1位 G.ラッセル メルセデスAMG
2位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
3位 K.アントネッリ メルセデスAMG
4位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
5位 C.ルクレール フェラーリ
6位 L.ハミルトン フェラーリ
7位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
8位 N.ヒュルケンベルグ ステーク・フェラーリ
9位 E.オコン ハース・フェラーリ
10位 C.サインツ ウイリアムズ・メルセデス
カナダGPです。スターティンググリッドはポールがラッセル。以下、フェルスタッペン、ピアストリ、アントネッリ、ハミルトン、アロンソ、ノリス、ルクレール、アルボン、コラピントと続きます。前回のスペインGPで今シーズン初入賞のアロンソ。気が付くと4戦連続でシングルグリッドに着いております。調子が上向いてきたアロンソ。ニューウェイ効果が出たのでしょうか?スタートはラッセルが上手くダッシュを決めホールショット。後続車に混乱は無く次々と通過していきます。ターン3ではアントネッリがピアストリのインに潜り込んでオーバーテイク、3番手にジャンプアップです。ターン8ではコラピントにインを突かれたアルボンが押し出される形でコースアウト。凸凹の路面をショートカットしつつコースに復帰します。62周目、ノリスがピアストリに迫ってきました。ノリスは激しく車間距離を詰めてピアストリにプレッシャーを与えます。66周目、ヘアピンになっているターン10でノリスはピアストリをオーバーテイク。しかし、ピアストリもさるもの。ラインをクロスさせて次のストレートに向かう立ち上がりでノリスと並走します。不利なアウト側に着けていたノリスは一旦引きます。最終シケインを立ち上がりストレートでピアストリの背後に着いたノリス。ノリスは勢い余ったのか、ここでピアストリの後部に接触。フロントウイングが脱落したノリスのマシンはその衝撃でウォールにヒット。フロントサスペンションを破損したノリスはその場でリタイアとなります。一方、接触されたピアストリはそのまま走行を続け4位入賞。このアクシデントでセーフティーカーが出動。レースの方は結局セーフティーカー出動のままフィニッシュを迎えます。ポールからスタートしたラッセルが今シーズン初優勝となりました。さて、今回リタイアに終わったノリスですがこれは痛いですね。散々暴れまわった挙句、勝手に自滅した様な状況ですからね。自身の奮闘が実らなかったどころか、無に帰してしまったのですから。まあ、救いといえばピアストリを巻き込まなかったことでしょう。もし、2台共リタイアになっていたら、関係者を集めて話し合いの場を持つ状況に発展していたでしょうから。また、シケイン手前ではノリスが若干前に出ていました。もし、ここでノリスが強引に通常通りにシケインに侵入していたら、間違い無くピアストリを巻き込んでいたでしょう。これは本当に最悪のシナリオでしたが、ノリスのほんの一瞬の判断で避けることができました。そして、バトル自体もフェアに行われていました。変に幅寄せすることもなく、引くところは引いていました。これは、ノリスの人柄を表しているともいえるでしょう。ちなみに、この世界では「良い人」はチャンピオンになれないとも言われています。昨シーズン、ノリスがチャンピオンになれなかったのは優し過ぎたからかもしれません。何とも皮肉なことですが…。
2位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
3位 K.アントネッリ メルセデスAMG
4位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
5位 C.ルクレール フェラーリ
6位 L.ハミルトン フェラーリ
7位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
8位 N.ヒュルケンベルグ ステーク・フェラーリ
9位 E.オコン ハース・フェラーリ
10位 C.サインツ ウイリアムズ・メルセデス
カナダGPです。スターティンググリッドはポールがラッセル。以下、フェルスタッペン、ピアストリ、アントネッリ、ハミルトン、アロンソ、ノリス、ルクレール、アルボン、コラピントと続きます。前回のスペインGPで今シーズン初入賞のアロンソ。気が付くと4戦連続でシングルグリッドに着いております。調子が上向いてきたアロンソ。ニューウェイ効果が出たのでしょうか?スタートはラッセルが上手くダッシュを決めホールショット。後続車に混乱は無く次々と通過していきます。ターン3ではアントネッリがピアストリのインに潜り込んでオーバーテイク、3番手にジャンプアップです。ターン8ではコラピントにインを突かれたアルボンが押し出される形でコースアウト。凸凹の路面をショートカットしつつコースに復帰します。62周目、ノリスがピアストリに迫ってきました。ノリスは激しく車間距離を詰めてピアストリにプレッシャーを与えます。66周目、ヘアピンになっているターン10でノリスはピアストリをオーバーテイク。しかし、ピアストリもさるもの。ラインをクロスさせて次のストレートに向かう立ち上がりでノリスと並走します。不利なアウト側に着けていたノリスは一旦引きます。最終シケインを立ち上がりストレートでピアストリの背後に着いたノリス。ノリスは勢い余ったのか、ここでピアストリの後部に接触。フロントウイングが脱落したノリスのマシンはその衝撃でウォールにヒット。フロントサスペンションを破損したノリスはその場でリタイアとなります。一方、接触されたピアストリはそのまま走行を続け4位入賞。このアクシデントでセーフティーカーが出動。レースの方は結局セーフティーカー出動のままフィニッシュを迎えます。ポールからスタートしたラッセルが今シーズン初優勝となりました。さて、今回リタイアに終わったノリスですがこれは痛いですね。散々暴れまわった挙句、勝手に自滅した様な状況ですからね。自身の奮闘が実らなかったどころか、無に帰してしまったのですから。まあ、救いといえばピアストリを巻き込まなかったことでしょう。もし、2台共リタイアになっていたら、関係者を集めて話し合いの場を持つ状況に発展していたでしょうから。また、シケイン手前ではノリスが若干前に出ていました。もし、ここでノリスが強引に通常通りにシケインに侵入していたら、間違い無くピアストリを巻き込んでいたでしょう。これは本当に最悪のシナリオでしたが、ノリスのほんの一瞬の判断で避けることができました。そして、バトル自体もフェアに行われていました。変に幅寄せすることもなく、引くところは引いていました。これは、ノリスの人柄を表しているともいえるでしょう。ちなみに、この世界では「良い人」はチャンピオンになれないとも言われています。昨シーズン、ノリスがチャンピオンになれなかったのは優し過ぎたからかもしれません。何とも皮肉なことですが…。