F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

ROUND 1 AUSTRALIAN GP

2009年03月31日 22時08分59秒 | Weblog
1位 J.バトン ブラウン・メルセデス
2位 R.バリチェッロ ブラウン・メルセデス
3位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
4位 T.グロック トヨタ
5位 F.アロンソ ルノー
6位 N.ロズベルグ ウイリアムズ・トヨタ
7位 S.ブエミ トロロッソ・フェラーリ
8位 S.ブルデー トロロッソ・フェラーリ

 いや~、スゴかったですね、オーストラリアGP!初参戦のブラウンGPがワンツーフィニッシュですヨ!しかも、予選でフロント・ロウを独占していたというオマケ付き。テストの時から好調だったので、ある程度期待はしていたのですが、ここまでやるとは思ってもみませんでした。まあ、チーム代表であるロス・ブラウンは、テクニカル・ディレクターとして常勝フェラーリを築き上げた中心人物の一人なので、相当なやり手であるというのはわかってはいましたが………。ここまでやれれると、同じメルセデスエンジンを使っているマクラーレンの立場は全く無いですね。メルセデスの資本金が入っている、いわばセミワークスともいえるチームが、プライベーターに完敗してしまったのですから。さて、ブラウンGPに負けない位の劇的な勝利を昨シーズンのイタリアGPで飾ったベッテル。こちらも、先頭を行くバトンにレース中通して食らい付くという健闘を見せていたのですが、ラスト3周でオーバーテイクを仕掛けてきたクビサと接触してリタイア。一応リザルトは14位完走という結果に終わっています。まだまだ、やんちゃ坊主といった感のあるベッテルですが、今シーズンどれだけ暴れてくれるのか実に楽しみですね。ところで、レッドブルファミリーは今シーズン3人の「セバスチャン」を起用しました。前述のベッテル、琢磨とのシート争いを制したブルデー、そして今シーズントロロッソに加入したブエミ。全員国籍が違うのにセバスチャン!(ベッテルはドイツ人、ブルデーはフランス人、ブエミはスイス人)ここまでゼバスチャンばかりだと、一人残されたマーク・ウェーバーの肩身が狭くなる………、ということは全く無いとは思いますが、自分としては何故セバスチャンばかり集まったのかと、どうでもいいところが非常に気になってしまいました。ブエミとブルデーの二人は7・8位入賞と幸先の良いスタートを切っています。どうせなら、セバスチャン同盟でも作って旋風を巻き起こしてくれると面白いかも(笑)。

TAKUMA SATO

2009年03月03日 21時02分53秒 | Weblog
 今シーズンのシートを獲得すべくトロ・ロッソのテストに参加していた佐藤琢磨ですが、残念ながらシートを得ることはできませんでした。既にGP2ドライバーのセバスチャン・ブエミのシートは決まっていて、残る一つのシートが空いているという状況でした。チームとしてはホンダの撤退で微妙なことになっているバトンの動向を見守るという選択肢もありましたが、最終的に決定したのは昨シーズンもトロ・ロッソを運転していたセバスチャン・ブルデー。佐藤琢磨はタイムも悪くなく、スタッフからの評価も良かったのですが残念な結果に終わってしまいました。ブルデー採用の決め手となったのはどうやら持ち込んだスポンサーの様です。予想以上に急速に進んできた不況によりブルデーに運が回ってきたというところでしょうか。現在日本人F1ドライバーは中嶋一貴ただ一人となってしまいました、寂しいですネ。とはいえ、現在GP2を走っているトヨタの小林可夢偉が手厚いバックアップを受けている様なので、新たな日本人F1ドライバーが誕生するのは時間の問題と思われます。ちなみに自分が今一番注目しているドライバーは昨年のF3マカオGPで優勝した国本京佑です。世界中の猛者がしのぎを削るこのレースで勝つというのは、やはりスゴイことだと思うんですよネ(ちなみに佐藤琢磨もマカオGPで勝っています)。小林可夢偉と同じTDP(トヨタのドライバー育成プログラム)契約ドライバーなので、将来F1に上がってくるのは間違い無し!と思っています。