1位 L.ハミルトン メルセデスAMG
2位 M.フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー
3位 K.ライコネン フェラーリ
4位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
5位 V.ボッタス メルセデスAMG
6位 S.ベッテル フェラーリ
7位 C.ルクレール ザウバー・フェラーリ
8位 R.グロジャン ハース・フェラーリ
9位 K.マグヌッセン ハース・フェラーリ
10位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
ブラジルGPです。予選でちょっとしたハプニングが起こりました。予選Q2で車重計測に呼び出されたベッテル。しかし、雨のせいでタイムが出ていないのでQ3進出が危うい状況にありました。本来はエンジンを止める必要があったのですが、メッチャ焦っていたベッテルは自走して車重計に乗ってしまいました。そして、迂闊にもこの時重量計を壊してしまったのです。”Speed up! Come on! Speed up!”。両手を高く上げ、しきりに叩いて、速く計量を終わらせろとアピールしていました。尚、ベッテルは重量計を壊した過度で日本円にして約320万円もの罰金を言い渡されています。幸い、グリッド降格処分にはなりませんでしたが、もし降格になっていたら目も当てられませんね(汗)。さて、スターティンググリッドはポールがハミルトン、以下ベッテル、ボッタス、ライコネン、フェルスタッペン、エリクソン、ルクレールと続きます。ベッテルは全力でポジションを死守して2番グリッド(汗)。雨の恩恵か、ザウバー勢がトップ3に続いております。スタートですが、ハミルトンは順調な出だしでホールショット。ベッテルはやや出遅れて、代わりにボッタスがアウト側から被せてきます。ベッテルはポジションを死守しようとタイヤスモークを上げて抵抗しますがボッタスが一歩リード。先頭ハミルトン、以下ボッタス、ベッテル、ライコネン、フェルスタッペンのオーダーでレース開始です。3周目、フェルスタッペンがターン1でライコネンをアウト側からオーバーテイク。4番手にジャンプアップです。続いて4周目、またもフェルスタッペンが仕掛けます。ターン1でベッテルのインに飛び込みます。やや微妙なタイミングでしたが強引にマシンを捻じ込みベッテルをオーバーテイク。飛び込まれたベッテルはアウト側のラインを取ることを余儀なくされた為立ち上がりが苦しくなり少しモタつきます。その隙にターン3でライコネンにも先行され5番手にポジションダウンです。まだまだ続きます、フェルスタッペン祭り(笑)。10周目、ターン1でボッタスをオーバーテイク。今回は無難に抜いて行きました。20周目、ハミルトンがピットインした為、見かけ上ではありますが先頭に躍り出ます。36周目にフェルスタッペンがようやくピットイン。このタイミングからすると1回ストップですね。3番手でコースに復帰します。そして40周目、メインストレートでハミルトンをオーバーテイク。2番手に浮上ですが、先頭のリチャルドはまだタイヤ交換していない為、事実上、先頭に躍り出たことになります。スゴいですね、フェルスタッペン。ここ最近は絶好調の状態が続いています。さて、魔は天界に棲むといいますか、このレース最大のアクシデントが起こります。44周目、周回遅れのオコンがターン1で何故かアウト側からフェルスタッペンに並びかけます。ターン2まで並走しますが、フェルスタッペンがインに寄り過ぎた為オコンと接触!フェルスタッペンはスピンしてコースアウト。この隙にハミルトンに先行され2番手に転落します。46周目、リチャルドがターン1でベッテルをオーバーテイク。その後もベッテルは追いすがりますが、リチャルドが振り切ります。そして、59周目、同じくリチャルドがターン1でボッタスをやや強引にオーバーテイクして4番手に浮上。11番グリッドからここまで挽回してきました。さぞかし、相当速いラップタイムを出してそうですが、以外にもファステストラップはボッタスでした(失礼)。レースの方はハミルトンがトップチェッカー。オコンと接触したフェルスタッペンは悔しい2位です。そして3位は堅実にポジションを守ったライコネン。メルセデスはコンストラクターズタイトルを決め、ダブルタイトル確定です。大喜びするトト・ヴォルフの横に見覚えのある顔が………。グリーンのシャツ着てるのってバリチェロですよね?懐かしいですね。バリチェロは確かメルセデス関係のマシンには乗っていないと思いましたが、どういう経緯でメルセデスのホスピタリティに呼ばれたんでしょうかね?さて、これが本当のこのレース最大のハプニング、というかインシデントが起こりました。レース後オコンに詰め寄るフェルスタッペン。まあ、そりゃそうでしょう。優勝したハミルトンとのタイム差は1.4秒。フィニッシュ時にはもう少しで射程距離圏内というところまで迫っていました。つまり、オコンとのアクシデントが無ければ優勝していたのは間違いなかったということですね。何より、絶好調で優勝が確実だったレースを台無しにされて、腹の虫がおさまらなかったことが詰め寄った最大の理由でしょう。そして、オコンの態度に怒りで我を忘れたフェルスタッペンは、オコンのことを何度も突き飛ばすという行為に及びました。これは完全にNG。手を出すのはさすがにいけませんね。尚、フェルスタッペンはオコンを突き飛ばした過度により2日間の社会奉仕が課せられました。さて、フェルスタッペンに詰め寄られたオコン、どの様な受け答えをしたかというと、笑顔でシレッと「僕は君より速かった」と言い放ったそうです。こりゃあ、フェルスタッペン、キレるのも無理ないですね(汗)。斜め上目線から上手く返せれば良かったのですが、何しろまだ二十歳ですから無理からぬこと。つい同じ土俵に立ってしまったのでしょう。しかし、やはり不可解なのは周回遅れだったオコンが先頭を走っていたフェルスタッペンに対してオーバーテイクを仕掛けたこと。接触の直接的な原因は、フェルスタッペンがターン2でインに寄り過ぎたことですが、オコンが仕掛けなければこの様な事態に発展しなかったと言うことも出来ます。確かにストレートでオコンがフェルスタッペンに迫る勢いは尋常ではありませんでしたが、それでもリスクを冒して先頭のフェルスタッペンをオーバーテイクするメリットは無かったと思います。もし前に出たとしても、勢いに乗るフェルスタッペンにすぐに抜き返される可能性が高いですからね。まあ、考えられるのは、ちょっとしたイタズラ心からちょっかいを出してみたくなった、というところでしょうか。もしそうならば、そのイタズラ心が周囲に多大な代償を払わせることになってしまった訳ですが。さて、自分は今回の場外乱闘(違)をみて1993年の日本GPを思い出してしまいましたよ。当時ジョーダンをドライブしていたアーバインがセナに対してラインを譲らなかった、勝利を確信してクルージング中のところをオーバーテイクした、等挑発的な行動をとっています。セナはレース後アーバインに詰め寄り、あわや殴打、という事態にまで発展しました。周りの制止が無ければ間違い無くセナはアーバインを殴っていたでしょう。とはいえ、アーバインはマスコミに対して「セナに殴られた」と触れ回ったせいで、新聞各社が誤報を報じる事態となり、更にその誤報を事実と勘違いする人が続出する事態となりました。ちなみにアーバインはこのレースがデビュー戦。デビュー戦で、当時押しも押されぬスタードライバーだったセナに喧嘩を売るとは並大抵の度胸じゃできませんよ?オコンの不敵な態度も、まあなかなかのものですが、アーバインに比べたら大したことありませんね(汗)。
2位 M.フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー
3位 K.ライコネン フェラーリ
4位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
5位 V.ボッタス メルセデスAMG
6位 S.ベッテル フェラーリ
7位 C.ルクレール ザウバー・フェラーリ
8位 R.グロジャン ハース・フェラーリ
9位 K.マグヌッセン ハース・フェラーリ
10位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
ブラジルGPです。予選でちょっとしたハプニングが起こりました。予選Q2で車重計測に呼び出されたベッテル。しかし、雨のせいでタイムが出ていないのでQ3進出が危うい状況にありました。本来はエンジンを止める必要があったのですが、メッチャ焦っていたベッテルは自走して車重計に乗ってしまいました。そして、迂闊にもこの時重量計を壊してしまったのです。”Speed up! Come on! Speed up!”。両手を高く上げ、しきりに叩いて、速く計量を終わらせろとアピールしていました。尚、ベッテルは重量計を壊した過度で日本円にして約320万円もの罰金を言い渡されています。幸い、グリッド降格処分にはなりませんでしたが、もし降格になっていたら目も当てられませんね(汗)。さて、スターティンググリッドはポールがハミルトン、以下ベッテル、ボッタス、ライコネン、フェルスタッペン、エリクソン、ルクレールと続きます。ベッテルは全力でポジションを死守して2番グリッド(汗)。雨の恩恵か、ザウバー勢がトップ3に続いております。スタートですが、ハミルトンは順調な出だしでホールショット。ベッテルはやや出遅れて、代わりにボッタスがアウト側から被せてきます。ベッテルはポジションを死守しようとタイヤスモークを上げて抵抗しますがボッタスが一歩リード。先頭ハミルトン、以下ボッタス、ベッテル、ライコネン、フェルスタッペンのオーダーでレース開始です。3周目、フェルスタッペンがターン1でライコネンをアウト側からオーバーテイク。4番手にジャンプアップです。続いて4周目、またもフェルスタッペンが仕掛けます。ターン1でベッテルのインに飛び込みます。やや微妙なタイミングでしたが強引にマシンを捻じ込みベッテルをオーバーテイク。飛び込まれたベッテルはアウト側のラインを取ることを余儀なくされた為立ち上がりが苦しくなり少しモタつきます。その隙にターン3でライコネンにも先行され5番手にポジションダウンです。まだまだ続きます、フェルスタッペン祭り(笑)。10周目、ターン1でボッタスをオーバーテイク。今回は無難に抜いて行きました。20周目、ハミルトンがピットインした為、見かけ上ではありますが先頭に躍り出ます。36周目にフェルスタッペンがようやくピットイン。このタイミングからすると1回ストップですね。3番手でコースに復帰します。そして40周目、メインストレートでハミルトンをオーバーテイク。2番手に浮上ですが、先頭のリチャルドはまだタイヤ交換していない為、事実上、先頭に躍り出たことになります。スゴいですね、フェルスタッペン。ここ最近は絶好調の状態が続いています。さて、魔は天界に棲むといいますか、このレース最大のアクシデントが起こります。44周目、周回遅れのオコンがターン1で何故かアウト側からフェルスタッペンに並びかけます。ターン2まで並走しますが、フェルスタッペンがインに寄り過ぎた為オコンと接触!フェルスタッペンはスピンしてコースアウト。この隙にハミルトンに先行され2番手に転落します。46周目、リチャルドがターン1でベッテルをオーバーテイク。その後もベッテルは追いすがりますが、リチャルドが振り切ります。そして、59周目、同じくリチャルドがターン1でボッタスをやや強引にオーバーテイクして4番手に浮上。11番グリッドからここまで挽回してきました。さぞかし、相当速いラップタイムを出してそうですが、以外にもファステストラップはボッタスでした(失礼)。レースの方はハミルトンがトップチェッカー。オコンと接触したフェルスタッペンは悔しい2位です。そして3位は堅実にポジションを守ったライコネン。メルセデスはコンストラクターズタイトルを決め、ダブルタイトル確定です。大喜びするトト・ヴォルフの横に見覚えのある顔が………。グリーンのシャツ着てるのってバリチェロですよね?懐かしいですね。バリチェロは確かメルセデス関係のマシンには乗っていないと思いましたが、どういう経緯でメルセデスのホスピタリティに呼ばれたんでしょうかね?さて、これが本当のこのレース最大のハプニング、というかインシデントが起こりました。レース後オコンに詰め寄るフェルスタッペン。まあ、そりゃそうでしょう。優勝したハミルトンとのタイム差は1.4秒。フィニッシュ時にはもう少しで射程距離圏内というところまで迫っていました。つまり、オコンとのアクシデントが無ければ優勝していたのは間違いなかったということですね。何より、絶好調で優勝が確実だったレースを台無しにされて、腹の虫がおさまらなかったことが詰め寄った最大の理由でしょう。そして、オコンの態度に怒りで我を忘れたフェルスタッペンは、オコンのことを何度も突き飛ばすという行為に及びました。これは完全にNG。手を出すのはさすがにいけませんね。尚、フェルスタッペンはオコンを突き飛ばした過度により2日間の社会奉仕が課せられました。さて、フェルスタッペンに詰め寄られたオコン、どの様な受け答えをしたかというと、笑顔でシレッと「僕は君より速かった」と言い放ったそうです。こりゃあ、フェルスタッペン、キレるのも無理ないですね(汗)。斜め上目線から上手く返せれば良かったのですが、何しろまだ二十歳ですから無理からぬこと。つい同じ土俵に立ってしまったのでしょう。しかし、やはり不可解なのは周回遅れだったオコンが先頭を走っていたフェルスタッペンに対してオーバーテイクを仕掛けたこと。接触の直接的な原因は、フェルスタッペンがターン2でインに寄り過ぎたことですが、オコンが仕掛けなければこの様な事態に発展しなかったと言うことも出来ます。確かにストレートでオコンがフェルスタッペンに迫る勢いは尋常ではありませんでしたが、それでもリスクを冒して先頭のフェルスタッペンをオーバーテイクするメリットは無かったと思います。もし前に出たとしても、勢いに乗るフェルスタッペンにすぐに抜き返される可能性が高いですからね。まあ、考えられるのは、ちょっとしたイタズラ心からちょっかいを出してみたくなった、というところでしょうか。もしそうならば、そのイタズラ心が周囲に多大な代償を払わせることになってしまった訳ですが。さて、自分は今回の場外乱闘(違)をみて1993年の日本GPを思い出してしまいましたよ。当時ジョーダンをドライブしていたアーバインがセナに対してラインを譲らなかった、勝利を確信してクルージング中のところをオーバーテイクした、等挑発的な行動をとっています。セナはレース後アーバインに詰め寄り、あわや殴打、という事態にまで発展しました。周りの制止が無ければ間違い無くセナはアーバインを殴っていたでしょう。とはいえ、アーバインはマスコミに対して「セナに殴られた」と触れ回ったせいで、新聞各社が誤報を報じる事態となり、更にその誤報を事実と勘違いする人が続出する事態となりました。ちなみにアーバインはこのレースがデビュー戦。デビュー戦で、当時押しも押されぬスタードライバーだったセナに喧嘩を売るとは並大抵の度胸じゃできませんよ?オコンの不敵な態度も、まあなかなかのものですが、アーバインに比べたら大したことありませんね(汗)。