F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

2021 ROUND 20 QATAR GP

2021年11月28日 07時32分41秒 | Weblog
1位 L.ハミルトン メルセデスAMG
2位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
3位 F.アロンソ アルピーヌ・ルノー
4位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
5位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
6位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
7位 C.サインツ フェラーリ
8位 C.ルクレール フェラーリ
9位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
10位 S.ベッテル アストンマーチン・メルセデス

 カタールGPです。初開催となります。中東地域ではトルコ、バーレーンに続く開催国となりますね。日本ではサッカーW杯の開催国としての方が有名でしょうか。スターティンググリッドはポールがハミルトン。以下ガスリー、アロンソ、ノリス、サインツ、ボッタス、フェルスタッペン、角田裕毅と続きます。何とアルファタウリのガスリーがフロントロウを獲得。アルピーヌのアロンソもセカンドロウと健闘しております。とはいえ、フェルスタッペンとボッタスが黄旗無視のペナルティによりペナルティを受けているので、このグリッドの順番がタイム順になっている訳ではないのですが。スタートはポールのハミルトンが好発進。そのままターン1に向かってイン側にマシンを寄せます。後ろのガスリーはこれに反応してアウト側にマシンを寄せます。そしてアロンソも続いて行きます。そして、フェルスタッペンが見事なスタートダッシュを見せ、いつの間にかアロンソの後ろに接近します。しかし、アロンソはそれに気付かずターン2でマシンを寄せた際に、避けたフェルスタッペンがコースアウトして土埃を上げるという場面が見受けられました。そして、その騒擾を他所に前方ではターン3でアロンソがガスリーをオーバーテイク。ターン2の立ち上がりでアウト側に並んだアロンソが切り返しのターン3でそのままインを奪った格好です。3周目、メインストレートでガスリーの背後に着くフェルスタッペン。DRSを使い、そのままオーバーテイク。7番グリッドスタートのフェルスタッペン、早くも3番手にジャンプアップです。5周目、フェルスタッペンは先程と同じメインストレートでアロンソをオーバーテイク。これで2番手にジャンプアップ。前を走るのは宿敵ハミルトンだけというポジションに着けました。9周目、メインストレートで角田裕毅の背後に着けるボッタス。角田裕毅はボッタスを牽制する為にイン側にマシンを寄せますが、ボッタスは更にイン側に進路を採ります。そして、アウト側からはストロールが。スリーワイドになってターン1に飛び込むこの3台。果たして最初に飛び込んだのは大外からまくったストロールです。ボッタスと角田裕毅の2台が争っている隙を突いて2つ一気にポジションアップ。正に漁夫の利といったところでしょうか。一方、イン側に着いたボッタスもオーバーテイク。何と角田裕毅、一気に2つポジションダウンしてしまいました。予選結果が良かっただけにこれはガッカリですね。33周目、ボッタスの左フロントタイヤがパンクします。マシン底部から火花を散らしながら走行を続けますが、コントロールを失ってコースアウト。後続のアロンソのオンボードカメラにはヤバい程の火花が飛び散っている映像が映っています(汗)。何とかコースに復帰して火花を散らしながら何とか走行を続けてピットイン。大きく順位を落としました。そして、マシン底部を擦りながら走行を続けたことによりマシンが深刻なダメージを受けた為、後程リタイアとなります。そして、レースの方はハミルトンが逃げ切ってトップチェッカー。フェルスタッペンとの差を更に縮めました。2位はフェルスタッペン。7番グリッドからの追い上げです。残り2戦の時点でハミルトンとのポイント差は8ポイント。ハミルトンが優勝、フェルスタッペンが2位というのを2戦続けても逆転されてしまうので、あと1回の優勝は必須条件ですね。2016年のロズベルグの時は、終盤戦、ハミルトンが優勝しても2位に連続入賞することで逃げ切ることができましたが、今回の場合はそうはいきません。地獄の門番の様にフェルスタッペンの前に立ちはだかるハミルトン。フェルスタッペンは彼を打ち負かすことができるのでしょうか?そして、3位はアロンソ。何と7年、105戦振りのポディウムです。4位のペレスとの差は3秒を切っていました。チームメイトのオコンがペレスに抜かれた後もしつこく絡んでアロンソの援護射撃をした甲斐がありましたね。久々のシャンパンファイトを楽しむアロンソ。迷惑そうな(?)フェルスタッペンを他所にメチャ楽しそうでした。思えば、アロンソはフェラーリからマクラーレンに移籍した後は戦闘力不足のマシンに泣かされた(というより怒り狂った)時期もありました。その後、2年間マシンを降り、今シーズンアルピーヌで現役復帰した訳です。ライコネンが今シーズン限りで引退することで現役最年長になります。史上最年少でタイトルを獲ったアロンソが最年長だなんて時の流れを感じさせますね。今後もベテランらしい老獪なドライビングを期待したいところです。

2021 ROUND 19 BRAZILIAN GP

2021年11月21日 03時41分00秒 | Weblog
1位 L.ハミルトン メルセデスAMG
2位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
3位 V.ボッタス メルセデスAMG
4位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
5位 C.ルクレール フェラーリ
6位 C.サインツ フェラーリ
7位 P.ガスリー アルファタウリ・ホンダ
8位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
9位 F.アロンソ アルピーヌ・ルノー
10位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス

 ブラジルGPです。今回もイタリアGPに続き久々のスプリント予選が行われました。決勝レースのスターティンググリッドはスプリント予選の結果で決まります。ポールはボッタス。以下、フェルスタッペン、サインツ、ペレス、ノリス、ルクレール、ガスリー、オコンと続きます。尚、ハミルトンは予選でトップタイムを叩き出したものの、DRSに技術的な違反が見つかりタイム抹消。スプリント予選は最後尾からスタートしました。そして、怒涛の追い上げを見せ5位でフィニッシュ。しかし、パワーユニットの交換をしている為5グリッドの降格。結果、10番グリッドからのスタートとなっております。スタートはフェルスタッペンの出だしが良くポールのボッタスをややリード。ボッタスも張り合ってサイドバイサイトのままターン1に突入しますが、やはり不利なアウト側、縁石を乗り越えた後にフェルスタッペンの先行を許します。後方ではノリスとサインツが接触。出遅れたサインツをノリスが白線の外に出て前に出ようとしますが、コース内に戻ることを意識し過ぎてインに寄り過ぎたのが、サインツにぶつけることになり、瞬間、タイヤがら白煙が上がり挙動を乱してコースアウト。パンクの為ピットインすることになり大幅ポジションダウンです。48周目、度重なるペナルティで大幅にグリッド降格を言い渡されてきたハミルトンがスプリント予選に続き怒涛の追い上げ。何と、フェルスタッペンの背後に迫って来ました(汗)。バックストレートでアウト側に並びかけるハミルトン。フェルスタッペンはブレーキを遅らせ過ぎたのか、アウト側の縁石の外に飛び出します。ハミルトンも押し出される様に同じくコースアウト。エスケープゾーンは舗装されているので問題無く2台共コースに戻ります。フェルスタッペンに追い付くも、左右にマシンを振って応戦するライバルを前に抜きあぐねるハミルトン。この後はしばらく膠着状態が続きます。そして、迎えた59周目。先程と同じバックストレートでフェルスタッペンの背後に着くハミルトン。フェルスタッペンはイン側にブロックラインを採っていますが、かまわずアウト側からズバッと抜きにかかります。今度は余裕を持って前に出たハミルトン、遂に首位に躍り出ました。そして、レースの方はハミルトンがそのまま逃げ切ってトップチェッカー。フェルスタッペンとのポイント差を5ポイント縮めることに成功しました。度重なるペナルティにもめげずに怒涛の追い上げで勝利を掴み取ってみせたハミルトン。恐ろしいですね。これまで数多の勝利を挙げてきましたが、今尚勝利にかける貪欲さはどこから湧いてくるのでしょうか?前人未到の8度目のタイトルがかかっているというのもあるでしょうが、フェルスタッペンはこの難敵を伏してタイトルを収めることが出来るのでしょうか?

2021 ROUND 18 MEXICO CITY GP

2021年11月14日 06時17分38秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
4位 P.ガスリー アルファタウリ・ホンダ
5位 C.ルクレール フェラーリ
6位 C.サインツ フェラーリ
7位 S.ベッテル アストンマーチン・メルセデス
8位 K.ライコネン アルファロメオ・フェラーリ
9位 F.アロンソ アルピーヌ・ルノー
10位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス

 メキシコGPです。スターティンググリッドはポールがボッタス。以下、ハミルトン、フェルスタッペン、ペレス、ガスリー、サインツ、リチャルド、ルクレールと続きます。フロントロウをメルセデスに、セカンドロウをレッドブルに分け合う形となっております。メルセデスとレッドブル、激突必至の様相です。レッドブルに続いて弟分、アルファタウリのガスリーが5番グリッド。フェラーリ2台を抑えてのこのポジション、絶好調ですね。スタートはメルセデスの2台が横並びで加速。ボッタスがややリードしていましたがイン側のハミルトンが伸びてきてホールショット、と思いきや、大外のフェルスタッペンがターン1のブレーキングでポーンッと前に出てホールショット。メルセデスの2台が競り合っている間においしいところも持って行ったフェルスタッペン。まさに「漁夫の利」といったところでしょうか。そして、ボッタスは後方でペレスと競り合っていたリチャルドと接触してスピン。最後尾まで後退します。そして、その後方でもアクシデントが発生。スピンしたボッタスを避けようと左に寄ったミック・シューマッハがオコンと接触。マシンが少し浮き上がるくらいの衝撃でコースアウト。そのままリタイアとなりました。角田裕毅は、その時左に寄ったオコンと接触。こちらはマシンが派手に大きく浮き上がる程の衝撃。コース脇にマシンを停めてリタイアです。その2台、ミック・シューマッハと角田裕毅にサンドイッチされたオコンはそのまま走行を続けます。この騒擾により早くもセーフティーカーの導入です。そして、4周目にはレース再開。フェルスタッペン、ハミルトン、ペレス、ガスリー、ルクレール、サインツのオーダーでレースは進みます。その後、ハミルトンはフェルスタッペンにじわじわと引き離されて行くことになるのですが。60周目、当初6秒程あったハミルトンとペレスとのギャップは1秒程にまで縮まってきました。DRSでも使われたら一気にオーバーテイクされる可能性があります。そうなったら、タイトルを争う上でも大きな痛手となることでしょう。地元メキシコのペレスのファンは大盛り上がりでイケイケムードです。そして、レースの方はフェルスタッペンが逃げ切りトップチェッカー。ランキングでのポイント差を更に広げました。2位はハミルトン。ペレスからのプレッシャーを跳ね除けてのフィニッシュです。いつもは攻める側に回ることが多いハミルトンですが、守りに回るのは珍しいですね。まさに、現在のチーム間の勢力図を現しているかの様です。3位はペレス。ハミルトンを攻め切れずレッドブルのワンツーフィニッシュは逃しましたが、地元レースで初のポディウム。レース終了後、メキシコ国旗を掲げての大喜びです。フィニッシュの瞬間、スタンド全体が盛り上がりをみせました。さすが、ラテンアメリカ、アツいですね。ドライバーズランキングですが、優勝を逃しても必ず2位に入ってくるハミルトン。やはり手強いですね。フェルスタッペンは無事に逃げ切ってタイトルを戴冠できるのでしょうか。今後の展開に増々目が離せなくなってきました。