F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

2023 ROUND 8 CANADIAN GP

2023年06月25日 10時22分49秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
3位 L.ハミルトン メルセデスAMG
4位 C.ルクレール フェラーリ
5位 C.サインツ フェラーリ
6位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
7位 A.アルボン ウイリアムズ・メルセデス
8位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
9位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
10位 V.ボッタス アルファロメオ・フェラーリ

 カナダGPです。スタートはポールのフェルスタッペンが無難にホールショット。2番グリッドのアロンソは3番グリッドのハミルトンに直角コーナーのターン1でイン側に入り込まれポジションを落とします。更に、大きく回り込むターン2でアウト側からラッセルに並びかけられますが、ここは粘って何とかポジションを死守します。12周目、ターン8の縁石に乗り上げて挙動を乱したラッセルはスライドしたままターン9のアウト側のウォールにヒット。デブリが散乱する程の激しいアクシデントでセーフティーカーが導入されます。ラッセルはタイヤ交換して走行を続けますが、後にリタイアすることになります。このタイミングで各車続々とピットイン。タイヤ交換を済ませます。そんな中、ハミルトンがアロンソの目の前でレーンに復帰。アロンソが右手を挙げて怒りを露わにしますが、これ、一般公道だったらあおり運転につながりかねませんよ(汗)?22周目、ターン10のヘアピンを立ち上がったアロンソは続くストレートでハミルトンとの間合いを一気に詰め、最終シケインでオーバーテイク。先程タイヤ交換時にハミルトンに割り込みをされた訳ですが、無事にポジションを取り戻すことができました。そして、レースの方はフェルスタッペンが余裕のトップチェッカー。今シーズン7勝目です。2位はアロンソ。フェルスタッペンと互角のラップタイムを叩き出す等その速さは本物です。まあ、ひとつ気がかりといえばチームメイトのストロールがあまりにもアロンソに差をつけられているということでしょうか。そして、7位はアルボン。1ストップ作戦と絶妙なブロックで入賞を果たしました。非力なウイリアムズのマシンで7位入賞とは正直驚異的ですらあると思います。関係者はアルボンのこのリザルトに注目している筈ですから、声が掛かって速いチームに移籍できればと思います。F1は不公平な世界でもありますが、やはり才能のあるドライバーにはチャンスを与えるべきでしょう。

2023 ROUND 7 SPANISH GP

2023年06月11日 12時29分32秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 G.ラッセル メルセデスAMG
4位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
5位 C.サインツ フェラーリ
6位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
7位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
8位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
9位 周冠宇 アルファロメオ・フェラーリ
10位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー

 スペインGPです。スタートはポールのフェルスタッペンの出だしが良くホールショット。2番グリッドのサインツの出だしも良く、ターン1の手前で僅かにフェルスタッペンの前に出ますが、イン側をガッチリキープしていたフェルスタッペンに行く手を阻まれます。後方ではハミルトンがノリスのインに入ってオーバーテイク。しかし、小競り合いでペースの鈍ったサインツに前を抑えられ、ペースダウンしたハミルトンにノリスが追突。ノリスはフロントウイングを破損しピットインを余儀なくされ、絶好のポジションを失うことになります。52周目、ホームストレートでオーバーテイクを仕掛けようとしたアロンソに対してオコンが露骨にブロック。アロンソはピット出口にまで追いやられながらもオコンをオーバーテイク。7番手にジャンプアップです。オコンは昨シーズンまでアロンソのチームメイトだった訳ですが、その頃からアロンソに対してアグレッシブなバトルを仕掛けていました。チームが変わってもアロンソに対する態度は変わらない様ですね(汗)。そして、レースの方はフェルスタッペンが悠々自適の一人旅でトップチェッカー。向かうところ敵無しの5連勝です。直接のライバルであるチームメイトのペレスが4位ということで、更にポイント差が開きました。

2023 ROUND 6 MONACO GP

2023年06月04日 05時53分46秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
3位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
4位 L.ハミルトン メルセデスAMG
5位 G.ラッセル メルセデスAMG
6位 C.ルクレール フェラーリ
7位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー
8位 C.サインツ フェラーリ
9位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
10位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス

 モナコGPです。スタートはポールのフェルスタッペンがホールショット。大きな混乱は無く、各車続々と通過していきます。ステーションヘアピンではストロールを始め、数台のマシンが接触。各車行き場を失い混雑する様な場面がみられました。11周目、トンネルの出口でサインツがオコンに迫ります。出口のシケインでイン側に飛び込むべくブレーキを遅らせますがタイミングが合わずにオコン軽く追突。両車とも接触のあおりで挙動を乱し、シケインをショートカットしますがマシンにダメージは無い様でそのまま走行を続けます。35周目、シケインの出口でペレスがマグヌッセンに追突。周回遅れの処理に失敗したペレスはフロントウイング交換の為にピットインを強いられ大きく後退することになります。51周目に雨が降り始め各車一気にペースダウン。次第に雨脚が強まりピットインするマシンが出始めます。路面が完全にウェットと化した時点でコース上のいたる所でコントロール不能に陥りクラッシュや接触、スピンするマシンが続出。そんな中、フェルスタッペンがバツグンのタイヤマネージメントとマシンコントロールでトップチェッカー。4連勝で開幕戦からは連続ポディウムで完走率100%となっております。速い上に完走率も高いとあってはもう手がつけられませんね(汗)。2位にはアロンソ。カオスな状況の中でも冷静な判断で生き残りました。フェルスタッペン同様、ベテランらしいタイヤマネージメントとマシンコントロールの巧さが光りましたね。3位はオコン。久々のポディウムです。2021年にハンガリーGPで優勝して以来のポディウムとなります。序盤にサインツに追突されるも、その後は安定した走りをみせました。そして、今回ノーポイントに終わったペレス。周回遅れの処理に失敗しマグヌッセンやストロールと接触。ウェットとなってからはシケインでコントロールを失いウォールにヒット。更にはコースに復帰したラッセルに進路を阻まれ追突とラフなドライビングが目立った今回のレース。フェルスタッペンとのタイトル争いにプレッシャーを感じているのでしょうか。とまれ、これでタイトル争いからは大きく後退です。昨シーズンは優勝していることもあり満を持して臨んだモナコGPですが、期待外れの結果となってしまいました。さて、雨のモナコGPというと後世に語り継がれるレースになることが多々ありますが(1984年等)、今回のレースが語り継がれるかどうかはともかく、印象的なレースとなったことは間違いないでしょう。