F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

2019 ROUND 15 SINGAPORE GP

2019年09月29日 09時02分09秒 | Weblog
1位 S.ベッテル フェラーリ
2位 C.ルクレール フェラーリ
3位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
4位 L.ハミルトン メルセデスAMG
5位 V.ボッタス メルセデスAMG
6位 A.アルボン レッドブル・ホンダ
7位 L.ノリス マクラーレン・ルノー
8位 P.ガスリー トロロッソ・ホンダ
9位 N.ヒュルケンベルグ ルノー
10位 A.ジョビナッツィ アルファロメオ・レーシング・フェラーリ

 シンガポールGPです。スターティンググリッドはポールがルクレール、以下ハミルトン、ベッテル、フェルスタッペン、ボッタス、アルボン、サインツ、ヒュルケンベルグと続きます。トップ3の後にマクラーレンとルノーが続くといった布陣ですね。スタートは大きな混乱も無く各車共順調な滑り出し。オープニングラップから、ペースの上がらないハミルトンをベッテルが攻め立てるという場面がありました。20周目、ベッテルがピットイン、タイヤ交換を終えてコースに復帰します。作業時間は3秒フラット、可もなく不可も無くといった時間です。続いて21周目、ルクレールがピットイン、同じくタイヤ交換をして作業時間は2秒4。先程のベッテルよりも速いタイムです。そしてコースに復帰するルクレールですが、ここでこのレース最大の出来事が起こります。ルクレールの目の前をベッテルが通り過ぎていくではありませんか。チームメイトにアンダーカット(ピットアウトした後にペースを上げて、後からピットインしてきたマシンを抜くこと)されたルクレールは「聞いてないよ~!」(古い?)という感じで不満を顕わにします。”WE’LL DISCUSS AFTER THE RACE.”後に、ポジションを守る為には、このタイミングのピットインがベストだと釈明をするスタッフですが(フェルスタッペンがほぼ同時にピットインしてきたことからもそれは明らか)、ルクレールのモヤモヤは最後まで晴れることはありませんでした。30周目、おそらくターン7だとは思いますが、ベッテルがガスリーのインに飛び込みます。やや遅めのタイミングだったのでガスリーが反応しきれなかったのか、軽く接触をしてアウト側に弾き飛ばされています。このコーナーはこういうシチュエーションを想定していたのか、アウト側のエスケープゾーンが広目に取られていますね。「どけどけっ」という感じでまるでガスリーを周回遅れのモブキャラ扱いしていたベッテルですが、ガスリーは何とこの時2番手を走行していたのです。上位陣がピットインした後の仮の順位とはいえビックリですね。更にその前に目をやるとジョヴィナッツィが先頭を走っているではありませんか!こちらも仮の順位とはいえ面白い展開になっていますね。ちなみに今回は、入賞圏外のマグヌッセンがファステストラップを出すなど、意外な伏兵が活躍しております。さて、思わぬ好ポジションに着けているジョヴィナッツィとガスリーですが、トップチームがタイヤ交換後にペースを上げてくると、ガンガン抜かれていくことになります。可哀そうなぐらい邪魔者扱いを受けながら(泣)。皆さん、彼らは一応同一周回を走っていますから!周回遅れをガンガン処理していくベッテルに対して、ルクレールは遅れ気味。周回遅れの処理に関しては、経験の少ないルクレールに対して、ベッテルが一枚上手の様ですね。そして、レースの方はベッテルが逃げ切り今シーズン初のトップチェッカー、花火がお出迎えです。と言いたいところですが、トップチェッカーはカナダGPで続いて今シーズン2回目です。今回はペナルティでタイムが加算されることもないので、正真正銘今シーズン初勝利(汗)。カナダGPで優勝を逃して以来モヤモヤしていたでしょうから、ベッテルとしてはこれで溜飲が下がったのではないでしょうか。チームメイトのルクレールをアンダーカットしたことが物議を醸しましたが、これもレース、仕方がありません。ちなみに、ベッテルは2017年のモナコGPで、チームメイトのライコネンをオーバーカットするという、今回と似た様なケースでモナコの勝利をゲットしていますよ?(汗)それにしても、恐るべくはルクレール。ベルギーGPで初優勝したかと思えば、続くイタリアGPでも優勝し、一気にスターダムの座へとのし上がりました。今回も優勝してもおかしくない状況でしたがそれもならず。にわかに速さを増してきたフェラーリ。今後、前半戦を独走してきたメルセデスにどこまで迫れるか楽しみですね。

2019 ROUND 14 ITALIAN GP

2019年09月15日 03時28分19秒 | Weblog
1位 C.ルクレール フェラーリ
2位 V.ボッタス メルセデスAMG
3位 L.ハミルトン メルセデスAMG
4位 D.リチャルド ルノー
5位 N.ヒュルケンベルグ ルノー
6位 A.アルボン レッドブル・ホンダ
7位 S.ペレス レーシングポイント・メルセデス
8位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
9位 A.ジョビナッツィ アルファロメオ・レーシング・フェラーリ
10位 L.ノリス マクラーレン・ルノー

 イタリアGPです。前回のルクレールの優勝で沸くに沸くティフォシ。いやが上にも期待は高まろうってもんですよ。これでフェラーリドライバーがポディウムに上がらなかったら暴動が起きますよ?とまあ、過激なイメージのあるティフォシですが、フーリガンに比べたら大人しいもんじゃないでしょうか。アチラは暴動は当たり前、時には死者を出すこともありますからね(汗)。ティフォシはフェンスを乗り越えたり、ブーイングをするぐらいですから、如何に紳士的な人達か比べるべくも無いでしょう(?)冗談はさておき恒例のスターティンググリッドです。ポールはルクレール。以下ハミルトン、ボッタス、ベッテル、リチャルド、ヒュルケンベルグ、サインツ、アルボンと続きます。前回のベルギーGPで初優勝のルクレール、自信をつけたのか堂々のポールポジションです。そして、フェラーリとメルセデスに続いて好調のルノー勢が続きます。8番グリッドには前回17番グリッドから5位にジャンプアップ、注目の若手、アルボンが着いております。アルボンはタイ国籍。初のタイ人フルタイムF1ドライバーか?と思われがちですが実は先達がいたのです。その名はプリンス・ビラ!1950年代に活躍したドライバーです。なんとタイ王国の王子ですよ!もともとモータースポーツは上流階級の人間がやるものだったので、貴族とかそういう人種の人達が多々参戦していたのでその名残でしょう。1961年にタイトル争いをしていたヴォルフガング・フォン・トリップスやF1チームを興したヘスケス卿などがいましたね。まあ、昔のモータースポーツというのは優雅でお上品な乗馬のイメージに近いものだったんじゃないでしょうかね。話を戻しますがプリンス・ビラはアジア人初のフルタイム参戦のF1ドライバー。中嶋悟よりも前にアジア人のフルタイム参戦F1ドライバーがいたということですよ。こりゃビックリですね(汗)。さて、レースの方ですがスタートはポールのルクレールが可もなく不可も無くなタイミングで動き出します。イン側のハミルトンを牽制しつつイン側に寄り、ハミルトンより前に出たことを確認してからイン側を完全にブロックしてターン1に侵入します。上位陣は順当な滑り出し。と思いきや、シケインの入り口であるターン4でヒュルケンベルグがベッテルをアウト側から被せてオーバーテイク。4番手に浮上です。尚、スタート時、後方では最後尾スタートのフェルスタッペンがペレスに追突してフロントウイングを破損。交換の為ピットインを強いられるという憂き目に遭っています。3周目、アルボンはシケインの入り口、ターン4でサインツのインに飛び込みます。鮮やかなオーバーテイク、といきたいところですが敵もさる者、サインツは立ち上がりの高速コーナー、ターン6でインに入りました。サイドバイサイドでターン6を通過しますが、イン側のサインツが立ち上がりでアウト側に膨らみます。サインツのアウト側に並んでいたアルボンは行き場を無くしコースアウト。11番手まで順位を落とすことになりました。6周目、ベッテルはアスカリシケインでスピン、コースアウト。後続車が次々通過する中、コースに復帰するタイミングを虎視眈々と狙いますが………、順位を落とすまいと焦ったのか、ストロールが真正面に来たタイミングでまさかの突進!フロントウイングが接触して火花が散ります。ストロールはたまらず、接触を避けようと横に避けますがコースアウトしてストップ。次々と後続車が通過する中、今度はストロールがコース復帰のタイミングを狙います。何とストロールはガスリーの目の前でコースに復帰!ガスリーは逃げ場を失いコースアウトを余儀なくされます。ストロールをスピンさせたベッテルには10秒ストップ&ゴー、ガスリーをコースアウトさせたストロールにはドライブスルーペナルティがそれぞれ課されることになりました。フロントウイングを壊したベッテルはピットインしてハードタイヤに交換。最後まで走り切るという厳しい戦いを強いられることになります。ストロールを撃墜した以上、ペナルティは仕方がありませんね。この一連のアクシデントで一番損をしたのはストロールじゃないでしょうか。ベッテルに撃墜された挙句、今度は自分がガスリーを撃墜してしまいペナルティを食らうというこの体たらく。何でこうなった?というのがストロールの本音でしょう。23周目、ターン3、右の高速コーナーでハミルトンはルクレールの背後に着きます。ラインをクロスする様な感じでターン4のシケインの入り口でアウト側から並びかけるハミルトン。ルクレールはそこでアウト側に寄ってハミルトンを牽制します。これで行き場を失ったハミルトンはコースアウト。シケインをショートカットしてコースに戻ります。これ、審議対象になってもおかしくない際どい動きでしたね。実際、ルクレールには警告の旗が提示されました。36周目、ターン1、シケインの入り口でブレーキをロックさせたルクレールはコースアウト。ここは長いストレートの終わりの場所にあるので、ハミルトンからのプレッシャーによるものでしょう。シケインをショートカットしてコースに復帰したルクレールの背後にハミルトンが迫ります。ターン4に向かう際にトリッキーな動きでブロックをするルクレール。ハミルトンはこれに翻弄されてオーバーテイクに至りません。先程、警告の旗が示されたルクレール、これはもう何時ペナルティを食らってもおかしくない状態ですね。42周目、同じくターン1で今度はハミルトンがブレーキをロックさせてオーバーラン。ルクレールと違い、手前側でコースアウトしたのでシケイン上に並んでいるクラッシュパッドを避けながらのコース復帰を余儀なくされます。この間にチームメイトのボッタスと順位が入れ替わることになりました。ルクレールを追い詰める役を担ったボッタスですが、ターン1でややオーバースピード気味に侵入するなど、どうにも詰めが甘くルクレールを捉えるまでには至りません。結果、ルクレールはトップチェッカー。フェラーリの聖地、モンツァで見事優勝を飾りました。フェラーリのモンツァでの勝利は何と9年振り。昨シーズンはライコネンが先頭を走るも、メルセデスのチームプレイに阻まれるという憂き目に遭っていますからね。ティフォシ達の喜びもひとしおでしょう。ポディウムの前のメインストレートは歓喜のティフォシで埋め尽くされ真っ赤に染まっています。ベッテルとライコネンが何年かかっても成し遂げられなかったイタリアGPでの勝利を移籍1年目で実現したルクレールは称賛に値するでしょう。とまあ、いいこと尽くめのイタリアGPですが、一言苦言を呈したいというのも事実です。ルクレールがハミルトンをコース外に押しやる、またはコーナーの手前で複数回ラインを変える等の動きがありました。これは、どうみてもペナルティの対象になってもおかしくない動きです。もうこれは「地元ジャッジ」が働いたといいわれても反論できないレベルですよ。これに比べたら、カナダGPでハミルトンの目の前でコースに戻ったベッテルの動きが安全なものにみえてしまいますね。前回のベルギーGPでのF2ではアントワーヌ・ユベールが事故死しています。友人が死んだ翌週にこの様な危険な動きをするルクレールもルクレールですが、フェラーリの地元で何としても勝ちたいという気持ちはわからなくもありませんけどね。一方、当事者のハミルトンは当然この動きに苦言を呈している訳ですが、ハミルトンも過去にはロズベルグに対して似た様なことを何度もしているんですね。ハミルトンの場合は、過去の行いが自分に跳ね返ってきてるとも言える訳で(汗)。バトルの際には「車1台分のスペースを残す」という不文律があり、幅寄せをしたとしてもこれを守っていればバトルはもっとフェアで見ごたえのあるものになるし、実際、過去の一流ドライバー達はこの不文律に従い名勝負を繰り広げてきました。そうでなければ、ただの潰し合いになってしまいますからね。ともあれ、次世代を担うであろうルクレールには、もっと自制の効いたフェアなドライビングを望みたいものです。

2019 ROUND 13 BELGIAN GP

2019年09月08日 10時31分28秒 | Weblog
1位 C.ルクレール フェラーリ
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 V.ボッタス メルセデスAMG
4位 S.ベッテル フェラーリ
5位 A.アルボン レッドブル・ホンダ
6位 S.ペレス レーシングポイント・メルセデス
7位 D.クビアト トロロッソ・ホンダ
8位 N.ヒュルケンベルグ ルノー
9位 P.ガスリー トロロッソ・ホンダ
10位 L.ストロール レーシングポイント・メルセデス

 ベルギーGPです。レース前、1分間の黙祷が捧げられました。これは前座のF2レースの事故で、惜しくも命を落としたアントワーヌ・ユベールに捧げられたものです。ユベールの事故は不運でした。若き才能が失われたことを大変残念に思います。事故が起こったのはラディオンと呼ばれる高速コーナー。難関の超高速コーナー、オー・ルージュに続く上り坂のコーナーで、実際に走ると壁の様に見えるといいます。ラディオンでスピンしたユベールは不運にも後続車に突っ込まれてしまいました。後続の車も、ここで目の前に出られては避ける間も無かったのでしょう。ユベールの冥福を心より祈ります。重苦しい雰囲気で始まったベルギーGP。スターティンググリッドはポールがルクレール。以下ベッテル、ハミルトン、ボッタス、フェルスタッペン、ライコネン、ペレスと続きます。今回は何とフェラーリがフロントロウ独占。しかも、ルクレールが先輩のベッテルを従えてのポールです。そして、6番手にはザウバーのライコネンが!最年長のライコネンが気を吐きます。チームメイトの若手のジョヴィナッツィを結果で凌駕し続けているのがスゴいですね。そして、7番グリッドには今シーズン苦戦続きのペレスが。結果に繋げられるといいですね。スタートはポールのルクレールが上手く決めてホールショット。2番グリッドのベッテルは3番グリッドのハミルトンにインに潜り込まれて、弾き出される様にコース外の走行を余儀なくされます。このサーキットはスタート直後にヘアピンコーナーがあるというレイアウト。スタート直後の混乱が過去何度も起こっています。コースに復帰したベッテルは更に後続のボッタスに並びかけられますが、上手く加速してこれをしのぎます。ベッテルは更に加速してストレートエンドのレ・コームでアウト側からハミルトンをオーバーテイクして2番手に復帰。ポジションを奪い返しました。後方ではターン1のラ・スルスでフェルスタッペンがライコネンに無理に突っ込み接触。ライコネンのマシンは弾き飛ばされ宙に浮きます。ライコネンは混乱を避ける為、コース外の走行を余儀なくされました。一方のフェルスタッペンは走行を続けますが左フロントタイヤがブレており明らかにダメージを負っている様子。オー・ルージュで先程のライコネンがアウト側から勢いよく抜いていきました。その直後、フェルスタッペンは左フロントサスペンションのダメージからか、オー・ルージュを曲がり切れずにコースアウトしてタイヤバリアにクラッシュ、リタイアとなっております。コースアウトの直前、ライコネンと軽く接触したのか、”HE HIT ME AGAIN! THE ******! SAME GUY!”と叫んでおります。「またお前か!」という感じだったのでしょう(汗)。好グリッドを台無しにされたライコネンとしては憤懣やるかたないものがあったに違いありません。この接触でフロアにダメージを負ったライコネンはリアのグリップ不足を訴えピットイン。順位を大幅に下げることになります。スタートで出遅れたフェルスタッペンは焦っていたのに加えて、隣のペレスに並びかけられていた為逃げ場が無く、前に出るしかなかったのでしょう。”HE JUST TURNS IN ON ME,WHAT IS HE DOING!?”(フェルスタッペン)まあ、これもお約束の互いのドライバーによる見解の相違ということで(汗)。ここ最近、円熟したドライビングをみせていたフェルスタッペンにしては稚拙なミスでしたね。32周目、オー・ルージュでベッテルの背後を窺うハミルトン。立ち上がりのケメル・ストレートで一気に加速した後、レ・コームでベッテルをアウト側からズバッとオーバーテイク。2位にジャンプアップしましたが、ベッテルに長いこと抑えられていた為、かなりのタイムロスをこうむっております。。ファイナルラップ、先頭を行くルクレールの背後に現れたハミルトン。約1.2秒のビハインドです。ルクレールが周回遅れの処理に戸惑っている間に差を詰めてきました。まるで地獄の門番の様に現れたハミルトン(汗)。場合によっては逆転もありうる状況ですが、ルクレールは何とかポジションを守り切り待望の初優勝。”MY FIRST VICTORY IN F1.THIS ONE IS FOR ANTHOINE.”この勝利を事故でこの世を去った友人のアントワーヌ・ユベールに捧げると言っています。2位はハミルトン。終盤ルクレールに迫ったものの、捉えるまでには至りませんでした。スタートでベッテルを抜くことが出来ず、ピットストップでのタイムロス。更には、中盤、ベッテルに足止めを食らったのが響きました。3位はボッタス。ハミルトンの援護役を果たすことも無く淡々とした展開に終始しております。4位はベッテル。スタートで一旦ハミルトンの先行を許すものの、再びポジションを奪い返しました。このおかげでハミルトンを足止めすることが可能になり、ひいてはルクレールの初優勝にも貢献することとなりました。ファイナルラップでのルクレールとハミルトンのギャップをみる限り、あと1周あったらヤバかったでしょう。今回はチームプレーに徹したベッテル。ファステストラップを出したのは先輩としての意地でしょうか。さて、ルクレールが初優勝のポディウム。しかし、ユベールの弔いの為、笑顔無きポディウムとなりました。こんな光景は1994年のサンマリノGP以来かも知れませんね。この時、セナは意識不明で命の危うい状態でした。昔のマシンに比べ、新素材の導入等により安全性が格段に上がっている現代のマシン。それでも、やはりモータースポーツは危険なスポーツであるということをアントワーヌ・ユベールの死は物語っています。