F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

2016 ROUND 3 CHINESE GP

2016年04月23日 04時52分25秒 | Weblog
1位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
2位 S.ベッテル フェラーリ
3位 D.クビアト レッドブル・タグホイヤー
4位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
5位 K.ライコネン フェラーリ
6位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
7位 L.ハミルトン メルセデスAMG
8位 M.フェルスタッペン トロロッソ・フェラーリ
9位 C.サインツ トロロッソ・フェラーリ
10位 V.ボッタス ウイリアムズ・メルセデス

 中国です。ロズベルグ、開幕3連勝です。今シーズン初のポールでしたがスタートでリチャルドが好スタートを切り、ロズベルグは2番手に後退するも、程なく首位の座を奪い返します。その後、リチャルドのタイヤバーストによりセーフティーカーが出動する事態となりますが、ロズベルグは順調に周回を重ねトップチェッカー。開幕3連勝となりました。一方チームメイトのハミルトンはマシントラブルにより予選でタイムが記録できずに最後尾スタート。スタート時の混乱の余波を受けて、接触によりフロントウイングを失ってしまい緊急ピットインするという憂き目に遭っています。7位まで挽回したのはさすがといえますが、昨シーズンまでの覇気があまり感じられないんですよね。ハミルトン本来の実力だったら表彰台圏内まで挽回していてもおかしくありません。3回タイトルを獲ったことで、勝利に対する執着心がなくなってしまったのでしょうか?2位はフェラーリのベッテルです。やはりこちらも、スタート時の混乱であおりを受けてしまいました。2コーナーに向けて「やんちゃ坊主」クビアトが勢いよくフェラーリ2台のインに侵入。逃げ場を失ったベッテルは、あろうことかアウト側にいたライコネンと接触。ベッテルは順位を落としたものの、何とかコース上に留まりレースを続行。一方のライコネンはフロントウイングと左フロントタイヤにダメージを負い緊急ピットインとなっています。2台ともスタートで順位を大きく落としたのですが、両者入賞したのはさすがという他ありません。接触がなければもっと上位に入賞していた筈ですから、本当にもったいなかったですね。さて、3位は「やんちゃ坊主」クビアトです。2015年ハンガリーGP以来の表彰台となりました。2コーナーでの「伸び」は驚異的であっという間にベッテルのインに潜り込みました。結果、フェラーリの2台を含め、大きくジャンプアップすることに成功。序盤、3番手で周回を重ねます。その後は、順位を大きく落とした筈のベッテルに抜き返されましたが久々に結果を出すことができました。レース後、ベッテルがクビアトに説教をするシーンがありましたが、自分的にはあのスタートは問題無しとみています。クビアトのレッドブルはベッテルのフェラーリに接触した訳ではありませんからね。確かに際どい状況でしたが、前回バーレーンGPでハミルトンに思いっ切りぶつかったボッタスのスタートに比べれば全然マシです。さて、4位は同じくレッドブルのリチャルド。好スタートを切り、レース序盤は先頭を走っていましたが、ロズベルグに首位を奪還された後タイヤバーストが起こり、セーフティーカー出動の原因となってしまいました。このトラブルで大きく順位を落としたものの、その後は渾身の追い上げで4位まで挽回。タイヤバーストが無ければ表彰台は確実だったのではないでしょうか。ここ数戦、なかなか好調なレッドブル。昨シーズンはウイリアムズの後塵を拝してコンストラクターズランキングで4位に甘んじましたが、今シーズンはいい成績が期待できそうですね。

2016 ROUND 2 BAHRAINI GP

2016年04月09日 01時14分44秒 | Weblog
1位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
2位 K.ライコネン フェラーリ
3位 L.ハミルトン メルセデスAMG
4位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
5位 R.グロジャン ハース・フェラーリ
6位 M.フェルスタッペン トロロッソ・フェラーリ
7位 D.クビアト レッドブル・タグホイヤー
8位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
9位 V.ボッタス ウイリアムズ・メルセデス
10位 S.バンドーン マクラーレン・ホンダ

 バーレーンGPです。ロズベルグ開幕2連勝、昨シーズンから数えて5連勝です。ポディウムのロズベルグ、本当に嬉しそうですね。「ヒャッハーーーー!」という雄叫びが聞こえてきそうです(爆)。「梨汁ブシャーーーー!」とか(更に爆)。冗談はさておき(汗)ロズベルグ、「まだタイトルは考えていない」と言っていますが、意識しない訳がありません。心中深く期するところがあるのは間違いないでしょう。まあ、こんなシーズン序盤からタイトル気にしてたら緊張で精神的に持たない、というのもあるんじゃないですかね。2位はライコネン。スタートでミスったものの、その後は堅実な走りでリカバリー、2位表彰台ゲットです。状況的にみて、これがベストの結果ではないでしょうか。終盤、ロズベルグとの差を詰めつつあったので、スタートのミスがもったいなかったですね。今シーズンも流れ次第では、フェラーリにも十分勝つチャンスがありそうです。一方チームメイトのベッテルはフォーメーションラップ時に白煙を吹いてエンジントラブル。レーススタート前に早々にリタイアとなっています。2戦連続で1台フィニッシュはコンストラクターズのランキング争いではちょっと痛かったですね。早くもメルセデスに差をつけられる結果となりました。3位はハミルトン。前回のオーストラリアに続きポールだったのですが、スタートで出遅れ。そして、1コーナーでイン側に潜り込んできたボッタスと接触して順位を大きく落としてしまいました。ゴボウ抜かれしている瞬間「またかよー!」とシャウトしていたのは想像に難くありません(汗)。それでも、3位まで挽回したのは流石ですね。今シーズンのハミルトン、スタートに難あり、といったところでしょうか。尚、ボッタスはスタート時の混乱の原因となった過度でドライブスルーペナルティを受けています。ひょっとして、ぶつかる相手を間違えたのでしょうか?まあ、ライコネンはボッタスに絡まれなかったおかげで表彰台に立てたはずですからね(汗)。さて、5位にはハースのグロジャンです。現在の高度な技術の粋を極めたF1で、新興チームながらコンスタントに入賞するというのは並大抵のことではありません。それだけ、フェラーリのPUがイケてるということもあるのでしょうが、シャーシーの設計もPUに負けないぐらいイケてるのでしょう。デビューイヤーでいきなり活躍した、かつてのジョーダン・グランプリを思い出しますね。そして、10位にはバンドーン。マクラーレンの控えドライバーですが、ドクターストップにより欠場したアロンソの代わりに出走しました。デビュー戦で入賞とはやりますね。正ドライバーのバトンがポイントを獲得できていない中、入賞した訳ですから文句無しにいい仕事をしたといえるでしょう。急遽、関係者の注目を浴びることになりました。チャンスを見事に生かしたバンドーン、注目株として今後活躍していけるのか、チェックしておいても損は無さそうですね。まあ、次の中国GPではアロンソが復帰することになるとは思いますが。