1位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
2位 S.ベッテル フェラーリ
3位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
4位 K.ライコネン フェラーリ
5位 L.ハミルトン メルセデスAMG
6位 V.ボッタス ウイリアムズ・メルセデス
7位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
8位 M.フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー
9位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
10位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
ヨーロッパGPです。初開催のアゼルバイジャン共和国の首都、バクー市街地サーキットです。アゼルバイジャンは地理的には北にロシア、南にトルコとイランが、そして東にはカスピ海が面しています。ヨーロッパと中東に挟まれ、地政学的にもかなり微妙な場所に位置していますね。また、同国のナゴルノ・カラバフというアルメニア人が多数住む地域は紛争多発地帯。事実上独立しており内政的にもかなり問題を抱え込んでいます。民俗構成はテュルク系民族のアゼルバイジャン人が90%を占めており、地理的にはヨーロッパですが民族構成は完全にアジア系といえます。アゼルバイジャンって結構名前は聞くけど、どんな国なのか判らない、場所もよく判らないという人が大多数ではないでしょうか?もちろん自分もよく判りませんでした(汗)。さて、初開催、注目の市街地サーキットですが一言で表すと「マジスカ?」という感じですね(爆)。コースのすぐ隣には石造りの建物が林立しており、高い建物に囲まれた8~12コーナーは、コース幅の狭さとトリッキーなレイアウトで正に驚きのエンターテインメント(爆)。安全性に疑問を持つドライバーがいても不思議ではありません。ていうか、普通の感覚だったら間違い無く危険だと感じるでしょう。さて、この市街地サーキット、何とボッタスが予選でF1史上最高速の378km/hをマーク!これには設計者のティルケ先生も驚きのご様子。ストレートが超長いことで有名なメキシコのエルノマス・ロドリゲス・サーキットが大体360km/h位ですからね。パーマネントコースではなく、市街地サーキットで史上最高速を出したというのが、まずありえません。机上の計算だけではまだまだ判らないことがある、ということでしょう。さて、レースの方は開催前の心配をよそに盛り上がりを見せました。優勝はロズベルグ、4戦振りの勝利です。一度も先頭の座を譲ることなく2度目のグランドスラム達成です。久々の勝利にポディウムで喜びを爆発させるロズベルグ。最大のライバル、ハミルトンに猛チャージを受けている今、頭の中にあるのはグランドスラムの達成感よりもタイトルの行方だとは思いますが。2位はベッテル。ピット戦略で2番手スタートのリチャルドを逆転しました。今シーズン5回もポディウムに上がっていますが、未だ優勝はありません。メルセデスの2台が共倒れとなり最大のチャンスだったスペインGPでは伏兵のフェルスタッペンに優勝をかっさらわれています。いい所までいくけどなかなか勝てない。そろそろフラストレーションが溜まっていてもおかしくなさそうですが、ポディウムでの表情を見る限りそんなこともなさそうですね。そして3位はメキシコ期待の星、ペレスです!モンテカルロに続き、ここバクーでもポディウムをゲット。市街地コースで抜群の強さを見せております。過去に活躍したメキシコ人ドライバーといえば、1960年代のロドリゲス兄弟が有名ですが、正に彼らに続く久々の期待の星と言っても過言ではないでしょう。ここまで活躍すると、トップチームへの再就職の噂も現実味を帯びてきますね。まあ、メルセデス、フェラーリ、レッドブルのドライバーラインナップは動きそうにないので、アロンソがボヤき始めているマクラーレン辺りが妥当でしょうか………。
2位 S.ベッテル フェラーリ
3位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
4位 K.ライコネン フェラーリ
5位 L.ハミルトン メルセデスAMG
6位 V.ボッタス ウイリアムズ・メルセデス
7位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
8位 M.フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー
9位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
10位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
ヨーロッパGPです。初開催のアゼルバイジャン共和国の首都、バクー市街地サーキットです。アゼルバイジャンは地理的には北にロシア、南にトルコとイランが、そして東にはカスピ海が面しています。ヨーロッパと中東に挟まれ、地政学的にもかなり微妙な場所に位置していますね。また、同国のナゴルノ・カラバフというアルメニア人が多数住む地域は紛争多発地帯。事実上独立しており内政的にもかなり問題を抱え込んでいます。民俗構成はテュルク系民族のアゼルバイジャン人が90%を占めており、地理的にはヨーロッパですが民族構成は完全にアジア系といえます。アゼルバイジャンって結構名前は聞くけど、どんな国なのか判らない、場所もよく判らないという人が大多数ではないでしょうか?もちろん自分もよく判りませんでした(汗)。さて、初開催、注目の市街地サーキットですが一言で表すと「マジスカ?」という感じですね(爆)。コースのすぐ隣には石造りの建物が林立しており、高い建物に囲まれた8~12コーナーは、コース幅の狭さとトリッキーなレイアウトで正に驚きのエンターテインメント(爆)。安全性に疑問を持つドライバーがいても不思議ではありません。ていうか、普通の感覚だったら間違い無く危険だと感じるでしょう。さて、この市街地サーキット、何とボッタスが予選でF1史上最高速の378km/hをマーク!これには設計者のティルケ先生も驚きのご様子。ストレートが超長いことで有名なメキシコのエルノマス・ロドリゲス・サーキットが大体360km/h位ですからね。パーマネントコースではなく、市街地サーキットで史上最高速を出したというのが、まずありえません。机上の計算だけではまだまだ判らないことがある、ということでしょう。さて、レースの方は開催前の心配をよそに盛り上がりを見せました。優勝はロズベルグ、4戦振りの勝利です。一度も先頭の座を譲ることなく2度目のグランドスラム達成です。久々の勝利にポディウムで喜びを爆発させるロズベルグ。最大のライバル、ハミルトンに猛チャージを受けている今、頭の中にあるのはグランドスラムの達成感よりもタイトルの行方だとは思いますが。2位はベッテル。ピット戦略で2番手スタートのリチャルドを逆転しました。今シーズン5回もポディウムに上がっていますが、未だ優勝はありません。メルセデスの2台が共倒れとなり最大のチャンスだったスペインGPでは伏兵のフェルスタッペンに優勝をかっさらわれています。いい所までいくけどなかなか勝てない。そろそろフラストレーションが溜まっていてもおかしくなさそうですが、ポディウムでの表情を見る限りそんなこともなさそうですね。そして3位はメキシコ期待の星、ペレスです!モンテカルロに続き、ここバクーでもポディウムをゲット。市街地コースで抜群の強さを見せております。過去に活躍したメキシコ人ドライバーといえば、1960年代のロドリゲス兄弟が有名ですが、正に彼らに続く久々の期待の星と言っても過言ではないでしょう。ここまで活躍すると、トップチームへの再就職の噂も現実味を帯びてきますね。まあ、メルセデス、フェラーリ、レッドブルのドライバーラインナップは動きそうにないので、アロンソがボヤき始めているマクラーレン辺りが妥当でしょうか………。