位置で1コーナーに侵入。そこにやってきたのがベッテル。フェルスタッペンのインを取ることを意識し過ぎたのか、オーバースピードで侵入しロズベルグと接触。フェルスタッペンも巻き込まれはしたものの、そのまま走行を続けます。ベッテルは左フロントサスペンションを破損しリタイア。一方、ロズベルグはスピンして最後尾まで順位を落としてしまいました。誰もがロズベルグはここで終わった、と思ったことでしょう。正にアウト・オブ・レースとも言える状況ですが、ここから驚異の挽回を果たします。38周目に2コーナーでやや強引にライコネンのインに潜り込みオーバーテイク。しかし、その際にロズベルグの右フロントタイヤとライコネンの左フロントウイングが接触。ロズベルグは10秒ペナルティを課されてしまいました。しかし、それにもめげず3位でフィニッシュ。優勝こそ逃したものの値千金の15ポイントを獲得です。スタート早々、絶望的な状況に追い込まれたロズベルグですが、終わってみれば考えうる中でベストな結果を出しました。タイトル争いではハミルトンに対して23ポイントのリードを築いた訳で、あと5戦残っていますが、ロズベルグが精神的にも有利な状況になったのは間違い無いでしょう。
※1…靴にシャンパン入れて飲み干すオーストラリア流お祝いのパフォーマンス。
※2…優勝した時にやると決めていたが、ベルギーGPで2位になった時にフライング(?)して「シューイ」をやってしまった。
2位 M.フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー
3位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
4位 K.ライコネン フェラーリ
5位 V.ボッタス ウイリアムズ・メルセデス
6位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
7位 F.アロンソ マクラーレン・ホンダ
8位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
9位 J.バトン マクラーレン・ホンダ
10位 J.パーマー ルノー
マレーシアGPです。レッドブル久々のワンツーです。2013年、最終戦のブラジルGP以来ですね。優勝のリチャルド、レースでは、チームメイトのフェルスタッペンとサイド・バイ・サイドの激しいつばぜり合いを繰り広げます。両者一歩も引かないバトルですが、車1台分のスペースをきっちり残す辺り、フェアな立ち回りで安心して観ることが出来ましたね。まるで、仲良くケンカしているトムとジェリーの様です(爆)。さて、火花を散らす2台のレッドブルを余所に一人旅を決め込んでいるハミルトンですが41周目に突然のエンジンブロー。マシンから降りて、ガックリとうなだれてしまいました。後のインタビューでも本当に歯切れが悪く、相当な落ち込み様が窺い知れました。ここまで弱気になったハミルトンは初めて見た気がします。このエンジンブロー、タイトルを争う上では非常に痛かったですね。先頭のハミルトンがいなくなったことにより優勝争いとなったレッドブルの2台ですが、リチャルドが徐々にフェルスタッペンを引き離しトップチェッカー。2014年のハンガリーGP以来、久々の優勝です。ポディウムでは「シューイ」(※1)を見せてくれました。優勝したので正真正銘(※2)の「シューイ」ですね。シューズにシャンパンを注ぐのをロズベルグが手伝って一緒に注いでいるのには、ちと笑ってしまいましたが。久々のワン・ツーということもあり、チーム代表のクリスチャン・ホーナーにも飲ませていましたね。まあ、めでたい席でもあり、無礼講ということでこれは全然セーフでしょう。「リチャルドが優勝する度にシューイをやらされるかと思うとゾッとするぜ!」とホーナーが思っているかどうかは定かではありませんが(汗)。さて、ロズベルグですがスタートダッシュはまずまずで、ハミルトンに続き、横に着ける位置で1コーナーに侵入。そこにやってきたのがベッテル。フェルスタッペンのインを取ることを意識し過ぎたのか、オーバースピードで侵入しロズベルグと接触。フェルスタッペンも巻き込まれはしたものの、そのまま走行を続けます。ベッテルは左フロントサスペンションを破損しリタイア。一方、ロズベルグはスピンして最後尾まで順位を落としてしまいました。誰もがロズベルグはここで終わった、と思ったことでしょう。正にアウト・オブ・レースとも言える状況ですが、ここから驚異の挽回を果たします。38周目に2コーナーでやや強引にライコネンのインに潜り込みオーバーテイク。しかし、その際にロズベルグの右フロントタイヤとライコネンの左フロントウイングが接触。ロズベルグは10秒ペナルティを課されてしまいました。しかし、それにもめげず3位でフィニッシュ。優勝こそ逃したものの値千金の15ポイントを獲得です。スタート早々、絶望的な状況に追い込まれたロズベルグですが、終わってみれば考えうる中でベストな結果を出しました。タイトル争いではハミルトンに対して23ポイントのリードを築いた訳で、あと5戦残っていますが、ロズベルグが精神的にも有利な状況になったのは間違い無いでしょう。
※1…靴にシャンパン入れて飲み干すオーストラリア流お祝いのパフォーマンス。
※2…優勝した時にやると決めていたが、ベルギーGPで2位になった時にフライング(?)して「シューイ」をやってしまった。