F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

ROUND 15 JAPANESE GP

2013年10月17日 02時16分38秒 | Weblog
1位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
2位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
3位 R.グロジャン ロータス・ルノー
4位 F.アロンソ フェラーリ
5位 K.ライコネン ロータス・ルノー
6位 N.ヒュルケンベルグ ザウバー・フェラーリ
7位 E.グティエレス ザウバー・フェラーリ
8位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
9位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
10位 F.マッサ フェラーリ

 日本GPです。今回で開催25周年を迎える鈴鹿サーキット。もう、そんなに経つんでね~。中嶋悟・日本人初ののフル参戦(1987年)、鈴木亜久里・日本人初の表彰台(1990年)が、もうそんなに昔のことになっているなんて………。ホント時の経つのは早いものですね(汗)。日本GPの開催についても紆余曲折ありましたが、本場ヨーロッパのGP(フランスやポルトガル、サンマリノ等)がカレンダーから姿を消す中、極東地域の鈴鹿が今なお開催地として残っているのは、冷静に考えると驚異的なことです。それは、ドライバーからの評価が高いことからも判る様に、コース設計の秀逸さ。そして、運営者であるモビリティランドのたゆまぬ努力の賜物といえるでしょう。とても50年前に造られたサーキットとは思えない活況を呈しております。さて、決勝レースの方ですが、スタートで4番グリッドのグロジャンがロケットダッシュ!フロントロウのレッドブル2台を一気にまくります。一方のベッテルはハミルトンとウイングを接触、3番手に落ちてしまいました。得意の勝ちパターンが崩れてしまい大ピーンチ!ハミルトンの方もこの接触が原因でスローダウン、早々にリタイアの憂き目に遭っております。まんまと先頭に躍り出たグロジャン、自身の初優勝に向けてファステストラップを連発。しかし、レースも中盤を迎える頃グロジャンのペースに翳りが出て、レッドブル勢が追い上げてきます。最後のピットストップ後もポジションをキープしますが、残念ながらグロジャンの奮闘もそこまで。タイヤ交換後、驚異的なペースで追い上げるベッテルに成す術なく逆転を許してしまいます。続いて追い上げてきたウェーバーに対して、必死のブロックで抵抗しますがそれも空しくウェーバーにも逆転されてしまいました。結局3位でフィニッシュです。勝ちパターンが崩されたベッテルですが最後は圧倒的な強さを見せてまたまた優勝。でもタイトルはまだ確定ではありません。結構引っ張りますね(笑)。さて、グロジャンですが初優勝を逃してさぞかしガッカリしてるだろうと思いましたが、思いの他嬉しそうな表情だったの意外でした。恐らく、途中までレースをリードしていたということもあり、今後のレースを戦う上での確かな手応えを感じ取ったに違いありません。来シーズンはライコネンがいなくなるので、ロータスとしては大きな痛手。ロータス残留が濃厚なグロジャンとしては、「ライコネンの穴は俺が埋めてやるゼ!」というぐらいの気概を見せて欲しいですね(爆)。2012年シーズン、グロジャンはスタートでのアクシデントが多く「サーキットの通り魔」というありがたくない二つ名を頂戴していましたが、今回の堂々たる戦いっぷりで、ドライバーとして成長したことを充分アピールできたんじゃぁないでしょうか。よって、このありがたくない二つ名で呼ばれることはもう無いでしょう。グロジャンは2012年シーズン限りでロータスから放出される可能性もあったのですが、今後の成長に期待されて残留と相成った訳であり、見事その期待に応えたってことです。ホント、人生どう転ぶか判りませんねぇ。

ROUND 14 KOREAN GP

2013年10月12日 02時42分10秒 | Weblog
1位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
2位 K.ライコネン ロータス・ルノー
3位 R.グロジャン ロータス・ルノー
4位 N.ヒュルケンベルグ ザウバー・フェラーリ
5位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
6位 F.アロンソ フェラーリ
7位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
8位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
9位 F.マッサ フェラーリ
10位 S.ペレス マクラーレン・メルセデス

 韓国GPです。ポール・ポジションのベッテルがスタートを上手く決め、序盤から飛ばしまくり後続を引き離すという得意の勝ちパターン。レースの主導権を握ります。後続に目を移すとグロジャンがハミルトンを抜いて2番手に浮上。アロンソはスピンしたマッサのあおりを受けヒュルケンベルグの先行を許してしまいます。逆転王者を狙いたいアロンソにとってこの展開は痛いですね。一方のマッサもフェラーリ離脱が決まってからは冴えないレースが続きます。一時はアロンソを食う勢いだったのですが、このままいいところを見せること無く第一線から退いてしまうのでしょうか、残念ですね。1回目のピットストップ後もポジションキープに成功したベッテル、相変わらず先頭をひた走ります。以下グロジャン、ハミルトン、ロズベルグと続く展開。グロジャンに先行をゆるしつつも3番手を走行していたハミルトンですが、タイヤが寿命を迎えます。てき面タイムがガタ落ちになり、あっという間にロズベルグに抜かれてしまいました。この様にタイヤが限界を超えると、いきなり使い物にならなくなるというのがピレリタイヤの特徴。タイヤを上手く使いこなさないと大きくポジションダウンする可能性もあり、「のるかそるか」ともいえる様相を呈しています。そして、早目のピットインを敢行していたライコネンが3番手にジャンプアップ。セーフティカーが退いた次の周にはチームメイトのグロジャンをオーバーテイク!2番手にまで登り詰めました。しかし、ライコネンの躍進もここまで。勢いに優るベッテルが更にライコネンを引き離し先頭でチェッカー、4連勝です。更に一歩タイトルに大きく前進、ていうかもう殆どベッテルに決まりです。理論上、アロンソにもタイトルの可能性は残されていますが、逆転する確率は現実的にゼロに近いという状況です(ベッテルがノーポイントでアロンソが優勝、それを最終戦まで続けるとか)。ととまるところを知らないベッテル。もう、誰か止めて~って感じですね(諦め)。